今回の記事はXiaomiのSmart Homeに絡む2つのお話を書きます。
Xiaomi Multimode Smart Home Gateway
以前、ライトにもなるMi Smart Home gatewayを買いました。
しかし残念ながら、Bluetoothデバイスが集約できない。
Bluetooth温度計が外からもチェックしたいのに!
いや、外から見えた所でどうするでも無いのだけれど。
という訳で、最初に迷っていたもう一つのゲートウェイ製品も買ってしまいました。
購入時AliExpressにて¥2,559。
外観はEcho Dotと同サイズくらいの薄い円柱形。
純白のマットなボディで、サラサラとして高級感があります。
他の中国製デバイスとは一線を画した仕上がり。
ただしスピーカーやライト等の副次的機能は一切なく、ただの箱。
小さなLEDと、ペアリング操作のためのスイッチが1つあるのみ。
添付品はUSプラグのUSB アダプタ(5V1A)とケーブル、説明書とこちらもシンプルです。
シンプルなパケージにはMiとmijaのロゴ。Apple HomeKitも書かれています。
裏にはzigbeeとBluetoothの2つのロゴ。これが欲しかった!
管理は同様にMi Homeアプリで行います。
Mi Home
Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ
基本的機能はMi Smart Home GWと大きくは変わりません。
大きく異る機能が2つあります。
デーモンモード
登録した”Miスマートホームハブ”をタップすると、「デーモンモード」なる仰々しいフレーズが表示されます。
- 基本
- ローカル
- リモート
- スリープ
の4つがあり、予めそれぞれにデバイスとアクションを割り当てておきます。
あとは手動、もしくは他のデバイスのトリガーによってモードを切り替えて使う仕組み。
特にMiのSmartHomeデバイスはセンサーの種類が豊富。
ドアセンサー、ガス検知器、煙検知器、浸水センサまであります。
ドアセンサーで外出を検出し、ローカルデーモンモードをOn。割り当てたガス検知と煙検知をONにする、なんてことも出来ます。
Alexaよりも踏み込んだ自宅オートメーション化ができそう。
Bluetooth Meshゲートウェイ
これは冒頭から書いた通り。
Bluetoothデバイスのゲートウェイとなり、インターネット経由でモニタできるようになる機能。
手持ちの対応デバイスである表示部付き温湿度計(Xiaomi Mijia Bluetooth Temperature Humidity Sensor)を収容してみます。
単機能の温湿度センサー(Xiaomi Aqara Temperature Humidity Sensor)と同様に使えるものの、UIが別扱いなのは興味深い。
単機能センサーの表記は日本語、液晶付きの表記は英語でした。
どちらも自動化のトリガーとして組み込むことは可能。
Mi Home Alexa スキル
そして個人的ビックニュース。
待ち望んでいたMi HomeのAlexa対応スキルが公開されていました!
「これでAlexaから豊富な入力デバイスが使える!」
・・とこの瞬間は思ったものです。
そうじゃなかった。
今現在やれることは単機能の温湿度センサ(Aquara)が認識され、温度を表示するのみ。
BluetoothMeshで認識する液晶付きタイプや、プッシュスイッチは認識しません。
がっくり。
唯一Alexaらしいところといえば、声で室温を確認できるようになりました。
- 「Alexa,一階の室温を教えて。」
「一階の気温は○○度です。」 - 「Alexa,室温を教えて。」
「家の平均気温は○○度です。」
センサーをAlexaの各グループ(フロア)に登録すれば、そのグループの温度として認識します。
ただ、そこからアクションのトリガーになったりはできない。本当残念。
中国本土ではMiシリーズとして多数の家電が出ています。
それらはもう少し踏み込んだ操作ができるのではないかと予想しています。