最強で最高、そして自由に曲げられちゃうゲーミングディスプレイ「CORSAIR XENEON FLEX 45」
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最強で最高、そして自由に曲げられちゃうゲーミングディスプレイ「CORSAIR XENEON FLEX 45」

いろんなものを解約したつもり貯金でディスプレイ買いました!

CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240 45 インチ OLED (3440 x1440)、240Hz リフレッシュレート、フレキシブルゲーミングモニター

CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240 45インチ OLED UWQHD(3440×1440) 240Hz ゲーミングモニター CM-9030001-JP ...

購入時のAmazon価格は257,627円。

45インチってもはやそれはテレビだよ

ディスプレイサイズ拡大傾向は未だ続いています。
4K(16:9)なら31.5、ウルトラワイドなら34インチウルトラワイドが増えました。

液晶テレビの登場当初を思い返すと、45インチなんてリビングに置いてみんな見てたサイズよな(16:9だったらね)

それを彷彿とさせる梱包箱が届きました。

確かにデカいけれど箱の厚みはそうでもない。
スタンドと組まれて梱包されてたX34 Predatorの方が大きかった感。

うっすーーーいディスプレイ本体が鎮座ましましてます。

パッケージは業務用機器とかでよく見る段ボールが上下分離できるタイプ。
底部の黒いプラスチックパーツを外すと中身を持ち上げずに出すことができ製品と腰にやさしい。
昔よく開けたけれどとても楽なのでディスプレイメーカーはみんな真似て欲しい。

添付品はケーブルフルセットとマニュアル。
巨大な240W ACアダプタ、巨大なベース。

ACアダプタ嫌いなんですがやむなし。
邪魔なのに採用される理由は世界各国でパーツを変えるためかと。
日本版はDELTA製で当然PSE付き。ASK Corpとも明記されていました。

外観チェック – 机をふさぐ巨大サイズ

実際に120cmのテーブル天板に置いてみた。
ほぼ専有されてしまいます。

背面はこんな構造。

薄いフィルムのようなパネル部分を太いアームで横に伸ばしてるような構造。
実際にはフィルムでは無いけれど、極薄パネルなのでベースとハンドル以外は掴んだらダメそう。
両側のハンドルは収納できます。

正面から

スタンド部正面には各スイッチ、USBポートなどが並びます。

画面下部に丈夫なハンドルがあって、チルトする時はここを掴みます。曲げやすい。
その他スイベル、ピボット、高さ調節はありません。

背面のポート部

240Hz入力に対応したHDMI2.1 x2,DP1.4,30W PD及びDP Altに対応したUSB-C、USB3.2 x2、アップリンク用USB-Cと並びます。
アップリンクはコルセアロゴ入りのCtoA USBケーブルが付属します。

ベースにもハンドルがあって設置時はつかめる他、平置き時の脚にもなってます。
自分はここだけテーブルの端から出してケーブルホールに使いました。

セルフ湾曲をチェック

少しの緊張をもって本命の”曲げられるディスプレイ”を体験してみます。

両サイドのハンドルを引き出し、正面ハンドルと交互に握りながら慎重に曲げます。
結構力がいる。

大体このあたりまで曲がれば800Rぽい。
その証拠に限界までくると「パキッ」と音がなります。
破損音ではなく、そういう機能らしい。

一番歪曲具合が分かる角度で撮ってみました。

なかなかに曲がってます。まさにフィルム。

アーム部分を真上からみたところ。

モニターアームのように、パネルの曲がりを支えてるのがわかります。
表示部自体はペラペラ。

ちょっと気になるのは、均一な半円ではなく両端が直線に近くなる不均一な半円となること。
構造上仕方がないけれど、これは曲げ固定の2社ならまた違うのかも。

実際の使用感

実際に使ってみての感想などなど

◯高コントラストで滑らかな最高画質

映りはまさに極上。
黒がダークグレーじゃなくてちゃんと黒い。そして発光表現など光はネオンの様に鮮やか。
最近のスマホは画面がとても綺麗だけど、45インチもの大画面になって眼の前にくると思ったらどうですか!という感じ。

また240Hzは本当に滑らか。
ゲームはグラボの性能もあっていけて120Hzだけど60Hzからの変化は明確。
今までは最大100Hzだったからあえて変えてはいませんでした。

800Rの湾曲はやっぱり見やすい。
今までの40インチフラットと比べ、画面が大きくなったのに両サイドにまで視線を送りやすくなりました。

◯使いやすいファームウェアと入力切替

ファームウェアは出荷時V107だったものが最新はV110。
頻繁にアップデートされています。

  • Firmware V108 available now: Increase brightness by 33%

設定画面の表示、設定可能内容はもちろんのこと、入力切替の動作などもメーカー色の現れやすい所。

コルセアはかなり満足のいく内容と思いました。
正面下部のスティックポインタは操作しやすく、INPUTの切り替えも軽快。無入力時のソース自動切替機能もあり(OFF/ON可能)もテンポがいい。

OLEDパネルは寿命や焼付き対策にパネルのリフレッシュ動作があるようです。
コルセアは電源OFF時に自動実行するので意識する必要なし。代わりに8時間通電したらちゃんと電源を切るように促されます。
Acerは利用中勝手に数pxずらす対応らしく、機能でOFFにできないというのだから怖い話。

◯KVM切替器の代替になる

マウス・キーボードをディスプレイに繋げば、画面選択に合わせてキーマウも接続が切り替わります。
ただしUSB-C接続のノートPCと1台のデスクトップの場合。

アップストリームUSBは一本なので2つのデスクトップには依然KVM切替器が必要。
それでもノートPCの為にゴチャゴチャつけてた変換アダプタが不要になってデスク周りがスッキリしました。

△表示部の位置が高い

実測で床からフレーム下部までの高さは125mmあり、表示領域の最下部となると高さ138mmほど。
そこから表示領域で438mm,フレーム上端では460mmあります。
これを変更することは出来ません。

自分はできる限りディスプレイは低いほうが好き。
なのでまだ首を意図的に上に向けてる感覚があり慣れません。

猫背が防げると考えて、もっと椅子をテーブルに寄せて後継姿勢で使わないとね。

✕表示制御が怪しい部分あり

頻繁ではありませんが、ダークグレー基調の画面に明るいポップアップウィンドウなどが開いた際、ダークグレー部分が少し明滅する傾向があります。
ケーブルの問題かと思って純正に変更したら若干軽減した気はするけれど。

また、白地に黄色のハイライトを表示した際、RGBの色ズレがあります。
DisplayPortのゲーム機でもUSB-C接続ノートPCでも一緒。

これは機器故障なのかサポートに問い合わせるつもり。
ファームで改善とか言われそうな気もしてる。

何度見ても大迫力

そんなワケで自分史上最高のディスプレイを手に入れました。
プロ用フォトディスプレイでもない限り、家庭用としては最高級・最高の製品であることは間違いありません。

あとは上に書いたような細かな不具合が直ってくれるのを期待します。

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