明らかにペース速いと思うんですが、またRX-8のバッテリを交換しました。
充電の甲斐むなしく
前にバッテリーを交換したのは2014年7月。
そしてこのバッテリーが初めて上がったのは今年の冬。
とりあえず充電してしのいでいたものの、最後は充電器の「充電不可」ランプが点灯。
実質2年で発症。通常の使い方しかしていないにも関わらずまた保証期間の3年すら保ちません。
発売元のご回答
この商品は36か月、5万キロ保証。
保証書を見つけたのでダメ元で発売元に聞いてみました。
結果は「充電できるなら故障の範囲外」
今になってすれば「まあそうか」とは思えるものの、返事をもらった直後は憤ってました。
「36か月保証とかデカデカ宣伝しておいて、性能下がったのは保証なしかよ!!」
このとき怒っていたのはバッテリーが交換対象にならない事より、セールスポイントとして掲げている「週末乗り向け」「長期安定」っていうフレーズに対してメーカーがなんら責任を持たない事について。これならもうどのバッテリを買っても一緒って事ですよね?
バッテリー業界の常識を知る人がいれば鼻で笑うかもしれません。「そんな千差万別の使い方の事まで知らねぇよ」と。度重なるバッテリーの劣化からみて、RX-8がレアケースという事もあり得ます。
そんな感じで自己を納得させつつ、ささやかな個人の抵抗として新神戸電機→日立化成のバッテリーはもう二度と買わないことにします。
DRC-300への疑念
今回の劣化が今までと違うのは「ほぼバッテリーチャージャーに繋げていた」事です。24時間365日。
常時バッテリーコンディションを整える機能があるので、寒い朝でも安定してエンジンスタートが出来て助かりました。それでも数日接続していなかった冬にバッテリーはダメになったんです。
つまりDRC-300は繋いでる間懸命にメンテしてくれますが、延命にはあまり関係が無いという事なのでしょう。それなら最初の一年なんかは電気代をかけてまで繋いでおく必要は無いように思えます。日々のコストとバッテリー交換スパンから考えて。
パナソニック CAOS Bluebattery
予想外の出費は痛いですが、買わない訳にはいかないのがバッテリー。
今回は前回あきらめたパナソニックカーバッテリー caos 標準車(充電制御車)用にしました。
Amazonでは\15,000と量販店のほぼ半値。
サイズは125D26Lなので前回の90D26Lから増えました。3年もつ保証はありませんが、このバッテリーでダメならRX-8が悪いと諦められる。
RX-8に乗り始めて丸11年。
煤けて疲れたように見えるエンジンルームに鮮やかな青が映えます。
交換後はイグニッションの反応も心なし力強く感じました。
購入元のないバッテリーの廃棄
最後に廃棄について。
通販でバッテリーを買うと引取先のツテがなくて困ります。
自分も近くのスタンドに持っていって500円くらいで処分してもらうくらいしか思いつきませんでした。
でも調べると「バッテリー回収協力店」という事でオートバックス・イエローハットで無料引き取りしてくれるそうです。
買ってないお店に持っていくのを申し訳なく思いつつ、オートバックスで聞いてみると「いいですよ。」と快く引き受けてくれました。工場の方に・・・と言われ持っていくとメカニックの方が取りに来てくれたり。
ある記事によると、バッテリーは鉛を多く含むため数が揃えば価値があるそうな。
真実はわかりませんが、せめて協力店の足しになっていると思いたい。