DeLonghi エスプレッソメーカー ECO310で自宅カフェラテ(続:Musetti カフェポッドをもらいました)

DeLonghi エスプレッソメーカー ECO310で自宅カフェラテ(続:Musetti カフェポッドをもらいました)

別にコーヒーに一言があるわけでもないけれど、美味しいラテを我が家で飲みたい。そんな自分がデロンギエスプレッソメーカー”ECO310”を購入しました。

元々ストレート派ではなくミルクを入れて飲むのですが、我が家にはドリップ式のコーヒーメーカー&ドリッパーしかありません。そのためいつもミルクで割った後は水の多い薄めのカフェオレになってしまいます。そこで少ない液体でコーヒーのエキスを抽出できるエスプレッソメーカーは兼ねてから欲しいと思っていたのです。

DeLonghi ECO310B

デロンギは家庭用として1万円を切る入門モデルから、上は全自動の10万円オーバーの品まで数多くのエスプレッソメーカーをラインナップしています。

ECO310はカラフルな4色を揃える3万円台のミドルクラスマシン。最近主流のカフェポッド(予めパックされたカートリッジを入れるタイプ)も使える他、自分で選んだ豆を挽いて入れられるパウダー用ホルダーが付属しています。

届いた箱とiPhoneの比較。それほど重くないけどでかい。

20150918-01今回はノーブランドの350mlミルクジャグ(右の白箱)も買いました。899円で役目を果たせるか注目です。

中はポッド用ホルダー、パウダー用ホルダー、それにつける一人用と二人用フィルター(金属製)。

20150918-02Delonghiロゴのある正面プレートや天板の一部、受け皿プレートのみ金属製で他大部分はプラスチックが多用されています。家庭用でも10万円クラスのモデルはオールステンレスですから、この辺りでも価格差が現れています。

20150918-03ボタンは電源、抽出、スチームの3つ。電源ONから約1分ほどでグリーンランプがついて抽出可能になります。

20150918-04左のパウダー用ホルダーは小皿の様なフィルターを入れて使います。終わったら逆さに振って絞りカスを捨てるため(よくカフェで「ガンガン!」と音のするあれです)、フィルターが落ちないように立てるためのツメがついています。右のポッド用はレバーを握って開いてポッド(デロンギの場合はパッチみたいな形)を入れるだけ。スマートです。

20150918-05ホルダーのはまる抽出口はこんな形。

20150918-06Amazonなどのレビューで「ここから漏れる」と書いている人が多く、物議を醸しだしているポイント。まあ心臓部なのでここの精度は自分も気になります。なにやら改造して漏れなくなったという話もあり・・?
左の丸いプラスチックは謎でしたが、実はパウダーを慣らすためのスタンパー。考えられているなー。

同じく口コミでの物議ポイント、ミルク・フロッサーの吹き立ち口はこんな形。買ったままでは泡立ちが悪く、穴を増やしたら良くなった、という人も居ます。

20150918-07

緊張の一杯

マニュアルを読みドキドキしながら最初の一杯を淹れました。

豆はコーヒーメーカーで使っていたいわい珈琲のエスプレッソブレンド。QUOカードの使い道はデロンギのコーヒーグラインダー。 | 徒労日記で買ったコーヒーグラインダーの粗さ調節を初のExtraFine(極細)にセット。

20150918-08挽いた粉はグラニュー糖より細かいくらい。

20150918-09これをパウダー用フィルターに入れ、スタンパーで軽く押し固めます。

20150918-12そして余熱をしておいた本体の抽出スイッチON。

20150918-13マニュアルによると10秒で30ml抽出できるのがベストなセッティングとの事。30ml出ているかわかりようが無いので小さいメジャーカップを用意しました。

10秒経ったら手動でOFFするわけですが、貧乏根性のためつい数秒引き伸ばしてしまったり。その頃には明らかに色の薄くなった液体が出てきます。コーヒーのエキスを10秒で出し切るなんてまさに「抽出」。

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粉を均等にセットできていない場合など、2つのカップに均等に落ちない事がままあります。この写真は割と等しく入ったほう。

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フォームドミルクがまた難しく、アートを書くなんて夢のまた夢。ともかく、我が家初のカフェラテが完成しました。

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一口飲んだ結果・・・ニヤリ。
専門店の様な香りや舌触りには遠く及ばないものの、ミルクを足したドリップコーヒーとは別格の濃さを味わえました。

使いこなしには慣れが必要

淹れ方はいろいろありますが、このECO310でラテ1杯を作るにはおおむねこのくらいのステップがあります。

    1. タンクに水を入れスイッチON
    2. 豆を挽いてフィルターにセット
    3. ホルダーとカップを温める(お湯を通す)
    4. スチームノズルから水を抜く(スチームを通す)
    5. フィルターをホルダーにセット
    6. 冷えたミルクをミルクジャグへ
    7. エスプレッソ10秒抽出
    8. フォームドミルクを作る
    9. カップに注ぐ

慣れてくれば一連の流れで出来るけど、挽いてある豆をドリッパーに入れて終わりのコーヒーメーカーとは偉い違い。

また初回は「初めてお使いになる前に」に従って内部の洗浄や通水動作を行います。電源を入れると「ブゴゴゴゴ!」と大きな音がしてびっくりしますが、水が行き渡ると金魚のエアポンプくらいの音で抽出されるようになります。沸騰中の消費電力は電気ポットと同じ1000W。装置内の温度が下がった際、定期的にONになるようです。

20150918-11デザインポイントにもなっている天板はカップを温められる本格派!と言いたい所ですが数杯入れるためにONしてるくらいではほとんど温まりません。ホルダーを温めたり、スチームノズルから抜いた際にでるお湯を使ってカップを温めるのが良さそうです。

20150918-10

あとは多くの口コミ通り・・・ホルダーのスキマから漏れます。パウダーを詰め過ぎた場合など膨らんだ粉が抽出口を塞ぐため漏れる場合もありますが、ホルダーの締めによっても漏れることがあります。男性の力で捻るとどこまでも閉まりそうなので、なんとも頼りない感じはあります。改造方法とかあるのかな。

以上、長くなりましたがデロンギのECO310、使ってみた日記でした。
抽出もフォームドミルクもマニュアルには「こうすれば完璧」とは書いていません。いろいろ試しながらベストを見つけてください、とあります。自分も自己ベストはまだ見つけられていませんが、模索しながら日々使っていくのがエスプレッソメーカーの一番の魅力なのでしょう。

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もうゴールしたい人向け。

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Musettiカフェポッドをもらいました

2015/09/28 更新
ECO310を買ったら「カフェポッドお試しプレゼントキャンペーン」なるものがあったので応募してました。
で、忘れた頃に到着。
20150928-01Delonghiさんありがとう!!
ムセッティー社についてですが

【金沢UMANO】ムセッティー(Musetti)エスプレッソコーヒー・デロンギグッズ通販


ムセッティー社は1934年にイタリア・ピアチェンツァで創業。
20カ国以上のコーヒー豆を吟味し、イタリアの伝統的製法を重んじた
最新の焙煎システムで厳選されたブレンドを提供しています。

本国イタリアのみならず世界中で愛されるエスプレッソです。

との事で別にデロンギのプライベートブランドというわけでもないようです。実際caffe Musettiを観る限り、各社エスプレッソマシンでもこのポッドに合う製品があるみたい。今回はお試しという事で3つのテイストが4個づつ入っていました。

早速個装袋をあけるとツマミのついたタブレット型ティーバッグみたいなポッドが出てきます。それをポッド専用をカパッと開いてペッと載せるだけ。全く簡単。
20150928-02あとは普通に抽出10秒。ちゃんとクレマも出ています。
20150928-03香りと酸味のエボリューション、コクのロッソをそれぞれストレートで飲んでみた感想は・・・ちょっと香りや苦味などの”エキス”が弱いかな、と。エスプレッソらしい濃さはあるけれど「うわぉ」という風でも無い。さすがにグラインダーで挽きたての豆には敵わない様です。むしろ超えたらどうしようかと心配していたんですが、ある意味一安心。

ただいつでもこの味が飲めること、終わったらパッと捨てられ後片付けが要らないこと、など考えると平日朝から手早くエスプレッソ飲みたい人にはマッチすると思います。

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