iOS8の純正アプリ「マップ」にFlyoverという機能があります。ミニチュア模型の様にモデリングされた3Dマップをグリグリ回して眺められる機能で、これまで東京のみが対応しており自分は見たことすらありませんでした。
が、昨日夜フォロワーさんの情報で札幌市も新たに対応した事を知りました。で、早速やってみたら面白い!すごい!という事で紹介します。
ちなみに東京、札幌以外のめぼしい都市を検索したんですが、この2都市しか出てきませんでした(自分調べ)。大阪、名古屋を差し置いて(?)札幌対応なんて嬉しいじゃないですか。あと小樽はツアーは無いものの、航空写真モードで拡大表示すればFlayoverするようです。
はじめよう
大きな手順として、純正「マップ」アプリをホーム画面の奥底から見つけ出して実行する必要があります。みんなGoogle Mapばかり使って「マップ」アプリなんて「消せないツール」グループにしまいこんでますよね?
起動したら「札幌」と検索します。「札幌を3D Flyover表示」と出ればそれを押します。出ない場合はドロップしたピンをタップし、フキダシから「Flyoverツアー」をクリックしましょう。
iPhoneよりiPadがオススメ
ツアーを開始するとその都市の有名構造物数カ所をヘリからの空撮の様に観光できます。iPhoneでも見えますが、大画面のiPadで見ると楽しさ倍増です。
サッポロビール博物館の煙突の文字まで再現。
遠景ではいびつな形をしていたビル群も、ズームするにつれて「こんなところまで?」と言いたくなる高精度の模型に変わっていきます。数点の航空写真からオブジェクト自動算出しているんだと思いますが、形、テクスチャ共に驚くべき完成度。民家の一軒一軒が識別できるほど。
大通公園2丁目ではSAPPORO CITY JAZZ開催中ですね。
自由に歩く
ツアーが終わったらor終了させて、市内を自由に見て回れます。観光地もいいですが、自分の生活圏が俯瞰で見えるというのも面白いものです。
(C)HTB
藻岩山展望台から市内を一望してみたり。
速いiPadと無線Wi-Fiがオススメ
3D表示にパワーが必要なのと、小刻みに通信を行うため、高速なiPad Airと11ac Wi-Fiがあるとより没入できるでしょう。その街に住んでいる人はもちろん、テレ東の空から日本を見てみようとか好きな人はきっと楽しめるはず。iOS8のマップアプリを見直せる素晴らしい機能、是非おためしあれ。
自分は巨大病院のロビーにあった建物模型が好きで、いつも張り付くように魅入ってたのを思い出しましたよ。