古いマツダ車のカーオーディオだってBluetooth対応にしちゃう格安アダプター

古いマツダ車のカーオーディオだってBluetooth対応にしちゃう格安アダプター

乗り続けているMAZDA RX-8

「千年の恋が醒めるような車じゃないと、ロータリーに未練が残りそう。」

そう考えると、なかなか次が決まらないわけです。
そんな訳でもうちょっとRX-8を乗り続けることにしました。

色々延命も必要だけれど、まずは老朽化したオーディオをリフレッシュ。

iPod Adapter DICE

大昔、苦労して手に入れた海外のiPod用オーディオアダプター”DICE”

RX-8でiPhoneが聴けた

長らく働いてくれたけれど、接続方法が今は無きDockコネクタ。
そして私はもうiPhoneじゃないという。

その上、RX-8のバッテリー劣化が速い原因はコイツの劣化では??
そう訝しんで取り外しました。
昔懐かしい「MP3入りCD」が今のドライブ音源です。

でもホントはスマホの曲を鳴らしたい。できればBluetoothで。
そう思ってAliexpressで探したらあるわあるわ・・・

1品目:Biurlink Bluetooth Audio Adapter

最初に大きな期待を持って試したのがコレ。

Biurlink Car Stereo Radio Bluetooth Audio Extend Wire Microphone Phone Call Hands Free Mic Adapter

お値段なんと773円!安っ!(前フリ)

CDチェンジャーコネクタのオーディオ入力へBluetoothドングルをつけたアダプタ。
ハンズフリー用のマイクもついてきています。

マツダ RX8 2006 までのみ。

って書いてるし適合ヨシ!

半月ほどで着荷し、意気揚々と取り付け。
12Vの接続が必要なあたり面倒くさいけれど、ヒューズからの電源引き出しタップ(?)もポチっておきました。

12V Fuse Holder Add-a-circuit TAP Adapter

昔は手こずった作業も30分ほどで終了。

期待しながらオーディオON!動きません!
そもそも何処のソースを選んでいいか分からない。前にあったCDのEX表示も無し。

改めて商品ページを確認したら、Aliexpressの小さなワナだった事が判明しました。

スマホのAliexpressアプリは日本語で「マツダ RX8 2006 までのみ。」と表示しています。
でもPCで英語表示にして見ると「For Mazda RX8 2006 to up ONLY .」と表示されます。

つまり、2006年以降のRX-8にしか対応していません。
そこ大事なとこだから!!

自分のは2004年モデルなので適用外。
Bluetoothのペアリングだけができる悲しい結果です。

2品目:AUX Adapter Calbe

なんとなく試す前から結果は見えるこの商品。

New 3.5mm AUX Audio CD Male Interface Adapter Cable DIY for Phone Music Player for Mazda 2 3 5 6 2006 2007 2008 2009 2010 – 2013

1個目のBluetooth部分をシンプルなステレオケーブルに変えたような製品。
お値段177円!

もちろんダメでした。

どうやら2006年モデル以降、オーディオユニットに「AUX入力」が追加された様です。
それを使う際、オーディオ信号を物理的に入れるのがこれら商品というわけ。

3品目:

失敗は凹んだけれど、やっぱり諦められない。
あらためて入念に調べ、BlackFridaySaleでコレを買いました。

1Set Handsfree Car Bluetooth Kits MP3 AUX Adapter Interface For Mazda 3 5 6 RX8 SPD YHQ

今度はちょっとお高い4,937円。
今度はちゃんと2004年モデルも対応明記アリ。

2004-2008 RX8(see note 3),

しかし気になる”note3”が説明に書いてない。
似たような商品を出しているページを調べると、こういう注釈になっていました。

 RX-8 radio firmware version must be v9.55 or later, v10.1 and v9.81 not supported. (Note to check the radio firmware is available).

オーディオユニットのファームウェアに制限があるという事です。

ファームウェアの確認

iPod接続 その1 (DICE) | マツダ RX-8 by hiro72 – みんカラ

iPod接続 その1 (DICE)
まずTEXTボタンを先に押してからTEXTボタンを押したままにしてプリセットの1を押して、そのまま二つのボタンを押し続けるのだそうです。押し続けると言ってもそんなに長くはかかりません、わりと直ぐににピッとか言って写真の表示が出ます。

自分も確認したところ同じ9.67。

商品確認

こちらも注文から半月ほどで到着しました。
パッケージは結構立派です。

わかり易いラベルの入った本体、簡単な説明書とミニステレオプラグケーブル。Bluetooth用リモコンとハンズフリー用のマイクまで付属します。

コネクタ近くについた黒く大きなボックスの中身はヒューズとトランス。

おそらくノイズフィルタだと思います。
DICEがそうでしたが、オルタネータノイズ(アクセルに合わせて音に乗るエンジンノイズ)は結構酷いので、その対策でしょう。

取り付け

再びオーディオユニットを取り外し。

手前のカプラを外し、さらに奥のコネクタへこの製品を接続します。
スペースが狭すぎて作業するたびに切り傷が増えます。例えヒューズが切れてももう外したくない・・・。

助手席の足元側から外に出し、グローブボックスの中に入れました。
ここならUSBポートへのアクセスも問題ないでしょう。

ナイスサウンド

心配をよそに無事動きました。EX表示も復活。

早速Bluetoothでつないでみます。
Bluetoothコントローラの真ん中のボタンを長押しするとペアリング。
見えた機器と接続すると、クリアなサウンドが流れ出しました。

オルタネータノイズもなく、ハンドルのオーディオコントロールもちゃんと動作します。
そうそう、こんなアダプタがずっと欲しかった!
SBC接続ながら、DACの音質も近年のオーディオとして不足ありません。

次に有線接続。
付属のケーブルでスマホのヘッドホン端子と接続。「ラぁィン」という中国テイストな英語が流れ、入力が切り替わりました。
こちらもDICEの時のようなノイズは無し。この製品はAUX入力も十分使えそうです。

USBポートにスマホを繋いでみましたが、充電のみでDAPの様な使い方はできません。
MP3を入れたUSBメモリを挿して使う様です。

 

昔はニッチな商品をやっと探したものですが、随分楽になったものです。
(今回もしっかり周り道回収したけど)

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