今日は夕方前から仕事。
なので午前中はつかの間の休息。仕事の為街中で夜を明かしたので、帰りにいつものネットカフェ寄り道してきました。
今日読んだのは「未来日記」
未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5)) | |
えすの サカエ 角川書店 2006-07-21 おすすめ平均 |
未来日記 (2) (カドカワコミックスAエース) | |
えすの サカエ 角川書店 2006-10-24 おすすめ平均 |
未来日記 3 (3) (角川コミックス・エース 129-7) | |
えすの サカエ 角川書店 2007-03-26 おすすめ平均 |
未来日記 4 (4) (角川コミックス・エース 129-8) | |
えすの サカエ 角川書店 2007-10-26 おすすめ平均 |
未来日記 5 (5) (角川コミックス・エース 129-9) | |
えすの サカエ 角川書店 2008-02 おすすめ平均 |
時間もあったので全巻貼ってみる。
主人公雪輝は自分の妄想?から飛び出した神が始めたゲームに巻き込まれる。そのゲームはそれぞれ未来が記される日記(未来日記)を持つ12人が、相手の正体を暴きながら、最後の一人の生き残りをかけて戦うというもの。
雪輝の日記は10分先の事象を完全に予知する「無差別日記」。でもそこには肝心の自分の未来がポッカリと抜けていた。それを助けるのが雪輝を盲愛するヤンデレ美少女、由乃。由乃の持つ雪輝の事だけが書かれた「雪輝日記」を使い、2人は協力(と呼ぶのには危ういバランス)しながら生き残っていくといお話。
「ひぐらしのなく頃に」をはじめ、ヤンデレという言葉が認知される一端を担った作品だと思います。探偵推理マンガの様に話に作り込みや密度は無いけど、アラを探さず素直にストーリーにのめり込めば非常に面白い作品だと思います。エンターテイメント的な意味で。
ただしヤンデレ作品だけあって人が良く死ぬ。簡単に人を刺す。由乃怖いよ由乃。
これを「作品」として消化できる人はいいけど、そうでも無い人が読んでTBSあたりを喜ばせる結果にならないかが心配。
昨日、ニュースで宮崎勤被告の死刑が伝えられました。「オタク犯罪のはしり」って報道されてるみたいけど、このあたりから犯罪に「理由」ってものは必ずしもついてこなくなっている気がする。アキバの無差別殺傷事件しかり。
昔は罪を犯した人にはそれぞれ理由があった(お金目的にしろ、何にしろ)様に思う。もちろん理由があったって正当化はできないけど。それが今は「自分の中の何かが。」とか言いながら自身の気持ちを消化できない動物が欲望の赴くままに犯罪を行う。また、ネットはそれを20年前の数百倍の速さ、広さで助けてしまう。
人間と動物の違いは沢山あるけど、「理性があるかどうか」も大きな違いの一つかと。理性というダムが低くなったのか、欲望という波が高くなったのかはわからないけど、簡単に飛び越されすぎでしょ・・・。動物でさえ危機を察知し、行動を変える事はある。それができないというなら、もうそれは人間じゃなくて「畜生」なんじゃないかと。
実は犯行から20年も経っていたんですね。そして今更の死刑(でも異例のスピードらしい)。正直税金の無駄使いとしか・・・ あるかもわからない真実を求めたのかな?犯人と確認した時点で即実行でもいいと思う。種をまかずに実を得ようとする気?某少佐のお言葉ですがおっしゃる通り。人権を無視する人には人権をあてがう必要は無いというのが一個人の考えです。
これからこんな事件が続発すれば、一つの事件の犯人を深々と掘り下げている余裕(金銭的時間的に)は無くなるのでは。そんな気がします。
人を殺して楽しむのは物語の中だけにしてくれ。ヒロインを気取るな。