ついに!55日間待たされたChuwi Hi9 Proが届いた!
Amazonに頼んで3日で。
外観
Amazonのタイムセールにて16,915円でした。
Banggood.comで当時オーダーした15,755円と比べると若干高いけれど、「国内正規販売」という値段差以上のメリットがあります。
しかしまたもや箱が少し潰れて届く。
Amazonからは立派な輸送箱に入ってきたので、倉庫に入庫した時点でこうなんでしょう。
Chuwi、箱を潰して出荷してるの??なんて。
中身には影響なかったので今回はセーフ。
説明書はBanggoodとは異なり日本語表記。
貼られている保護フィルムは同一のようです。
ACアダプタは5V/2A出力の一般的なもの。specificationを読んでもQCやPDの対応については読み取れません。
メインボディやボタン類はアルミ削り出しの高品位なもの。赤い電源ボタンが意匠になっており、ガタもなく操作性は良好です。
カメラなどのある上下は樹脂製。SIMトレイ、ステレオジャック、USB-Cと並びます。
CHUWIの文字が大きいロゴ部。
今見たら技適マークついてましたね。これで大手を振って国内でも使用できます。
スピーカーはモノラルで正直オマケみたいな音質。
一緒にオーダーした保護ガラス(925円)は半月もせずに届いてずっと眠ってました。
でもいよいよ使おうと思ったら四隅がフロントガラスからわずかに浮いてしまうという残念なサイズ感でした。
しばらく出荷時の保護フィルムそのままで使うことにします。
ワイモバと相性のいいLTEバンド
Hi9Proの対応バンドは以下の通り。
- GSM:2/3/5/8
(PCS1900.DCS1800.GMS850.GMS900) - WCDMA1/2/5/8
(2100MHz.1900MH.850MHz.900MHz) - LTE:1/2/3/5/7/8/20/40
(FDD:2100MHz.1900MHz.1800MHz.850MHz.2600MHz.900MHz.800MHz.TDD:2300MHz)
ワイモバイルのLTE基本バンドである1、3、8にしっかり対応しているため快適に利用可能です。抑えの3Gもバンド8で対応済み。AXGPが使うバンド41も対応してればなお良かったけどまあ良し。
SIMスロットは2つあり、2枚目はMicroSDカードとの排他利用。トレイは結構硬いのでiPhone付属品みたいなしっかりしたイジェクトピンが必要です。
毎朝移動中の地下鉄で使っていますが、ワイモバのモバイルルーターと変わりなく駅間通信もできました。駄目なときはダメなのも一緒。
ディスプレイがきれい
しばらくタブレットの購入をしていなかった自分は
中華タブレット=プラスチックの筐体に冴えないディスプレイ
という固定イメージがすっかり固まっていました。
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それがHi9 Proでは1万円台とは思えないほと画面が綺麗。
パネルは今何かと話題のJDIの2560×1600 8.4インチ IPS。
計算では359ppiとなるのでiPad mini 5thのRetinaディスプレイ(326ppi)と比べても遜色ありません
またChuwiが”OGS full lamination technology”と呼ぶ、要は「表面ガラスと液晶パネルをより近くできる技術」が使われており、写真や紙に近いクリアな表示になっています。液晶パネルに直接タッチしているような使用感。
歴代安物タブレットはここに目視できるほどの隙間が有りました。
One Glass Solution – Wikipedia
カメラは綺麗でなくても使える範囲
カメラは正直あまり期待してないし、タブレットで撮影する場面もほぼありません。でもOneNoteのメモとかには使いそう。
ということでメイン持ちのiPhone 7 Plusと比べてみました。
まずiPhoneから。スパッとピントが合い、フォーカスもきれい。発色が自然で階調もよく表現できています。
こちらがHi9 Pro。
SONYロゴをタッチして撮ったハズなんですが、どうもモードダイアルにピンが合っているような。階調が弱く全体的に黒潰れ気味ですが、手持ちのiPad mini 1stよりは断然綺麗。
少しタッチ位置のズレが気になるけれど、記録撮影には問題ない品質のカメラだと言えます。
これが17,000円で買えるなんて
全体を通しての感想は「非常に満足」してます。少なくともいま時点では次のiPad miniを考えなくなりました。
340gなのでiPad mini(308g)と比べるとたしかにズシリと感じます。中心部にかけて膨らみもあり、厚くなった感じもあります。
しかしアルミボディは質感がよくディスプレイは飛び抜けて綺麗。テザリングの必要なくインターネットにさっと、ブラウザもアプリ切り替えもサクサク動きます。Google Search ConsoleやGoogle Analyticsを開いてChromeがフリーズすることもありません。
これが17,000円なら全然アリでしょう。
今や「中華パッド」という言葉もありませんが、進化にしみじみするほど完成度の高い商品です。
次試すならこれかな・・・また両端が浮いてそうで怖いけれど。