ONDA V701双核版を殻割りしました

ONDA V701双核版を殻割りしました

動かないなら割ってやる!という事で殻割りをしてみました。万が一内蔵メモリがSDカードだったらいいな・・・とも思ったのですが、そんな事は無かった。

ゴム製のネジ隠しを外し、4本のネジを取るだけ。あとはギターピックの様な薄い物を差し込んで、ツメを外しながら1周させると簡単に開きました。

予想に反して?整然とした作りです。バッテリーは「3.7V」の表示のみで容量などの記載は無し。裏を見てみようとヘラを入れたらバッテリーがぐにゃりと曲がったので慌てて戻しました。かなり強固に接着されているので、剥がしたら再利用するのは怖い。

CPUはスペックシートの通りAmLogic AML8726-MX
Mali400 GPUと合わせた性能は44 MTri/s, 800MP/sで、iPad2と比べると4割~6割程度の能力だそうです。素子はソルダーマシンで半田付けされている為、非常に綺麗。コネクタやコード類は手作業でムラが目立つものの、接触不良になりそうな所は見あたりません。

メモリモジュールはHynixの2G83CFR。1個2GBのDDR3-1333モジュールが4個並んでいます。右側にデータピンから来てそうなPadアリ。ここからシリアルでも引き出せれば復活させられそうな予感がするんですけどね。
右下はバッテリの接続部。交換には半田付けが必要。

最後にWi-Fiのアンテナケーブル。綺麗に引き回されたのち、本体の上部(コネクタ側の反対)にてバッテリー裏のフィルムに接続されています。2chではWi-Fi性能に当たり外れがあると話題でしたが、アンテナルートだけで言えば個体差は出そうにありません(なので感度が悪いからと直そうと開けても無駄かも)。

以上、あまりにシンプルな構成なので特に見所も無く終わってしまいました(Wi-Fiのチップは隠れていて識別不可)。中国製品=ハンダ不良の山みたいに思っていたのに、実際はかなり綺麗。このクオリティをこの価格で実現するあたりに日本製品は脅かされているのだなと思いましたよ。

文鎮化についてはどうやら「英語版の32bitOS」であればAmlogic Burning Toolは正常に動くみたい。ただし自分はUltimate 64bit版なのでお手上げ状態です。そんな事しているうちにiPad mini来ちゃうわ。

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