Intelの6コア/12スレCPU Core i7 8700kでMini-ITXマシンを刷新 -発光編-

Intelの6コア/12スレCPU Core i7 8700kでMini-ITXマシンを刷新 -発光編-

ダラダラと書いていたら年を越してしまいました。

みなさま、あけましておめでとうございます。

本年も徒労日記並びに中の人をよろしくお願いいたします。
新年最初は去年の書き残し、「ゲーミングPCのライティング」についてです。

ライティングとは

こんな場末のニッチなBlogを読んでくださっている方には今更かもしれない。
「派手なカラーLEDライトを使ってPCの中やその周りの環境までハデハデにライトアップしてしまおう」というなんとも一言で表せない自作PCのブームの事を指します。

イルミとかデコとか様々な単語で呼ばれていたけれど、最近は各メーカーとも「ライティング(Lighting)」というフレーズに統一しているみたい。
ライティングだから別に白熱灯でもいいと思うのだけど、現在は99% LED。

始まりは赤・青・緑の3色どれかで光るファンを自作PC内のケースに埋め込んだ事だったと思います。しばらくの間、それのみが商品の1ジャンルとして淡々と売られていました。
それがいつしか電飾で使われるLEDの帯=LED Stripが登場し、ケース全体をライトアップできるようになります。同時期にゲーミングマウスやキーボード、グラフィックカードにもライティングのためにLEDが埋め込まれました。

そして今、LED Stripは好きな色を出せるRGB LED Stripとなり、光る周辺機器はPCケースやマウスパッド、果ては電源ユニットにまで範囲を広げました。
マザーボードにもLEDが埋め込まれた他、LED Stripを直接接続する専用コネクタを搭載。MSI Mystic LightASUS AURAといったライティングをコントロールする仕様がマザーボードメーカー中心に広がっています。各デバイスベンダーもこれに乗っかることで、簡単に統一感のあるライティングが出来るようになったわけです(最近はさらに突っ込んだコントロールが出来る製品と分派の兆しあり)

各パーツに光ってもらおう

書きたかったうんちくも書けたし、あとは光らせてみます。
今のPCにライティング可能なデバイスはこんなにありました。

  1. Gigabyte Z370N WIFI
  2. Corsair VENGEANCE RGB
  3. Acer Predator X34
  4. Razer BlackWidow Chroma V2
  5. Mionix NAOS 8200
  6. ZOTAC GeForce® GTX 1080 AMP Edition

結構ありますが3~6は残念ながら旧世代なので、専用ツールを使って特定のカラーで光るのみ。ファームアップで対応してくれたらいいのにね。

1.と2.はGigabyteの”RGB Fusion”でコントロールできます

Intelの6コア/12スレCPU Core i7 8700kでMini-ITXマシンを刷新 -完成編- | 徒労日記


”RGB Fusion”はLED設定ツール。
発光ギミックについては別記事にまとめるつもりなので今回は割愛。

Gigabyte Z370N WIFI

最初から装備されており、サウンド用コネクタ裏にあるのが「Ambient LED」。サイドパネルが透明なケースなら、M/B裏から間接照明の様に見えるでしょう。

そしてライティングのメインとなるのは2つのヘッダピン。
説明書にはこうあります。

LED_C (RGB (RGBW) LEDテープ延長ケーブルヘッダ)


このヘッダは、標準的なRGB (RGBW) LEDテープ (12V/ G/ R/ B/ W)を使用することができます。また、
最大2メートルの長さのケーブルと最大電力2A (12V)までサポートしています。

・・・

D_LED (デジタルLEDテープ用ヘッダ)


最大定格電力2A(12Vまたは5V)、最大長5mまたは最大LED数300個の標準5050デジタルLEDテープ
を接続できます。

LED_Cに繋げるアナログLEDテープとD_LEDに繋げるデジタルLEDの違いは

「全体が同じ色で光るのがアナログ、LED1つ1つ個別に指定出来るのがデジタル」

と覚えればとりあえず良さそう。

面白そうなデジタルLEDテープぜひ使いたい所ですが、あまり国内で一般向け販売していない上に高額なので諦め。
まずはツクモに売っていたアナログLEDテープ「akasa Vegas MB」でイルミ入門してみました。このLED Stripは裏表ともにコーティングされており、他パーツとの接触によるショートの心配がありません。また割りと強力なマグネットが等間隔に入っておりPCケース内の固定がしやすく使いやすい製品です。

左にある黄ばんだLED Stripは数年前の秋葉原で買ったジャンク品。全体にコシがなくなり、いくつか色もおかしくなっています。

長さは50cmしかありませんが、Mini-ITXのCoreV1には丁度いい長さ。M/B部を十分な明るさで照らすことができました。以前の温度測定で光っていたのはこのLED Stripです。

GearBestで買った怪しいLED Strip

人間、ひとつ満足すると新たな欲求が生まれます。

ガイアが俺にもっと輝けと囁いている

メンナクなつい。
そうしてGearBestで買ってみたのがノーブランドの1PCS 5M 16.4FT Flexible RGB LED Strip Light 300SMD 5050 Not Waterproof DC5V Black PCB。1,226円でした。

半田付けは綺麗ですが、裏に貼られた両面テープのせいか非常にガタガタとしています。

しかも取付時に気づいたけどLED_Cヘッダは12V専用!
このままではLED_Cには挿せないため、2mにカットした後+5Vだけ4pinペリフェラルコネクタから取りました。面倒くさい・・・

そうして点灯テストした結果がこちら。

すげえ。
思わず笑ってしまいました。顔に照り返しがくるような明るさです。2mだから明るさも単純に4倍。

これを小さなケースに無理やり詰めてみた結果。

タイの繁華街の下世話なネオンみたいでイイ。

入り切らずにケース内を二週しております。まだベストルートを見つけられていないのでまずはマスキングで仮止め。チップ搭載面に被覆がないため、ケースとのショートは気をつけなくてはなりません。柔軟性もそれほどないため取り回しには気を使いました。明るさは同等だけど、専用品が一番でしょうかね。

Corsair VENGEANCE RGB

すでに映っちゃってるけど、Corsair LINKの他、GIGABYTE – RGB FUSION対応。M/Bと同じ周期でCycleカラーに設定する事が可能です。

LED直ではなく、LEDが半透明のクリアパーツを点灯させる形状なので明るさが均一でとても綺麗です。

最近のRGB FANもこのライトバー?を採用したモデルが綺麗なライティングを見せているようですね。点・点で光るとどうにも昔臭さを感じますが、均一で明るく光るのが今時代のトレンドと言えそう。

光るは正義

という事で身の回りのデバイスを全部光らせてみました。電源LEDだけが光っていた数年前のPCからすると考えられませんね。

いつか我に返って「なんで光らせるんだっけ?」ってなるかもしれませんが、今はこのブームを味わっておきたいと思います。ただ今年はマイニングを覗いてみようと思っているため、意外と終わりの日は近いかもしれません。

安いデジタル3pin Stip発見。使えるかな・・・

2 thoughts on “0

  1. 素晴らしいです!偶然私もクライアント、サーバーPC共に最近光らせてましたw(;´∀`)
    他にも数年ぶん投稿読みまくって、ログ汚してすみません。ゲーム以外同じように刺さるものばかりで、とても面白かったです!

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