前の記事でうだうだ書きましたが、結局AppleにてSIMフリー版iPhone7 Plus 128GBを購入しました。
iPhone7到着
Web予約をしたのが受付開始直後の2016/09/09の16:20。その時点でPlusのジェットブラックは11月中旬納期という事で即諦め、ブラックをオーダーしました。現在の利用が50GBだったので128GBは冗長だったけど32GBで収まらないのだから仕方がない。ぐぬぬ・・・。
メールでは到着予定2016/10/03 – 2016/10/09(出荷日:2-3週)とあってのんびりしていたら、9月22日に突然の出荷案内。あわててフィルムとケースをオーダーしたのでまだ裸です・・・。
早速開封。パッケージはもはや「いつも通り」といった感がありますが、イヤホンの裏に例のLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタが貼りついていました。
自分で機種変更
SoftBank SIMのSIMフリーiPhone利用
SoftBankの2年満期を前にiPhone7が届いたので、満期まではホワイトプラン付きSIMを流用します。切り替えが可能になったら即音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmioにMNPしようかと。
まず開封してPCに接続してみましたが、やはりSIMが無いとなにも進みません(Wi-Fiマシンとしても使えない)。
iPhone 6からSIMを抜いてSIMフリーiPhoneに挿して電源ON。それだけでSoftBankのiPhoneと何ら差なく使い始められました。プロファイルのインストールもAPNの設定も必要ありません。ピクトも正しく立っています。
事前準備
まずはiTunesで丸ごとバックアップ。
その後、プライムフォトにて写真をクラウドへ。Clipboxの音楽データはiTunesで直接ファイルコピー&バックアップ。
Clipbox 4.2.1(無料)
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
販売元: KGC – Kanematsu Granks.,corp(サイズ: 10.9 MB)
全てのバージョンの評価: (18,060件の評価)
あとは気になるGoogle AuthenticatorとLINE。過去「一度PCでログインしておいて復帰」と書きましたが、今回は面倒臭いので一度全部のサービスに入って二段階認証を解除しました。
今はPCにログイン履歴があっても登録用バーコードを表示するには手間がかかるサービスが多く、一度消した方がスッキリします。ただしバックアップコードも再度払い出されるので保管し直す手間は発生します。
LINEについては公式ブログに動画付きで引越方法の案内があります。
旧端末でメールアカウントを登録した後、設定の中から「アカウント引き継ぎ設定」をONにしておけばOK。新端末でLINEを起動した後ログインすれば引き継がれるハズでしたが自分はエラーになったため一度はじめての利用を選択。そこからログインしたところ引き継がれました。
古いのどうしよう
Apple Store店頭で購入する場合、旧iPhone(キャリア販路品を含む)を買い取りiPhone7の代金から差し引いてくれます。ただし、北海道には実店舗が無くなってしまったので、ネットでの事後買取サービスを受けるしかありません。その場合は同額のApple Storeギフトカードで返ってくるそうですが、キャッシュバックして欲しかった・・・
試算してもらうと自分のは20,000円。
質問の状態を満たしていれば、多少の程度にはかかわらず額面を保証してくれるのだと思います。前回の記事に書いた買取店舗に持っていけばもうちょっとUpが望めるかもしれませんが、程度に自信の無い人は利用するのも一つの手でしょうか。
注目1:カメラ
iPhone 7になくて7 Plusだけにあるのが背面のデュアルカメラ。
- 広角カメラと
望遠カメラ - 2倍光学ズーム&最大10倍のデジタルズーム
このカメラを使ったポートレイト機能などはApple Payと合わせて「後日提供」となりましたが、Apple Beta Software ProgramのiOS10.1 Public Betaにてテストができます。
[note]iOS10.1 Betaはテスト段階の機能を含みトラブルの可能性を含みます。テストに参加する役割とリスクを理解し導入するかを検討してください。[/note]
iOS10.1 Public Betaインストール
Apple Beta Software ProgramをSafariで開きます。
ログイン後、Beta iOSを検出するプロファイルをインストール。
ソフトウェアの更新にiOS 10.1 Public Beta 1が表示されるのでインストール
カメラに「ポートレート」のメニューが加わりました。
この機能を使って手近なものを撮り比べてみました。
iPhone 7 Plus – 通常
ポートレート撮影すると通常撮影の写真も記録されます。
iPhone 7 Plus – ポートレート
撮影時は2倍ズームが有効になり、下部にガイドが表示されます。指示の通り40cmほど離したところで「被写界深度エフェクト」が有効になりました。
iPhone 6
なんとなく同じアングルに見えるよう接近して撮影。
Nikon D3000 + SIGMA / 30mm F1.4 EX DC HSM
参考に撮影。F1.8 1/50s ISO100。
比べると・・・
アプリによる手作業エフェクトに有りがちな「拡大すると被写体と背景の境界が崩れている」事もほぼなく、割りと自然に写りました。この写真がパッと撮れるのは料理撮影とかも捗りそう。
右腰の鎧パーツが奥に伸びているところを自然にボカせている反面、左腰の鎧パーツ上で境界のぼかしが怪しくなったり、細かいところでは処理の問題もまだあります。実際の人物を撮るためのモードでしょうから、本来は出てこない問題かもしれません。
あとは全体的に色が浅くなっていて、iPhone6の方が発色は綺麗だと感じました。
デジイチで撮った写真を見ると、左手の鞘もボケていますね。デジイチでも機種の差はありますが、F1.8という絞りから連想すると手前もボケてくれるのが自然なデジカメの写りといえるかもしれません。
ちなみに光学2倍ズームも試しましたが「なるほど」というそのままの内容だったので割愛します。月の写真とか夜間の拡大時に効果が期待できそうです。
注目2:イヤフォンジャック
前と同じ事を書きますがイヤフォンジャックが消えたことは自分的に大きなネガ要素です。Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタが付属しても余計な持ち物が増えた事は確実ですし、ケーブルは細いのでLightning-USBケーブルの様にまたちぎれて交換する羽目になるかも?
その点は諦めるとして、音質はどうなった?という事を自分なりに比較してみました。
結論を先に書くと「悪くはなったと思うけど、毎日聴いてたら慣れてわからなくなるだろうな」という程度。悪くなった物を毎日聴いてる、という事実の方が耐えられないかもしれません。
我が家の2つのヘッドホンをあえて日常使っているMusicアプリで試聴しました。対象は自分のベンチマーク的アルバムを数枚。
下記に試聴した時のメモを載せます。
RHA MA750i
6本体 -
日々聴き慣れている音で音像の全体的なバランスは良い。特に弦バスの太さを感じる、MA750i自体が響いている様な印象。弦が鳴っている事を意識できるけどチェロの響きはもう少し欲しい。
7+アダプタ -
音がフラフラして不安定な印象。高域は若干強いが耳にささる程ではない。音場は中高域よりでどっしり感は無し。チェロはモガモガとした鳴り方で響きを感じにくい。
AKG Q701
6本体 -
中央よりの小じんまりとした鳴り方でなにを聴いてもパワー不足で物足りない。チェロの響きは鈍くないがただ鳴ってる。
7+アダプタ -
若干ではあるが、ダイナミックレンジが向上しチェロの響きを感じるので6本体よりも良い。それでも中高域寄りになるので低音の豊かさが足りないため物足りない印象は残る。
まとめ
もともと6本体内蔵DACも音質がいいとは言われていないので、据え置きDACと比べてしまうと不満は出てきます。それと比べてLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタが激烈に悪いかというと、Q701の事もあったりと一概には言えないという感想を持ちました。
なお分解動画によると、この小さいアダプタの中に専用?DACが載っているそうです。
今後は極小の代替Lightning DACが出れば理想的ですが、ケースとの兼ね合いを考えるとDeff DDA-L10RCBKみたいなのが妥当なところでしょうか。あとは小さなAirPlay(Wi-Fi)対応バッテリー内蔵DACなんて出ないかと期待しています。それならBelkin Lightning Audio + Charge RockStar™みたいなアダプタを使わなくても充電の問題をクリア可能だし。
Lightning-DAC系
今回のヘッドホン
ベンチマークアルバム