先日所要で東京に行った際、秋葉原の東映無線ラジオデパート店で久しぶりに中華タブレットに手を出してしまいました。Teclast tPad X80 Plusです。
Dual OSというジャンル
中華パッドを買ったのは2012年9月のONDA V701 双核版が最後。そのころはAndroid一色だったものですが、現在はWindows10採用タブレットが市場を広げたため「Windows10とAndroid4.4(or5.1)のデュアルブート」という製品が中国・台湾メーカーから各種発売されています。
その中から今回
- 14nmプロセスのAtom X5-Z8300(Cherry Trail)
- 不具合情報が少ない←これ大事
- GPU負荷の低そうな1280×800
- 液晶がきれい(らしい)
- Androidが4.4ではなく5.1
をポイントとして台电科技 – 台电平板电脑 X80 Plus 双系统を選びました。発売からしばらく経っているのでレビュー記事なども多くあります。中でも細かく書かれているTeclast X80 Plus(Dual OS)のスペックが大変参考になりました。
早速開封
「現金特価」という事で14,980円。
ググったらGearBest.comにて$106ですよとか見つけてぐぬぬとなったけど、今開いたらさらにFrash Saleとやらで$79.99とか見えちゃってもう禿げそう。それでも当時は「今欲しい!東京旅行の手土産が欲しい!!」という事でIYHしました(結果?飛行機の手荷物重量で引っかかったのは別の話・・・)
お供に浜田電機でSandiskのMicroSDカード(80MB/s品)16GBを718円で購入。Sandiskでこの値段かー(遠い目)
裏のスペックシートはなんとなく解るフレーズが並びます。Wi-Fi DisplayというのはWIDIのことだろうか。
カパッと開いてもなんの変哲もないパッケージングで本体がお目見え。
iPadなぞ知るか!と言わんばかり。充電用USBケーブル、短いOTGケーブルが付属します。
手に取つと愛用のiPad mini 1stと重さは同じくらい、厚みは二回りほどあるかなという印象。
スイッチや背面に使われるプラスチックはチープで価格を反映しています。その代わり四隅はラウンドしており、網目のような細かなパターンが掘ってあるため、それほど滑り落ちやすそうな感じはありません。表面側に貼られた保護シートは剥がさずそのまま利用可能。日本では手に入りづらい為助かります。
ざっくり使ってみた
androidサイド
まずはGUIのブートマネージャにてAndroidを選択。
日本語の標準アプリとプリインストの中華アプリがびっしり並んだホーム画面。
システム自体は出荷時から日本語に設定されているため操作には困りません。ただし日本語変換はGoogle 日本語入力、Google手書き入力をインストールする必要あり。
Android5.1は当然ながら指での操作に最適化されており、オペレーション、レスポンス共にストレスなく利用できました。デュアルコアと比べてもサクサク動くのはクアッドコアのパワーと2GBメモリの力でしょう。
Windowsへの切り替えは専用アプリから行います。
Windowsサイド
初のタッチパネルWindowsの印象は「このままでも結構使えるじゃない」。
スタートボタンはランチャーとウィジェットが一つになったデザインでコントラストが高く、屋外でも視認性・操作性に優れます。右下にあるフキダシアイコンでアクションセンターがポップ。Androidの通知センターと同じ機能があり、コントロールパネルを開かなくてもメジャーな設定項目を変更できます。
androidから移ると使い慣れたアプリがフル機能で使えるのってとてもイイ。これまでiPhoneやiPadでもやりたい事にあわせてPCを使ったりと住み分けていましたが、Win10タブレットなら大抵の事はこのタブレットで完結できてしまいそう。今のところは。
OTGにキーボード rappoo 9060をつないでChromeから徒労日記を更新してみました。
キーボードでガシガシ入力しても問題ない範囲でレスポンスしてくれます(MS IME)。F11で全画面モードにし、編集画面のデザインを1カラムにすれば編集領域・文字の大きさともに問題ありません。表示がきれいで文字が見やすくBlogの記事を書くくらいなら疲れずに書き上げれます。今回の投稿もほとんとこのタブレットで書きました。
やっぱり使い慣れたChrome拡張&Wordpressプラグインが使えるのって記事作成には大切な要素ですね。マウスでの引用やタスク切り替えと相まってリンク作成も苦になりません。純正Wordpressアプリがプアで、ファイル名やサイズが変わってしまう写真アップロードもiOS編集での問題でした。これなら縮小専用。でいつも通りアップできて快適。画像の貼り付け位置変更もD&D可能。基本的にモバイルOSは画面上の要素をまたいだD&Dに弱いんですよね。
WindowsにもAndroidへのOSスイッチアプリがプリインストールされます。
思ったよりも使えそうだし、これからiPad miniの後釜になれるのか、いろいろ試してみます。