自作スピーカーのユニットをParcAudio DCU-F101Kに交換してみた

自作スピーカーのユニットをParcAudio DCU-F101Kに交換してみた

なんとなくPC用スピーカーに使っているFostex FE83Enの後釜を探しにコイズミ無線へ。そこでディスカウントされていたParcAudio DCU-F101K 8cmフルレンジスピーカーが目についたので視聴して買ってきました。

結果、ParcAudio DCU-F101Kは好みの音で満足してます。

FE83Enは小ざっぱりとした音

FE83Enはとてもナチュラル。

低域から高域まで全域にわたり色付けのない、かと言って乾いてはいない質朴な鳴り方をします。飾りっ気のない細身の女性みたいなイメージ。

そして音色は前にも書いたとおり、紙コーンらしい音がします。「紙コーンらしい音」を上手く伝える語彙がないのですが、端的に書くとコーンを指先でトントンと叩いた時、返ってくるボッボッとした厚紙が響く音。この音色がこのスピーカーから出る音楽に僅かながら加わっている気がするのです。

自分はこの音があまり好きになれませんでした。
ロングセラーかつ多くの作例がある鉄板のユニットだとは思うけれど。
紙コーンのスピーカーが大半なのに、EF83Enに強く感じるのは不思議ではあります。これがESコーンの音なのでしょうか。

DCU-F101Kはパワフル

アルミ製切削フェイズプラグに黄色いケブラーコーンが特徴のユニット。オーソドックスなEF83Enの見た目と比べると、如何にも今風の風貌です。

鳴らしてみると8cmスピーカーとしてはかなりエネルギッシュに感じました。立ち上がりが速く、歯切れ良く聴こえます。あそれでいて音色は混じりっけ無くプレーン。EF83Enと比較するならは体育会系のお兄さんと言えるでしょうか。

自作スピーカーを組み直し

ユニットは自作のスピーカーボックスへ搭載。ネットワークもそのまま入替えました。

ただしDCU-F101Kのリングが巨大すぎてツィータと干渉。迷った末ツィータのフロントフェイスをカットして取り付けました。付録の品だしもういいよね・・・。

 

入れ替えてから色々なジャンルを聴きまくってますが、定位感は薄めで広がった音場。概ね低音が強めで曲によってはうねりあり。これは少しボックスの吸音材を増やすか、バスレフポートを細くしたり色々チューニングしてみようと思います。

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