またも中華タブレットが文鎮に!・・・なりかけたところを見事復活させました。
まあ自分が悪いんですけど。
ロゴが出てすぐブラックアウト
ことの起こりは前回の楽天モバイルSIMの記事。
アレコレしているうち、Chuwi Hi9 Proが起動しなくなりました。
苦労して手に入れたのに!!
何度電源を入れても、一瞬Chuwiのロゴが出てすぐブラックアウト。
電源入ったままSIMを入れ替えたから静電気で壊れた??
諦めきれずに操作を繰り返すこと数日。
なんだかだんだん起動するようになってきた。
適確な角度からの適確な衝撃入力(打撃)を繰り返す。
なんとかホーム画面まで起動するようになった!
でもボリュームスイッチの下(ー)を押すと電源が落ちる。
ん、まてよ・・・・?
Chuwi Hi9 Proをバラす
ボリュームスイッチの下にあるのはリセットスイッチ。
その存在を忘れ、イジェクトホールだと思ってピンで突きました。
全然位置違うね?
おそらくここがショートしているのでは?
という予想を元に開けてみることにしました。
どうせこのまま直らなければ粗大ゴミ行きです。
カバー開け
接着剤を疑いドライヤーで外周を熱してみるも変化なし。
全体をねじると、プラスチックになってる上端/下端に僅かな動きを発見。
よじりながらオープニングツールでこじると入りました。
あとは簡単。
接着等はなく、外周を滑らせるようにツールを回すとパカッと開きました。
USB-Cがある上端は硬いので、それ以外のツメから外していきます。
裏表分離させたところ。
ケーブルなどではつながっていません。
システムボードは小さく、内部の大半はバッテリ。はんだ付けされています。
システムボード部の拡大写真。
シールが貼られているのはおそらくワイヤレスコントローラ部。サーマルパッドの下にSoCやらメモリチップなどがあると思われます。
サイドボタンの修理
問題のサイドボタン。
外傷は目立たないけど、なんだドーム状の電極がひしゃげてるみたい。
おそらく常時ショートしているため、電極を無効化することにしました。
カッターでスイッチ部を開きます。土台の方に空いてる穴は空気抜きっぽい。
ケーブルを留めてるアセテートテープを拝借し、絶縁しました。
リセットスイッチがなくても電源+Vol-でリセットできるはず。
部品の噛み込みに注意しながら、カバーを戻します。
そして無事復活!
今や貴重な8inchタブ
本当に直ってよかった。
というのも、買い替えがよぎりAmazonを見てみました。
するとHi9 Proを買った頃に比べ、8インチタブレットは激減。
「LTE」「高解像度パネル」「メモリ3GB」などの使用で比較すると、見つかるのはiPad miniやHUAWEI MediaPad M5 liteくらいしかありません。
iPad miniの後継情報がリークされる今、今タブレットを買い換えるのは正直得策ではありません。
もう少しHi9 Proには動いてほしかったので、今回は助かりました。