円熟の域に入った格安スマートウォッチ Xiaomi Smart Band 9

円熟の域に入った格安スマートウォッチ Xiaomi Smart Band 9

みなさん、あけましておめでとうございます。
本年も徒労日記をよろしくおねがいします。

ちょっと気にはなっていたんですが、世間は段々と「年末らしい、新年らしい」事ってしなくなっているらしい。
年明けの瞬間もふつーにゲームしてるし、ふつーに配信してる、好きなもの食べてる。

今年は自分の住む自治体では年賀状の取り扱いが38%も減少し過去最低数だったそうです。
次に廃れるのはなんでしょうか。おせち料理なのか、あけおめの挨拶なのか。
そう思った2025年の正月でした。

Xiaomi 14T ProのCPでもらえたSmartBand9

前フリは全く関係ありません。

年末に買ったXiaomi 14T Proにはいくつかのキャンペーンがありました。
その中の目玉がXiaomi Smart Band 9+粗品が貰えるとおいうもの。
12T Proの時はSmart band 7がもらえたので同じ感じ。

今まで使っていた8と9に大きな差はないそうでしたが、比べてみたいと思います。

ついにXiaomi Smart Band 8日本版が発売されたので早速2個買いました

スペックシートを確認

並べるとざっとこんな感じ

項目Xiaomi Smart Band 8Xiaomi Smart Band 9
サイズ48 × 22.5 × 10.99 mm46.53 × 21.63 × 10.95 mm
ディスプレイ1.62インチ AMOLED1.62インチ AMOLED
解像度192 × 490 ピクセル192 × 490 ピクセル
最大輝度600 nits1200 nits
バッテリー容量190 mAh233 mAh
最大駆動時間最大16日間最大21日間
運動モード150以上150以上
ヘルス機能心拍数、睡眠、血中酸素濃度、ストレス、女性の健康管理心拍数、睡眠、血中酸素濃度、ストレス、女性の健康管理
ボディ素材高強度ファイバー ポリマーアルミニウム合金
重量15g15.8g

僅かなレベルでボディが小さくなりました。
体感できないほどですが、盤面の隆起が減ってフラットに近づいたのは実感できます。

画素数は変わらないものの、明るさが倍。
炎天下では未だ見づらかったのでこれは期待できそうです。
それでいてバッテリ容量は約18%増加したため連続駆動時間は伸びているのは嬉しい点。

外観上の大きな変化は周囲がグロスコートされたプラスチックから、セミグロスのアルミ合金フレームとなった事。
重量はほぼ増加していないといえるでしょう。

あとは数値には表れていませんが、睡眠センサーの改善、SpO2センサーの改善、バイブレータの改良など細々手が入っているとのこと。

開封

キャンペーンサイトでIMEIを入力しエントリー。
数日後にちょっと不審なキャンペーン正体メールが届きます。
オンラインショッピングで購入する形式ですが、決済時に全額値引きされました。
完了後4日ほどで到着。

SmartBandの他、”High Capacity Gel Pen 5-Pack”と保護ガラス1枚がついてきました。
Xiaomiのボールペンとか初だ。

パッケージは簡素。
こういうのでいいんだよ(遠慮なく捨てられます)

一番最初に気づく違いはシリーズ初のアルミ合金ボディ。
仕上げの質感はよく、バンド結合部の精度も申し分ありません。
かなりデザインこだわった純正ストラップがアフターで発売しているので、交換する楽しみがあります。

SmartBand8のストラップはそのまま使用できました。
その他一見した違いはなし。

左がSmartBand8で右がSmartband9。

電極の位置で合わせると背面の文字が9では逆になります。
実は電極も逆になっていて、充電マグネットケーブルが逆につきます。

180度違う方向で充電しなくてはならず、自作の充電スタンドから飛び出るようになってしまった。
なんでこんな事したんだ・・・
もしかすると9添付ケーブルだと充電速度に差が出たりして?

また中央のセンサーが大きく変わっている事がわかります。
測定項目に差は無いから、改良された部分なのでしょう。

使い勝手

手に持った感じは大きな変化はなし。
相変わらず軽いし、サイズ感はそのまま。腕につけていても意識しなくていい。

ちょっと盤面がフラットになった?というくらい。

2週間ほど使っての感想は

  • バッテリの保ちが良くなった
  • バイブが強くなった

もともとSmartBandはバッテリーの保ちが自慢の機種。
それでも8に色々やらせると2,3日で60%程度に減っていました。
今回のバッテリー増加で昔の持続力が戻ってきた感じです。

またバイブは製品説明の通り強くなりました。

自分で作ったバイブレーションパターンもわかりやすいので、大事なアクションかどうかを手首の振動で判断、なんて事もできます。

以上、これまでSmartBandシリーズを使い続けてきた人からすれば大きな変化はなし。
それでも質感やバッテリーなどを変更してより成熟されたスマートウォッチになったと思います。
しかも値段はほぼ変化なし。
当初は4,980円くらいだったけれど、今でも5,487円なら円相場的に据え置き価格だと思ってます。

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