裏返ったりしないtotesの3段自動折りたたみ傘

裏返ったりしないtotesの3段自動折りたたみ傘

梅雨がないとされる地域に住んでいますが、ここ数日は大雨続き。そこで半年間使って気に入った傘の話でも書きたいと思います。

totes A253

正式にはtotes A253 AUTOMATIC OPEN&CLOSE VENTEDCANOPY P47という長い商品名。totesについては

totes


Totesは1924年にアメリカ、オハイオ州のオークレーという小さい町で創業されました。(中略)その機能性だけでなく、カラフルなデザインも人気を呼び、現在ではカナダ・ヨーロッパ・アジアにて展開。 レイン用品のブランドとして、世界的に人気なブランドになっています。

アメリカで100年近い歴史を持つブランドの様です。

名前から入りましたが、このtotesの折りたたみ傘3つのポイントを紹介

風に負けないVented Canopy

最大の特徴であるVented Canopyは折りたたみ傘にありがちな「めくれ」を防止する画期的な構造です。

20160820-01

布が頭頂部と外周で2つに分かれていて、重なる部分は吹き抜けになっています。雨は曲線に添って落ちますが、内側の風は頭頂部の布を押し上げて出て行くという仕組み。街中を歩く時はビル風に悩まされますが、この傘ではかなり安定してさすことができました。

しっかりしたグリップと自動開閉

グリップはしっかりと太く(俗にいうエルゴノミクスデザイン)、ボタンを押すとパッと開き、そのままもう一度押すとバシャッと閉じます。地下鉄の入り口などで止まらず使えてかなり便利(回りには注意しましょう!)

20160820-03

開くときは1番コンパクトな状態から開きますが、閉じるときはシャフトが伸びたままの状態になります。ここを力を込めて縮める事で開閉のバネをセットする構造。

 

たたみやすいワイドストラップ

20160820-02

傘をたたんだ後まとめるのは紐ではなく帯です。このワイドストラップを掴んで、グルっと一回りして止めれば収納完了。濡れた布を一枚一枚そろえてから紐でぎりぎりと縛る必要はありません。濡れた状態でも付属のケースにしまえば外に水が染み出すこともなし。

他に見かけないなーと思ったらtotesの特許だったんですね。

傘を使い捨てにしない男性向け

昨年の11月に買ってから毎日持ち歩いて雪の日も雨の日も使ってきましたが安心感のある高級傘です。

ただ唯一にして最大の短所は重さ。365gもあるので今まで使ってきたユニクロ1,000円折りたたみ傘を2本持ち歩いてる感じになります。一応親骨の一部にFRPを使っていたり、重さに対しても配慮はされている結果ではありますが。
シャフトを縮めるのにもある程度力がいるし、グリップもガッチリしているので男性向けの商品かもしれません。

いい加減に捨てられるビニール傘を見ると常々思います。みんな自分の傘、持たないかなぁ。

 

コメントを残す