一月ほど前から使い始めたマネーフォーワード。「家計簿」に無縁なものぐさな自分にも続けられ、苦労する事なく入出金を把握する事ができるようになりました。
家計簿マネーフォワード -自動で管理できる無料の家計簿アプリ-
カテゴリ: ファイナンス, ユーティリティ
レビュー:4.5/4.5
24.7 MB:無料
マネーフォワードのしくみと安全性
マネーフォワードは各金融サービスの入出金を収集し、スマホに家計簿として表示できるサービス。そのため「ネットバンキング」や「金融サービスのお客様マイページ」のログイン情報を預ける必要があり、結果としてマネーフォワードのサービス(運営側)を全面的に信用しなくてはなりません。
多くの人はなんでも出来てしまうネットバンキングの情報を渡してしまう事に強い抵抗があるでしょう。
安全性についてはセキュリティ・個人情報|マネーフォワードで細かくアピールされているものの、結局のところは割り切りが必要。自分はそう思います。運営に悪意はなくても漏れた事件は山ほどありますし。その時にヒステリーを起こしてしまう様な人には向かないサービスです。
有事の際には連携はすぐに切り上げられるよう、普段からアカウント変更の準備などしておくことは必要かもしれません。
基本的の使い方
金融機関を登録したらあとは何もしなくてもレポートが出来てきます。過去一年分が一気に出てくる様はちょっと感動を覚えますね。自分は上の画像の様にメインバンク、携帯電話、メインクレジットカードの3つを登録しました。
マネーフォワードは非常に多くのサービス・金融機関と連携可能。過去にも似たようなサービスは試しましたが、大抵が大手都市銀行のみの対応だったため、やっぱりねと諦めた事があります。今回は地方銀行からクレジットカード、携帯電話やFxに至るまで幅広く対応しています。
下のスクショは自動的に分類、毎月のグラフに表示してくれた結果。
最初のうちは判別できない項目が多く、「未分類」が大半を締めていました。
その場合は一度明細を開いて手動で分類を変更・保存すれば次回以降は自動割り振りが行われます。まあ触ったる限り確実性が今ひとつの様で、何度か同じ変更をする羽目になってはいますが。
こうしてグラフが完成すれば月ごとの収支が表示され、黒字や赤字、支払い比率などをひと目で把握可能になります。残高を見るのも苦労なネットバンキングの様に、UIに悩まされる事もなければデータの比較に時間をとられる事もありません。
予算を立てて行動を変える
前月の消費を元に、予算を立てる事もできます。項目ごとのベースラインを決めておけば、月中でも「あ、使いすぎた」とか行動を修正する意識が働きます。
実際日用品や食費まで細かくつけるならReceRecoとの連携が便利そう。
【無料家計簿の決定版】ReceRecoレシート撮影で支出管理
カテゴリ: ファイナンス, ライフスタイル
レビュー:3.5/4
29.6 MB:無料
プレミアムサービスも検討の価値アリ
無料版で収集してくれるのは過去1年間のデータまで。それ以前のデータと比較したい場合などは500円/月のプレミアムサービスが必要です。
1.公開パーソナルコンサルティング
2.マンスリーレポートで、時間を割かずとも月次の状況がはっきりわかる
3.1年以上前のデータを閲覧可能
4.データを常にトリプルバックアップ
5.お持ちの口座情報を一括で更新可能
etc.
資産として長期的な変化を確認したいと思うなら、有償プランも検討いいんじゃないでしょうか。冬季の光熱費を比べたい時などにも使えそうです。