極小ノートGPD PocketにWindows11を無理やり入れる2022年2月版

極小ノートGPD PocketにWindows11を無理やり入れる2022年2月版

約5年前にクラファンでGPD Pocketという小さなノートパソコンを手に入れました。
UMPC(超小型ノートPC)のハシリとも言える製品。

GPD Pocket: 7.0′ UMPC-Laptop アンボックス!

このPC、普通にWindows11アップグレードを実行すると「CPUが対応していません」と言われます。
CPUがAtom x7-Z8750なので圏外もいいところ。

スペック的にもWin11どころかWin10の現行バージョンへのアプデもままならないマシン。

今回はCPUの問題をパスできる(できた)Win11のクリーンインストールに挑戦。
無事に起動したので手順を残します。

これに使ったものは以下

なお予想外にTPMは2.0対応しているようで、そこは引っ掛かりませんでした。

Win10でドライババックアップ

現状のWindows10から、ドライバを抜き出しバックアップします。

Double Driverというツールを使いました。
起動するとOS内蔵以外の追加ドライバが自動選択されます。
あとはバックアップを選び、コピー先をインストールUSBにしてバックアップを開始。

この時点でデバイスマネージャを開いて、不明なデバイスが無いか確認しておきます。
あとで復元時の差分を認識するためです。

併せてEaseUS® Todo Backup Freeで全イメージも保存しておきました。

新規インストール

F7(Fn⁺7)を連打し、USBから起動します。

通常のPCと同様にOSインストールを進めればOK。
画面が横になって見にくいくらいです。

エディションは”Windows 11 Home”を選択。
詳細設定を選び、SSDの中身はパーティションごと一度すべて消しました。

リブートが走りセットアップ画面が出てから本番。

ネットワークをパスする

ネットワークの接続を求められますが、GPD Pocketの内臓Wi-Fiではこの段階では接続できません。
SSIDを選んでパスワードを入れても接続できないとエラーになります。
パッチを当てないと日本の無線LAN周波数帯にアタッチしないからだとかなんとか。

Win11Proであればネットワークなしでもセットアップ継続できますが、Homeはこの瞬間だけでも接続必要。

以下の手法で切り抜けました。
「認識する無線LANアダプタを指して一時的に使う」です。

  1. 認識するネットワークデバイスを探す
    1. セットアップ画面でshift + F10を押してコマンドプロンプトを表示させる
    2. デバイスマネージャを起動する
      mmc devmgmt.msc
    3. 手持ちの無線LANアダプタや有線LANアダプタを順に挿し、認識するものを探す。
  2. GPD内蔵の無線LANを止める
    1. (shift + F10を押してコマンドプロンプトを表示させる)
    2. ネットワーク接続を開く
      ncpa.cpl
    3. 内蔵無線LAN”Broadcom 802.11ac Wireless PCIE…”を無効にする
  3. セットアップ画面に切り替え、表示されたSSIDに接続する(USBに挿したアダプタでつながる事になる)
  4. 次へを押して画面が変われば成功
    (内臓の無線LANはもともと調子悪いのでそのまま追加分でセットアップしたほうが良い)

自分は余っていたCoregaのCG-WLUSB300NMを使いました。
古い無線LANアダプタならほぼ自動で認識するようです。

もし、OS標準ドライバで動かない最新の無線LANアダプタしかない場合。
同様にShift+F10でコマンドプロンプトを出し、explorerと入れてエクスプローラを起動。
そこからドライバのインストーラを実行すれば追加できます。

この画面ではPnPがうまく働かないようなので、上記を参考にデバイスマネージャーを表示し、ハードウェアの検出を実行します。

初期設定

無事デスクトップの表示までこぎ着けたら、ようやく画面の向きを直せます。
設定>システム>ディスプレイ>画面の向きを”横”にします。ついでに拡大縮小も150%くらいにしましょう。

その後、Double Driverを起動し、ドライバのリストアを行います。
インストール直後は10個以上あった不明なデバイスが2個まで減りました。
もしかするとこの2個はWin10からあったのかも。

どちらにせよデバイスマネージャを開き、ドライバの更新を選択。
公開ドライバセットを解凍したフォルダを指定すると両方とも正しく認識されました。

  • Intel HID Event Filter
  • Intel Trusted Execution Engine Interface

中身はこの二つだったようです。

最後にWi-Fiパッチ。
GPD Pocket/ドライバ/公式ドライバ – GPD Wikiから”WiFiのパッチ(US向け) 初版”をダウンロードして展開します。

入っているwifi.batを実行するとccode=usに変更された設定ファイル4356r2nvram.txtがコピーされる、というもの。
これに変えても5GHzは本当弱いけどね!

というわけで無事インストール完了。
Win11にしたからといって利用シーンは増えないけれど満足大事。

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