北海道は今や外出に手袋は欠かせない時期になりました。最近はスマフォ対応手袋のバリエーションも増えてきましたが、北海道の真冬に耐えられるような厚手の物はありません。そんな寒いときに外でスマフォ触るなって事ですか。
それはともかく、世の中のスマフォ用手袋に厚手の物が無い事、デザインが気に入るものが無い事などを考えて、導電糸を使って手袋を自作する事にしました。導電糸とは字の通り、電気を通す糸です。これで手袋の中と外を貫通させれば、指の接触がiPhoneに伝わるという作戦。もういろんなサイトで記事になってますけどね。
この導電糸ですが北海道では手に入りません(タブン)。通販で探せばありますが、元が安いだけに送料がバカらしい。
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するとちょうど東京に行くというnao318さんが買ってきてくださいました。感謝しつつ練習として初冬用の手袋にさっそく縫い付けてみます。
糸は予想外に太く、細めのたこ糸くらいあります。よく見るとワイヤーの様な輝きが。多少工業用油を含んでいるのか包装に油が滲んでいました。写真は指の部分をひっくりかえして縫ってる所。表側の仕上がりが確認できないのが辛い所ですが、こうでもしないと指先を縫うなんてムリ。
よく使いそうな親指の腹と人差し指の指先部分に縫い付けました。予定通り不格好ですが(゚ε゚)キニシナイ!
実際iPhoneを操作してみましたが、無事動きました。でもさすがに素手のような反応はしてくれないですね。意識してぐっと押して操作する、といった感触。
もし作られる方は
- 縫い付けは普段押している場所よりも、少し先端にする。
- X(クロス)に縫い付けると、厚くなり違和感の元になる。
- 針は穴が大きい物が楽
あたりを意識されるといいかと。自分は親指の腹のあたりを縫いましたが、効かないとなると自然と指先で押そうとしてしまうもので。