除雪はスポーツ。2,000円のAnker SoundBuds Sportで楽しくやろう。

除雪はスポーツ。2,000円のAnker SoundBuds Sportで楽しくやろう。

突然TLに流れてきたAnkerのBluetoothイヤホンが2,000円のハナシ。

というわけで買ってみましたAnker | SoundBuds Sport
音質には期待していないけれど、コードレスイヤホンは使ったことが無いから冬の除雪作業にいいかなと。通常\3,990の所がデビューセールで\1,990とあって飛ぶように在庫が消えていきました。

開けてチェック

自分は愛用のAKG Q701(ねんがんの 高級イヤフォンをてにいれたぞ! – AKG Q701 | 徒労日記)に合わせてグリーンをチョイス。

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一口にグリーンといってもSoundBudsはイエローに近い若草色みたいな色。
Ankerにしては珍しい黒一色の箱から出てきたものがコチラ。

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  • 本体
  • MicroUSBケーブル
  • ケーブルバンド
  • イヤーピース(S/M/L)
  • イヤーフック(S/M/L)
  • いつもの「Happy?Un Happy?」(サポートガイド)
  • 小型ポーチ(写ってません)

本体は14gと非常に軽く、それでいて8時間連続再生のタフネスがあるとのこと。そしてIPX4の防水と18ヶ月の長期保証付き。IPX4ってどのくらい?と調べると

あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない

「水が飛んできても大丈夫」という程度のため「水をかける=水洗い」への耐性はありません。汗で汚れた際は水洗いなどせず、濡れた布で拭うことになります。

操作面方法を見てみます。
R側にあるのが電源スイッチとマイク。電源スイッチは再生/停止、早送り、フックの機能あり。2秒押しで「Siriなどの音声ガイドを呼び出す」とありますが実際は試したうち5回に1回くらいしかSiriが出てきませんでした。せっかくのマイク内蔵だからちゃんと動いたら便利そうなのに・・・

L側はボリューム。上下同時に押すとペアリングに入ります。

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イヤーピースかぶせる部分は太い円筒形であり、一般的なT字にはなっていません。口径的にも形状的にも一般的なイヤーピースの流用は難しそうです(スポーツ用イヤーピースってみんなこう??)

聞いてチェック

ペアリングされていない状態で電源を入れるとすぐ相手を探すモードになるので、iPhoneでSoundBudsを選べばすぐペアリング完了。Windows10のメインマシンでもやってみましたが、スンナリ捕まえてくれました。

まず音質云々前に、未再生状態でなんのノイズも無い事を確認しました。安物のBluetoothイヤホンには無音状態でサーとノイズ(ヒスノイズ)が入る製品もあるため、Ankerはその点でまず合格。イヤーフックで耳へのフィッティングが高まるため、イヤーピースの遮音性もかなり高いと感じました。

そうして出た音の第一印象を自分はこうメモしています。

  • 音は真ん中に丸く、布に包んだような曇った音。
  • 低音がブーストされた元気のいい音>ダンス向け?
  • 音場はわりと広い。

スポーツなど体を動かす際は低音強めのリズムがはっきりした曲がいいそうなので、まさにソレ向け。超低域が鳴るわけではなく100Hzあたりを持ち上げて量感を増やしたような鳴り方。中高域にも意識を向けるとRHA MA750iと比べて2枚くらいベールに包んだようなこもり気味の音ではあります。
それでもそんなに悪いと思わないのは音場の広さからくる音楽としての聞きやすさがあるからでしょう。音の一つ一つに聞き耳をたてるわけでもなく、BGMとして楽しく聴く事に向けたチューニングです。

除雪はスポーツだ!

というわけで早速コードレス&防水を活かして朝から除雪作業に使ってみました。

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湿った雪と1時間半格闘。疲れた・・・。

今までSENNHEISER HD229を使っていましたが、体の正面にコードが来ないというのは思っていた以上にイイ。繋がってないから選曲でiPhoneをポケットから取り出すのも楽だし。左右のボタンも押しやすく、除雪用の厚手ゴム軍手をつけていても早送りや停止などができるのはとても便利。ストレスフリーで音楽を聴けるっていいですね。

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フィッティングについては小型のボディとイヤーフックのお陰もあり、緩んだり抜け落ちる事も手持ちのイヤホンと比べて格段に減りました。無いわけでは無いけれど。除雪はランニングなどと比べて上体の曲げ起こしや腕の大きな動きがあるにもかかわらず、この外れづらさは上出来だと思います。前に垂れたケーブルがスコップの柄に引っかかったりしない事も大きい。

競合他社製品と比べてどうか

今回はデビューですよレビュー書けや価格で\1,990と非常に競争力ある値段でしたが、これが\3,990になったら競合製品も多数あり迷うところじゃないでしょうか。連動して\1,590まで下がったAukey スポーツ イヤホン EP-B4や一時対抗で\990円(今\1,900)で販売したBluedio Q5 スポーツイヤホン ワイヤレスイヤホンもあります。

EP-B4みたいに充電コネクタのカバーは固くないし、デザインも無理にスポーツしてなくてコンパクト。普段使いにも使えそう。ただ音質は特筆するほど良くもないのであとは価格次第でしょうかね。

2016年3月9日追記

全カラー在庫が復活したようで、35%引きの2,599円で発売中。
お手頃な価格で再登場したのでこれからのスタンダードになれるか見ものです。

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