ミノウラのバイクタワー20を買ったので激安バイクタワーとくらべてみます。

ミノウラのバイクタワー20を買ったので激安バイクタワーとくらべてみます。

ある日、仕事を終えて帰宅すると大事故が起きていました。

「倒れたチャリで家に入れない!!」

クロスバイク2台を縦に収納している「自転車スタンド1838」が倒れ、2台が折り重なるように玄関に横たわっていたんです。今までも数回倒れかけた事はあったももの、ここまで被害が大きいのは初めて。

これはまずい。
今年の自転車ハイシーズン前に、自転車収納道具を一新する事にしました。

ミノウラ バイクタワー20

ミノウラは過去スマホホルダーでも書いた国内の自転車アクセサリ専門メーカー。

特に収納、運搬用パーツは作りがよく国内で高い評価を得ています。その分高いけど。当時もミノウラは検討していたものの、空中収納自体に疑念があったので3年前はお試しで安物にしました。

ということで、今度は正真正銘ミノウラの2台用天井突っ張り式スタンドバイクタワー20 | MINOURA JAPANを購入です。

商品は大きな箱で届きました。継ぎ手のない一本物のバーがそのまま入っているのでかなり大きい。右の小さな箱も自転車用パーツですがこれの紹介は次回また。

本体はアルミ製でマウンテンバイクのダウンチューブくらいの太さがある立派な作り。大きなミノウラロゴに「Made in japan」の文字が誇らしげです。長さ調節はメインの調整リングを六角レンチで締め付け、さらに予備としてストッパー金具もセット。さらにさらに転倒防止の非常用タイラップを壁などに止めるという念の入れ用。

自転車スタンド1838とくらべてみる

これまで使っていたノーブランドのバイクスタンドは”自転車スタンド1838”という商品。

4,000円で一応目的は果たせていましたが、バイクタワー20と比べたらなんかもうすべてが違う。

まずクレードル(自転車をかける部分)。
単純につまみについたネジをシャフト(グレーの部分)に突き立てる構造なので、力いっぱい締め付けないと自転車ごと滑り落ちます。またフックのビニールキャップは薄いので裂けてしまいました。

こちらがミノウラのクレードル。
上下、フックの幅、フックの角度はそれぞれ個別のネジで調節可能。一つ弄ったらみんな狂った、なんてならないので細かく調整しやすい。
パイプへの取り付けはスマホホルダーと同じく、ネジをしめると輪っかが締まって固定する仕組み。しっかり締めれば体重をかけてもびくともしません(むしろ体重をかけて確かめるよう指示があります)

フックは分厚いビニールコート付き。
クレードルより大分飛び出していて車体がポールに触れないよう配慮されています。スタンド1838はただのJ字フックでした。

ポール頭頂部は突っ張り棒の様にテンションをかけるスプリングがついてます。赤いラインが見えなくなる様に床と天井の間に押し付けて設置します。

高い剛性感

天上側には当て木をしつつ設置。
ためしに前後に揺すってみても大分「しならなく」なりました。これがスタンド1838だと弓のようにガタガタと揺れたものですが。

何度も自転車を載せ降ろしすると、この「しなり」によって段々ポールがズレてきます。それがある一定に達するとポールの頭頂部が外れ転倒に至るんでしょう。

クレードルをトライ・アンド・エラーで調節しながらクロスバイク2台を搭載してみました。
クレードル自身にも剛性があり1点支持になってもちゃんと支えてくれます。

飛び出たフックはかけやすいですが、割りと太いため引っ掛ける場所に再考の必要あり。

前作のバイクタワー10は使用しているとパイプが縮んで倒れる、という問題がありました(ただし無償交換により直ります)。

バイクタワー20は各所改良されているそうなので価格見合った安定感を見せてくれる事を期待します。

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