RX-8でDICEが動かない

RX-8用iPodアダプタを輸入 – 徒労日記にて「RX-8にiPhoneつけるお！！( ^ω^)」なんて書いてましたが、結論から書きます。

結論：
届いて取り付けましたが
動きませんでした。

どこかその可能性を頭の片隅にかかえつつも、現実として突きつけられると悲しい物です。ﾌﾟｷﾞｬｰとか言わない。正直記事にするのも気力が居ますが、他にも困ってる方が居る様なので実例として挙げておきます。
動かない報告でもいい方は続きをどうぞ。

商品：Dice Electronics i-MAZDA-R2/5V
購入：Enfig Car StereoからPayPal払いにて輸入($144.99 + 送料$51.15)
車種：RX-8 (H17.4年式　2005年購入)
Firmware Ver：9.67
オプション：MP3 CDプレイヤーのみ

商品内容

• 本体
• Mazda-R2 Connector <> interface unit cable
• interface unit <> iPod cable
• 英語マニュアル
• 投げ込み（新しい”SMART Mode”の説明&取り付け者への案内）

i-MAZDA-R2/5V 全景

取り付け

ハンドルのテレスコを一番上まで上げ、ハンドル下カバーを外す。ツメだけなので引っ張ればOK。左側カバー付け根のネジを外すとこの後少し手が入りやすい。

一番外しにくいボルト。落とすので緩めたら最後は指で。緑の説明部分は後述。
シフトノブ周りのカバーは指を引っかけて引きはがし。灰皿＆シガーソケット部分はネジ２本で外れます。

前面はこのボルト２本のみ。
ボルトを外したらあとはエアコン操作部の裏に指を入れて丁寧に引っ張ります。前述の写真の様にハーネスをたぐってユニット裏から押し出してやるのが一番安心かも。
センターユニットの左右フレームは、傷が付くのでタオルで養生してます。特に灰皿脇はこれやってなかったらエライことになる所だった。

取り外した所。
純正はではこのハーネスの他にラジオアンテナ、純正ハーネスの計３つが繋がっています。純正ハーネスは長さギリギリ。ハンドル下から手を入れてハーネスを根本からグイグイと押し込んでやると、なんとか手首が入るだけのスペースが確保できました。

ラジオアンテナ横のCD ChangerコネクタにDICE付属のケーブルを挿して完了。あとは逆の手順で戻せばOK。１時間もかかりません。

と書きたかったがそうはいかなかった。

あがいてみる。

太陽照りつける車内で、必死にiPhoneを見る俺。なにか情報は無いかと。
するとClub Atenza • トピックの表示 – 前期型へのDICE インテグレーションキットの接続にて
HUの改造(L716)という例が挙がっていた。
アテンザでも無いけどこれはあり得るかも、と思いヘッドユニットを持ち帰り分解してみた。

細かく説明できないくらいバラバラだ＞＜
残念ながらアテンザとRX-8の基板は全く違うらしく、L716というパターンは発見できなかった。ただし、DICEから繋がる９本の信号のうち、１本だけがチップ抵抗の未搭載により繋がってない事を発見。それが下記。

R813というパターン。
本来なにが入るか分からないけど、パターンを追いかけると中央部のコンデンサまわりに続いてるので要らないラインではなさそうだ。

ここを手持ちのラッピングワイヤーでショートしてやる（ワイヤーにしたのは組み立てた後でもこのショートをカット出来るようにする為）　実際、あとは元通りに組み立て、期待に胸を寄せつつイグニッションをひねったのだが・・・ダメだった_|￣|●
細かい話を書くと、この改造により多少は変化があった。以前は無反応だったiPhoneが、Locked modeでは「アクセサリが接続中」という表示をするようになったので、大外れでも無さそうなんだけど。ジャンパ自体によるデッキの誤作動とかは今の所ありません。

以上の事から考えられる原因が２つ。

• 16PinのアサインがRX-8(H17年式)は変更されている
• iPhone3G 3.0では動作しない(iPod touch 2.2もダメでした）

今の状態だとPinアサインが一番クサイかなー。でもメーカー教えてくれなかったら終わりだなー。引き続き情報は探すけど、Sylfex AuxModにするしか無いのかな。
はあ、なんて徒労日記。

最後に参考までにDICE i-MAZDA-R2/5VのCD Changerコネクタ部分を貼っておきます

一度挿したら全然抜けなくなって焦った^^;