個人的に最も有名なリプロダクトインテリアだと思っているイームズのシェルチェア。
これに少し前から気になっていた商品が話題となっていたので、ダイニングのチェアとして買い替えてみました。
イームズチェア パッチワーク
「リプロダクト=意匠権の期限が切れた有名作品の模倣品」と聞くと劣化コピーみたいなイメージがありますが、最近はオリジナルには無い+αを加えて人気の商品もあるそうな。
【楽天市場】【全30色】 イームズチェア ダイニングチェア パッチワーク (以下略):ReHome
今回買った「イームズチェア パッチワーク」もその類。
オリジナルのプラスチック一色(ワイヤー製はあるけど)のシェルではなく、ウレタンフォームとパッチワーク風の鮮やかなファブリックで包んだ製品です。オールプラの造形美は認めるけれど、真冬の朝に座った瞬間が寒いんですよね・・・。これならチェアパッドも要らなさそう。
というわけでタイトルからして見づらさMaxの【楽天市場】:ReHomeで買いました。
・・・楽天市場、相変わらず見てると心がざわつく。
いざ開梱
巨大な箱に入って到着。
ワイヤーベースのみ納期がかかるという事で3週間ほどかかりました。
シェルにねじやレンチの小袋、脚と説明書。2脚買ったけど1箱には説明書が入ってなかった・・・。
脚パーツが残念
その説明書が入っていなかった方は特に脚パーツが残念な仕上がりでした。
鉄線の曲げの甘さ、溶接の粗さもさることながら、メッキが荒くて黒錆が出ていたり、ところによっては禿げアリ。どこかに裸でストックしてあったのか薄汚れて曇ってるし・・・。返却も面倒なので雑巾がけ。
組み立てはネジ穴のキャップを取り、黒丸のベースパーツをはめてから4箇所をネジ止め。
しかしこの部分の精度に問題あり、ネジはなんとか締まるものの、そのままではうまく黒丸ベースにのってくれない。
手前2箇所のように一箇所しかベースに乗らないと強度に関わります。多分そのうち割れる。
脚に関しては「歪んでたら手で曲げて」と手順書に書いてありました。そこで頑張って引っ張りながら4箇所のネジを締め付け、どうにか固定完了。
これまで使っていた黄緑色のシェルチェアと脚を比べてみましょう。
大きな違いとして、脚を相互につなぐフレームの接合位置に注目。
奥の方が先端&根本ギリギリで結合されているので綺麗なトラス構造になっていますます。手前の方は鉄線1本の部分が長いので少し弱そう。
表面も溶接部もこちらが綺麗。数年経っても劣化はなく、ネジ止め部もピタッと合ってます。
シェルはいい仕上がり
脚は残念でしたが、お目当てはシェルの方。
このカラーパターン、いい。
パッと見は遊びのある模様なのだけど、モノトーン色との組み合わせで抑えが効いています。
綺麗に貼られていて、浮きやヨレなどはありません。糸のほつれなどもなし。
ファブリックは太めの糸が使われていて風合いが豊か。
この深い青地なんかは我が家のソファに似ていて気に入りました。
座り心地やわらか
ファブリック仕上げの期待通り、座り心地は柔らか。
ウレタン部分の厚みも少しあって、これならヒヤッとしなさそう。
脚の仕上げだけが残念なので、気になる人は別の脚をオススメします。
この座面で昔品質の脚が付属していたら本当良かったのになー。
・・・
あれ?Amazonで買える??しかもアイリスオーヤマ??