前に部屋の壁スイッチをスマート化した記事を書きました。
毎日非常に便利に使っています。
飲み物や荷物で手がふさがったまま暗い部屋に入っても、声だけで明るくできるのは助かります。
また消し忘れに気付いても、スマホや大きな声(寝室にはAlexaがない)で消すことができます。
ただ、このスイッチは取付時の難点がありました。
スイッチの裏面まで別途N(ニュートラル)の配線が必要、というところ。
しかし、最近それを解決した”No Neutral Wire Required”な壁スイッチがどんどん出始めています。
それを買って試してみました。
注意:電気工事は危険が伴います。作業は電気工事士に依頼しましょう。
MOES WSーUS2−LW-110N
様々なメーカーが似たような価格で販売しています。
その中から、他デバイスでの利用が多いSmart Lifeアプリでコントロールできる製品を選びました。
Aliexpressで1,680円+送料35円
2Gang=2個スイッチでUSパネル=縦長、95V〜135Vの対応。
それほど潰れてないけど、降るとガラガラ音がする。
表面は汚れのつかないガラス製。上部のWi-Fiマークは光りません。
今回は巨大なコンデンサがついてきました。他の製品にも必ずキャパシタの記載があるため、これがノーワイヤ動作の要になっていそうです。
裏面にはNの端子はなく、1つのL入力と2つのL1,L2出力があるのみ。
取り付け
今回、脱衣所にある洗面所&お風呂場スイッチと入れ替えます。
もともと洗面所の天井照明にはSonoffブレーカが噛ませてあり、Echo Flexにつけた人感センサーと連動しON/OFFしています。今回壁スイッチがスマート化すれば、これは不要になります。
お風呂場は別に完全マニュアルでも良いのだけれどもののついで。
まず本体と前面パネルを分離させたところ。
この製品はSonoffと異なり、本体側に固定穴があります。壁の穴は本体の凸部が入る最小限のサイズで済みました。上下ネジ穴の間隔は国内品と同じ80mm。
ブレーカーを落とし、念の為テスターにて電圧が出ない事を確認して作業開始。
元のスイッチはPanasonicのフルカラーほたるスイッチx2個でした。
ブレーカー側からのL=黒線を本体の”L”に接続。それぞれのスイッチに繋がっていた負荷側=白線を”L1”,”L2”に接続しました。
壁の取り付け穴は拡大しなくてもギリギリ入りました。助かるー。
この状態で動作確認すると、パネルのLEDがフラッシュ。
説明書によると”ランプが明滅する場合は、Nラインにコンデンサを入れろ”とありました。
使ってる照明”IKEA HEMMA”には結合部にスナップコネクタがあるため、そこにコンデンサを挟みました。
必須じゃないということは、接続した照明のキャパシタンスでも動くことがあるのかも?
デバイス認識
SmartLifeアプリで+をタップすると、スイッチがすぐに表示されました。珍しい。
2020 Updateのモデルらしく、ペアリング時にWi-FiだけでなくBluetoothを使い簡単になったそうです。
そしてすぐAlexaにも新デバイス検出されました。
スイッチユニットとして1つ、上スイッチ・下スイッチとして2つの計3つで認識。
上下スイッチそれぞれに名前をつけてボイスコントロールできる他、スイッチユニットに対して指示すれば両方を一気に操作できます。
個別設定ではいつのまにか「タイプ」が設定できるようになっていました。
初期値は「スイッチ」ですが、「ライト」を選ぶことでAlexa内で照明として扱われます。
完成
こうして無事設置完了しました。
穴もネジもそのまま使えたので手間いらずで本当簡単。これは全スイッチ置き換えたくなる簡単アイテムです。
ガラス製のシンプルなパネルデザイン。
そして無音で動作するのも快適です(Sonoffはリレーなのでカチッと鳴る)。
Amazonで同様の製品をさがしたけれど見つかりませんでした。
以下のものはNo Neutral WireだけどWi-Fi未対応っぽい。今の所Aliexpressなどで買うしかなさそうです。
このページを参考に事務所のスイッチを同じものに替えてみました。コンデンサつけなくても使えるみたいです。照明側で何か違いがあるかもですね。Nの作業が無いだけでめちゃくちゃ楽なので参考になりましたありがとうございます
▽かるさん
励みになります!ありがとうございます。
事務所証明だと「Nラインにコンデンサを入れる」はなかなか手間でしたでしょうね。