Teclast X80 PlusのWindows領域を出荷状態に初期化しました

4月に買ったTeclast tPad X80 Plusですが、問題切り分けのためメーカー出荷時まで初期化してみる事にしました。

Teclast X80 Plusの問題

製品の問題なのか壊れたのか知りたい現在の事象は３つ

1.は結構な問題で、ただでさえ両OSとも空きスペースが無いのにMicroSDも使えないならタブレットPCとして終わってます。最初一週間くらいは使えたため、WindowsUpdateなど事後の影響によるものなのか、普通にハードが壊れているのか切り分けようというのが最大の目的。

2.はWindows10タブレットの使い勝手を改善する -Teclast X80 Plus- | 徒労日記に書いていますが、開封直後はボタンでスクショが撮れていました。それがいつの間にか出来なくなっていたので、どのプログラムで動いていたのか、いつ駄目になるのかを確認したい。

3.についてはまあWi-Fi関連のバグで決まりだと思うんですが、修正に当てたドライバの可能性もあるので少しゆっくり観察してみようかと。

工場出荷時イメージはメーカーHPよりダウンロードします。英語ページの上部DownloadからFirmwareを選択。

ID number(製品コード)を求められるので、背面の印刷を確認します。X80 PlusはH5C5。

公開のファイルは”V1.06_20160324 (android 5.1) & 20160108 Win10″。
OneDrive2GBx4個の分割ファイルがあるのでダウンロードして結合、解答します。

詳しい手順は添付のPDFに英語で丁寧に書かれていますが、Windows側だけやってみました。

USBハブにUSBメモリ(今回はSDカード＋リーダーで代用)とキーボードを接続。USBメモリはFAT32でフォーマットして展開したWindows 10フォルダの中身を丸ごとコピーします。

Teclastロゴ時にDELキーを連打するとBIOSに入れます。表示が縦に伸びて違和感。
“Save&Exit”タブにある、”Boot Override”グループから、認識したUSBメモリを選んでEnterするとそこから起動します。

WinPEが起動するとDiskpart(パーティショニング)とDISM(イメージリカバリ)が勝手に走ります。
大体30分前後かかりました。バッテリーも結構消耗するけど充電ができないので、フル充電状態から作業をした方がいいでしょう。

正常に終わったらSuccessfulyで止まる、みたいに買いてありましたが自分はブチっと電源が切れてました。
この時点でUSBを充電に繋ぎ変え、電源を入れるとOOBEの後中国語で起動してきます。

ただし「日本語」を押せばすぐ日本語化されるので問題ありません。楽ですね。

あとは通常のWindows10の様にセットアップを進めれば完了です。Wi-Fiの動作もこの時点では問題なし。日本語入力は入らないので、OSの機能追加から”日本語入力”を選ぶか、GoogleIMEを入れる必要があります。

当初の目的に沿って確認をしてみました。

1.についてはやっぱりMicroSDカードは認識しませんでした。これっぽっちも。Androidでは「SDカードが取り外されました」と表示するので、カードデバイスが壊れたわけではなく、スロット部品の内部剥離かなにかでしょう。捨てる前には殻割りしてみようかな。

2.はやっぱりスクリーンショット撮影できました。撮影時一瞬暗くなるのでPower+VolUpキーをフックしてOS標準機能の「Windows キー + Print Screen」を実行しているだけと思うのですが、どうしてそれが効かなくなるのかわかっていません。

3.に関しては要経過観察・・・

Windowsはファイル(WinPE)をいれたUSBでブートするので簡単に適用できましたが、Androidの場合はデバッグモードでPCからファームを流し込む面倒があります(未テスト)。ちょっと心配でしたが、WindowsをリカバリしてもAndroid領域は消されず保持されました。