パナソニック アドバンスシリーズ リンクモデルをざざっと調べる。

パナソニック アドバンスシリーズ リンクモデルをざざっと調べる。

徒労日記のアクセス記録において、壁スイッチのスマート化記事が安定して高いPVを記録しています。
そして見た方はSononffよりパナソニックのスマートスイッチに興味がありそう??

そこで自分でも「パナソニック アドバンスシリーズ リンクモデル」を少し調べてみました。

アドバンスシリーズ リンクモデル

概要

日本国内ではデファクトスタンダードとなっているパナソニック製壁面スイッチ。その新デザインシリーズが「アドバンスシリーズ」です。
そこへ相互・外部連携の昨日をもたせた「リンクモデル」が1年前、2019年12月に発売されました。

配線器具「アドバンスシリーズ リンクモデル」新製品を発売 |  Panasonic Newsroom Japan

「リンクモデル」は、家電、住宅設備機器のIoT化に対応し、スマートフォンやタブレット、スマートスピーカーで個別に照明のON/OFF、調光ができるほか、生活シーンに合わせて、家中の照明を制御し、様々な点灯パターンを実現します。また、スイッチ型の一括OFF発信器で、照明をまとめて消灯できるなど、便利な暮らしを提供しています。

こんな利用イメージです。

機能についてはシンプルなものなので、特に掘り下げる必要は感じません。

スマートスピーカー対応

自分が一番気になるのは途中から対応したスマスピ対応。
今更スマホのみの対応であれば、気にはならなかったのだけど・・・。

国産の要望は多いのか、スマスピ対応について専用ページが追加されています。

対応するスマスピは2ブランド。

  • Google アシスタント
  • Amazon Alexa

コマンドの例を見る限り、二つのプラットフォームに機能の差は見当たりません。
メーカーの独自サービス=Panasonic IDを登録して細かい設定を行い、スキルという形でそれぞれのスマスピと連携。多くのメーカーでも採られているメジャーな手順です。

必要な設備

構成に関しては注意が必要。

リンクモデルの特長:スマートスピーカー連携 | アドバンスシリーズ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonic
全体イメージ

全体イメージ

左欄、スイッチ本体やそのリモコンから出る電波はWi-Fiではなく、426MHzとあります。
これは特定省電力と呼ばれる周波数帯を使用するため、Wi-Fiルータとの間にもう一つ、専用の受信機が必要となります。

この受信機はコードレスホンの親機みたいなもので、パナソニック専売品。
現在は「アドバンスシリーズ用 無線アダプタ  MKN7531」がこれにあたるようです。

つまり声で家の照明をコントロールするために必要なのは以下の一式。

  1. アドバンスシリーズ リンクモデルスイッチ
  2. アドバンスシリーズ用無線アダプタ
  3. 無線ルータ
  4. スマートスピーカー
  5. インターネット回線

交換を検討

価格

仮に、現在自宅の照明をスマートスイッチ化する場合、どれくらいのコストがかかるでしょうか。

仮に3LDKの家をスマート化する部材をAmazonで揃えるとします。
各部屋に一つとリビング、それにダイニングの壁スイッチが対象でしょうか。トイレとキッチンはいいかな・・・・

1回路スイッチ(リンクモデル) WTY5401W ¥7,732 x 5部屋
アドバンス用スイッチプレート WTA7101WK ¥540 x 5部屋
無線アダプタ MKN7531 ¥23,800
¥65,160

同じ様にSonoff T1で5部屋買うと18,000円弱。
この他、どちらを選ぶにしてもそれぞれスイッチ裏にAC100V(設置側)の引き込みが必要になります。

アドバンスシリーズのメリット

大きく二つあると考えます。

1つ目は何よりも安心感・信頼性。
家のIoTは自分がそうであるように、中国製の怪しげなものを自己責任で使ってみる、というのが現状。
対して同社の製品はしっかりとした法令遵守の表示もあります。

MKN7531 商品仕様書


(11)本商品は、総務省の技術基準に適合しています。貼り付けられている表示(マーク)は、その証明マーク
です。表示マークの貼り付けられている製品は総務大臣の許可なしに改造して使用することはできません。
改造すると法律により罰せられることがあります。

胸張って新築にも使えるデータやメーカーバックアップがあるのは実質パナだけかもしれません。
また、非常に数多くの製品を世界に流通させている信頼性も魅力です。

2つ目はデザイン。
コスモシリーズから続く、日本人に慣れ親しんだデザイン。プラスチックでもチープにならず、手に触れるスイッチカバーも安全性を考慮した形状になっています。
外国製のようにギラギラとしたLEDを使わず、かすかに光る「ほたる表示ランプ」も日本の家庭に馴染みます。年配の方がいる自宅でも安心して採用できます。

アドバンスシリーズの

デメリット

1つ目は価格。ミニマムスタートが3万円↑であるため、他のIoT製品と比べ敷居が途端に高くなっています。スマスピを導入しても「ボイス操作があまり向かなかくて使ってない」という人もいるため、ある程度確かめてからの導入が必要そう。

2つ目は無線アダプタの成熟度。
スマスピ連携の使い勝手はプラットフォームの成熟度合いに大きく比例します。ですがパナのスマスピ連携は昨年開始したばかりと後発。スキル&アプリのレビューを見ていても、「使えなかった」などネガティブコメントが一定以上見つかります。

また、機器の登録もスイッチとアダプタをボタンで認識させて、その後アプリで認識。その後にスマスピで検出と中々複雑そう。

まとめ

というわけで、アドバンスシリーズ リンクモデルを一通り確認してみました。

  • パナソニック製らしく規格や情報などがしっかりしており、新築でも使える。
  • 無線アダプタが高いためイニシャルも高い。セットアップが複雑。

ただ無線アダプタが間に入ることで、トラブルの多いWi-Fiルータと家の照明コントロールを切り離す事ができるのは、安定性という点ではメリットともとれます。
Wi-Fi接続のスイッチでは、Wi-Fiがらみのトラブルでリモート操作自体が効かなくなることは稀にありますので。

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