京都のリノベーションホテル「アンテルーム京都」と大阪「T’POINT」

京都のリノベーションホテル「アンテルーム京都」と大阪「T’POINT」

プライベートで関西旅行をする機会があり、せっかくだからと面白そうなホテル2つを選んで泊まってきました。

アンテルーム京都

まずは京都で一泊。数々のサイトで「オシャレ」「満足」と評価の高いホテル、アンテルーム京都

建物

元々代ゼミの学生寮だった建物をリノベーションし生まれ変わらせたホテルです。入口にフェニックスの木もあり南国リゾート風ですが、目の前に立って見上げるとなるほど、寮だったんだね。と実感しました。

20150121-02入口をくぐるとフロントと共にアートスペースが広がります。この日はエントランス展示の入れ替えを行っていました。ロビーには自由に使えるPCと、恵文社一乗寺店セレクトのデザイン系書籍が並んでおり、自由に読むことが可能。部屋で使われているアメニティや器の販売もあり、ホテルに感激したた自分はトートバッグを買ってしまいました。

20150121-03白で統一された建物内は流行のカフェの様。部屋に向かう途中、間口が広く開放的なlounge&BARスペースの前を通ります。

20150121-04メニューは各種ウィスキーの他月替わりのオリジナルドリンクにビール。酒麹を使った濃厚チーズケーキなどもあり。リラックスして過ごせました。

部屋

今回の部屋はTerrace twin

20150121-05入った瞬間二人で感嘆の声をあげました。ホテルって部屋に入った瞬間の感動が大切だと思うんです。

デザインマンションの一室の様でガッチリ自分の好みでした。部屋の幅と同じ大きな掃き出し窓にウッドデッキのあるテラス。テーブルの上や洗面所には拘った小物やアメニティが備えられていました。
涼しい季節は外のテーブルでお酒を飲みながら夜を明かしたりするんですかね。

ベッドはシモンズ?かどうかまではわかりませんでしたが、硬すぎずやわらかすぎず。ビジネスホテルの締め付ける様な掛け布団が嫌いなんですが、こちらのは軽い掛け心地で熟睡できましたよ。

朝食

このホテルは朝食も評判がいいです。
この日のメニューは

  • チキンとベシャメルソースとグラナチーズのグラタンのピタサンド
  • にんじんとクリスピーベーコンのサラダのラップサンド
  • オニオンスープ
  • 緑のスムージー etc.

20150121-06野菜中心のメニューでありながら男性でも満足のボリューム。一人分づつ、詰めて巻いてサーブしてくれます。ドレッシングまで美味しい。

アクセスと感想

駅から少し離れているため、サイトの案内だけでは不便な印象を受けました。実際は京都観光で使った市バスの1日乗り放題パス(500円)を使ってすぐ側に降りられたので問題なし。

20150121-07京都駅北口バスのりば、D4から出る16号系統「地下鉄十条駅 南区総合庁舎行き」に乗りバス停3つ目。「烏丸札ノ杜」で降りれば徒歩1分の距離です。

ベタ褒めしてしまいましたが、本当に完成度が高いというか気持ちの満たされる、まさに満足できるホテルでした。その上安い。オフシーズンかつ平日ということもあり、じゃらん.net経由でビジネスホテルとそう変わらない値段です。

また京都に行くチャンスがあったら迷うことなく予約したい。そう思います。

T’POINT

二泊目は大阪中心部にあるHOTEL T’POINT。45部屋すべてのデザインが違うというホテル。

20150121-08最初に書いてしまうと、アンテルーム京都に感激した目で見てしまうとちょっとアラが目立ってしまい惜しいなと思いました。ここにだけに泊まったならまた感想は違かったかもしれません。

部屋

サイトに載っている通り、ベーシックな部屋からオシャレを通り越して奇抜な部屋まで45種類あるようです。今回は要望欄のお願いが叶い、comfortクラスの”611 Asian Resort“へ。

20150121-09部屋に入った瞬間の「おお」という感動はあります。大きなベッドを部屋の中心に置くレイアウトはBariのホテルも同じ。ただリメイク前から引き継いでるであろうエアコンや冷蔵庫はそのままで、そういった細かいものが目に入る事によって時代を感じ現実に引き戻されてしまいます。腕まくりして頑張ってデザインに仕立てているように自分には伝わってきたもので。

それでも1部屋ごとに違うコンセプトは見ているだけでも楽しいものです。挑戦的デザインが揃う「粋 -iki-」クラスにはベッドの斜め向かいにバスタブがある711 Japanese Styleや、むしろベッドの斜め向かいに便器がある211 Light Minimal Modernまで様々。なんだか撮影とかに使われそう。

朝食他

こちらのホテルも「ロハスな朝食」という事で力を入れています。
この日のメニューは

  • オープンオムレツとサラダ
  • カブとトマトのソテー
  • 白菜のクリームスープ
  • キウィの寒天寄せ etc.

20150121-10天然酵母を使ったパンも美味しかった。部屋では数歩?譲るものの、朝食は負けていないと感じました。

アクセスと感想

こちらも駅からは少し離れていて、心斎橋or長堀橋からそれぞれ5分の繁華街の一角。夜になると一丁隣では客引きもある場所ですが、買い物や夜の遊びにはいい場所。道頓堀からも歩ける距離でした。

じゃらん.netで予約し、オフシーズン&平日予約なら値段もほぼ一緒。朝食は美味しいし、面白い部屋に一泊住んでみたい!という希望を叶えてくれるホテルです。

2019/02/21 追記

残念?ながら現在は改名しHOTEL THE Grandee(ホテル ザ グランデ)になったようです。

よりオシャレで上質になったようですが、半ばラブホっぽい尖った部屋はもう無いみたい。

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