最近「ゲーミングxインテリア」ブランドのコラボをよく聞きます。
一つはLogicool x Harman Miller。
もう一つはASUS ROG x IKEA。
テレワークが常態化する中で「とりあえず用意」から「長年使えるモノ」に目が向けられています。
本物のゲーミングチェアが気になっているヒトは居るのではないでしょうか。
Logicool x Harman Miller
日本のゲーミングデバイスでトップシェアを誇るLogicool。
そのLogicoolと組んだのが高級チェアの代名詞とも言われるHerman Miller。
その2大ブランドのコラボチェアがEMBODYゲーミング チェア。
EMBODY
- ハーマンミラーのゲーミング チェア、Ratioデスク、Ollinモニターアーム | ロジクールG
- エンボディ ゲーミング チェア – Herman Miller X Logicool G – JP – Herman Miller Gaming
数ある秀作チェアのうち、コラボのベースとなったのはエンボディチェア。
形はそのまま、各部パーツをLogicoolGカラーにし、ハイバック、座面などのモールドを変えたモデル。
エンボディチェアの完成度からいって、今更変えられる部分は少ないのでしょう。
しかしお値段もほぼそほまま。
¥214,225(税込)とゲーミングチェアとしては破格の商品になっています。
まさに「最上級のゲーミングチェア」を探す人にはうってつけのアイテムです。
Aeron&Sayl
Herman Millerは他にもアーロンとセイルチェアをゲーミングエディションとしてラインナップ。
ゲーミングのためのアーロン - 人間工学 - ハーマンミラー – JP – Herman Miller Gaming
セイルチェア ゲーミングエディション - 人間工学 - ハーマンミラー – JP – Herman Miller Gaming
こちらあはコラボではなく、Herman Miller単独でのゲーミングモデル設定。
形状の変化はなく、ボディカラーがゲーミングチェアらしくブラック基調となっています。
セイルチェアはカラバリがあり、初音ミクっぽいカラー”オーシャンディープ”を選べばちょっとLogicoolGっぽいかも?
アーロンは企業で採用される事も多いため、eSport業界のオフィスに配備されたりするんでしょうか。
過去の試座感
それぞれのベースとなったモデルは座り比べた事があります。
ガッチリホールドして姿勢をキープするならアーロン>エンボディ>セイルという順位でしょう。
アーロンは座面のメッシュ生地による強い反発力があります。
背骨を支えるポスチャーフィットにより、背筋を伸ばした体制をサポートしてくれます。
机に向かってのゲームだけではなく、クリエイティブな作業をしたい人にもオススメ。
今回のエンボディチェアは後傾姿勢の少しゆったりしたチェア。
大きな背もたれに体を預けて、楽な姿勢を続けるのが向きます。長時間のゲームプレイなら少しルーズさも必要。
今回のエンボディはピッタリなのかもしれません。
セイルチェアは「高品位なスタンダードOAチェア」という感触。
包み込むようなホールド感などはなく、一般のOAチェアに近い印象を受けました。
メッシュのハイバックは肩を動かすと当たる部分がカットされており、動きやすい。立ち座りの多い人に向きます。
ASUS ROG x IKEA
意外なコラボでした。昨年9月の話です。
(機械翻訳)IKEAはRepublicof Gamers(ROG)と提携して、家庭でのゲーム体験を新しいレベルに引き上げるための手頃な価格のゲーム用家具とアクセサリーの新しい範囲を開発しています。約30の製品からなる範囲は、2021年2月に中国で最初に発売され、2021年10月から他のイケア市場で利用可能になります。
マザボのリーダー的ブランドで最近はルータ等周辺機器も揃えるPCパーツメーカーASUS。そのゲーミングブランドROG。
北欧デザインインテリアを一気に世界に広めたIKEA。
このコラボで3つのグレードが発表されました。
最上位のMATCHSPEL Gaming chair.
ミドルクラスのUTESPELAREGaming chair.
最も安価なHUVUDSPELAREGaming chair.
MATCHSPEL
IKEAのゲーミングチェア最上位。
エンボディと同様の大きな背もたれに、ヘッドレストまで伸びた1本のフレームが特徴的。
シンプルなデザインで「いかにもゲーミング」していない外観がイケアらしい。
ホワイトカラーも用意。
オフィスチェアとしても使えそう。
ただ、IKEAらしくシンプルな構造のようです。
ベースからハイバックフレームに至るまで基本パーツは全て樹脂製。調節も座面高と肘置き高さのみ。背もたれはシンクロロッキングしそう。
座面のツヤっとしたサーフェイスもPUレザーぽいので少し夏場蒸れそう。ハイバックは通気性良さそうですね。
海外のサイトを見ると¥999.00と表示されていますが、作り的には5万前後と予想します。
5月に国内発売見込みらしいので価格を待ちましょう。
UTESPELARE
ミドルクラスゲーミングチェア。
いかにもゲーミングなわかりやすい形状をしています。
座高調整とロッキングの固定/フリーと、硬さ調節があります。
肘置きがパイプを使ったL字タイプなのは珍しい。
形状はレーシングシートのようではありますが、サイドのサポートは低く、締め付けない作り。
相対的にROG純正のROG Chariot Core Gaming Chairは、座面から方までがっしりサポートといった形状をしています。
価格は現時点で¥699.00の表記。
MATCHSPELの約2/3の価格に抑えられるようです。4万なら高いですが、3万切ってきたら面白そう。
HUVUDSPELARE
最もローコスト。
スウェーデン語で”メインプレイヤー”。
ゲーミングチェアとは?を問いかけるシンプルデザイン。
・・・まあ元々定義なんて無いと思いますが。
座面より下のパーツはUTESPELAREと同一に見えます。
座高、ロッキングの固定/フリーと硬さ調節が可能。キャスターは立ち上がるとブレーキが掛かり、予想外の動きを防ぐ機構をもちます。
価格は¥299.00と表示の上、最もローコストな製品につく黄色ラベル付き。
おそらく1万円台で提供されると思います。
国内IKEAでの取り扱い開始が待ち遠しいですね!
ASUSは国内でBauhutte®と組んでショー出展していました。
世界レベルのコラボで今後そちらに傾いてしまうのかも気になります。