ドローンデビューをしたくてAliExpressで6000円のSG106を買ってみた話

ドローンデビューをしたくてAliExpressで6000円のSG106を買ってみた話

前回のUSB DACと同じタイミングで、ドローンというやつを買っちゃいました!
「ドローンがあれば、家の中に居ながら外の様子とか見てるんじゃない?」という自堕落な理由で。

そう思い立ってAmazonで4,000円くらいのオモチャを物色していたところ、AliExpressのフラッシュディールに「4K」の文字が輝くドローンがなんと$39で出てる!!釣られましたよこれは・・・

SG106 WiFi Drone

例によって同じ様な商品が沢山の販売元から出てます。ただアプリとか観る限り「ZZZ SG106」というのが商品名かなぁ・・・。

SG106 WiFi FPV RC Drone 4K Camera Optical Flow 1080P HD Dual Camera Aerial Video462222

まずはオフィシャルムービー

といいつつオフィシャルサイトが見つからないので、ほぼそのまんま載せてるGeekbuyingの動画を御覧ください。

カッコいいでしょ?すごい事できそうでしょ??

パッケージは18種類

レビューは1,200件もあって4.6!いいじゃないですか。

そして値段に幅があるのは、カメラxバッテリー数xボディカラーで18種類あるから。

もちろん、買うのは4Kモデル!そしてどれくらい使うかわからないけれど、交互に充電したいのでバッテリー2個付属をチョイス。

Product properties: 4K Black 2B

ってオーダーにも書いてありました(確認)。

6,000円のドローン開封

購入時のお値段は¥ 5,752で11日ほどで届きました。アリババ速い!どこかのバングとは大違いです。
外箱は魚の入る発泡スチロールの様で飾りっ気0。フィルムテープで一周まかれており、潰れてない!どこかのバングとは・・・。

ワクワクしながら開封。綺麗に収められていました。

組立不要の本体にプロポ、予備プロペラとドライバーにプロペラガード、着陸用脚(Landing Gear Skid )とモーター裏用脚。あとは予備バッテリーとUSB充電ケーブルと結構豊富。
脚は着地の ショックを和らげるU字型フレームと、モーターの下にちょっと出るスタイリッシュな脚が選べるようです。開封時は後者が装着済み。

カメラを確認。HDカメラって書いてますね・・・HD?

裏面にもカメラがあります。こちらは720pのうえに画質も悪め。
バッテリーはお尻から抜き差しする形で、簡単に交換できます。

飛行準備

緊張のフライトです。

アプリをインストール

一応画面なしでも操作できるはずですが、今ひとつ反応しなかったり、動きが怪しい。
ということで説明書のQRコードからアプリをダウンロード。

‎ZL.toys on the App Store

アプリをインストールしたiPhoneをプロポにセット。ホルダーを開くとプロポの電源が入るようになってます。

いよいよテイクオフ

英語のマニュアルを読みながら手順を覚えました。図解はされているのでなんとなくわかります。

  1. ドローン本体の電源をON
  2. M8_*********というSSIDにスマホで接続
  3. ZL Toysを起動して、左下の[Calibrate]を押す(ドローン側のLEDが点滅するのでリンクが確認できる)
  4. [Start]を押すとドローンのカメラが映る
  5. プロポで左スティックを↑↓する(プロポのロック解除)
  6. 左右のスティックを内側手前に同時に倒すと、プロペラが周り始める
  7. Enjoy it!!

結構手順ありますね。
テイクオフは左プロポを上に倒してもいいし、One-Button Takeoffを押すだけでも飛びます。

着陸はその逆。さらに緊急時の全停止として[EMERGENCY STOP]ボタンもあり。エマージェンシーとか言いながら割と押す。

こいつ、飛ぶぞ!!

室内に似つかわしくないプロペラの轟音を響かせ、フワッと浮かびました!
ちょっと感動ですよこれは・・・昔中古のラジコンヘリを買って金をドブに捨てた記憶が走馬灯のように蘇ります。

アプリでのコントロール

実際飛ばしてみるとドローンに自分の目がついたみたいで結構面白い。
スマホに映る○を使ってスマホだけでも操作可能。

もちろん写真や動画も撮れます。

が!

確かに写真は4096x3072で撮れる。でも動画が4Kじゃなくて2K止まり!
あれだけデカデカと4Kと書いておいて「写真のことでした^^」は詐欺では・・・

解像度は2K(2048*1080)か720(1280*720)の2モードあって両方とも20fps H.264 MP4。
本体にメモリを持たず、リアルタイムでスマホへ転送しているため実際2Kあたりが限界なのかもしれません。

思ってた以上にドローンでした

というのが第一印象。

フルセットでちゃんと浮いてちゃんとコントロールできる。スマホでドローン視点のフライトも可能。スペアパーツもついてくる。「空飛ぶオモチャ」がこんな値段で買えるようになってたとは・・・。

もちろん値段なりの部分もあって、あくまで「初めてのドローン」キットだと思います。
機体の安定性も今ひとつだし、2Kカメラの画質も荒いので当初の目的だった「部屋に居ながら外の様子をチェック」が出来るかまだ微妙な所です。
オフィシャルムービーにあった追尾とかジェスチャーコントロールとか本当に出来るの??って感じ。

それでもバラストをつけて調節したり、操作を練習すればそのうち目標を達成できるかもしれません。
200g以下の機種ではあるけれど、屋外での飛行は場所とか色々勉強してからにしようとおもいました。

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