自分のBlogでは安西先生、3回目のご出勤ですね。
ご苦労様です。
今回はナニに物欲してるかと言いますと、USB DACです。それはなんぞー?といいますと、USBでつながるDAC(Digital Audio Converter)。DACと書くと難しく聞こえるけど、PCぽく言うと「USBオーディオアダプタ」って事ですね。
スピーカーも買ったしアンプも満足いくものができた。
じゃあ最後は音源だよねと。
今まで音源が後回しだったのは今使ってるONKYOのSE-90PCIに不満が無かったから。でもPCケースはノイズで溢れてる(らしい)し、音源は外に出した方がイインジャネ?そんなこじつけでUSBオーディオアダプタも試したいと考えていた所です。ONKYO SE-U55SXなども買いかけましたが、どうにも高いしあまりイイ話も聞かないのでぐっと我慢。
そこでググってみると、Ti社のUSB回路内蔵DAC,PCM2702,PCM2704を使った同人的キットがいくつか出ているらしい。
- 高音質な バスパワーUSB-DAC の製作 (PCM2702) – nabeの雑記帳
- TI/バーブラウンPCM2704使用のUSBオーディオキット- 株式会社VICS
- PCM2702 USB-DAC – お気楽オーディオ資料館
最初はヘッドフォンアンプでもお世話になったnabeの雑記帳さんの所の回路で自作を考えていたけど、PCM2702もPCM2704もどうやら国内では販売してないらしい。そうなるとdigikeyで個人輸入するしか無く、500円の部品一個買うのに送料が2000円も取られてアホくさい。それなら同じ値段でキットが買えるVICSのPCM2704使用USBオーディオキットでいいじゃん。なんて最初はこれでお手軽に済ませるつもりだったのに、「納期一ヶ月」と連絡が来てから火がついた。
結局お気楽オーディオ資料館さんのキット頒布(有償で分けてもらう事)に申し込みました。
PCM2702とPCM2704の違いついては西川和久の不定期コラムにて書かれています。
一通のメールから…。“KECES USB DAC PCM2702を試す” – 西川和久の不定期コラム
前回のUSB Audioに使われていたのはPCM2704。今回はPCM2702と若干型番の数字が低いこともあり、はじめは単にPCM2704のローコスト版かな!? と思っていた。実際、メーカーのデータシートを見るとS/PDIFの出力が無い。ところが、TI社の担当者とのやり取りで、DACのコアやPLLが全く別。PC向けとしてはオーバースペックとも言えるものらしく、俄然興味がわいてきた。
では同じ様にPCM2702を使用した自作キットを頒布されている「nabeの雑記帳さん(nabeさん)」と「お気楽オーディオ資料館さん(fujiwaraさん)」の違いは何か調べてみた所
■nabeの雑記帳さん
USBのみのバスパワー。そのためのDCDC反転チャージポンプ回路がある
OPAを多段で使っていたり、コンデンサ多数並列でつなぐなど工夫あり
超低ESRコンデンサなどパーツに特異なのがあり、地方では入手に苦労しそう
■お気楽オーディオ資料館さん
AC接続のセルフパワー前提で+3.3V,+5V,+-15Vの回路搭載済み
回路はアプリケーションシートほぼそのままのベーシックな構成
まだ頒布してる
かなと。
nabeさんのもまだ頒布しているなら是非お願いしたかったー。でも選別品オペアンプにしろ、コンデンサにしろ地方で集めるにはコストがかかりそう。お気楽オーディオさんのはDAC以外特に指定が無いので、部品集めは割と用意です。
荷物はメールを入れてから三日ほどで届きました。
次回、部品がそろわないままフライング制作していくの図を掲載。