Chromeをグローバルポリシーで一括設定する方法

Chromeをグローバルポリシーで一括設定する方法

ググると色々記事は出てくるけれど、最近のものが見つけられなかったのでメモ。
1行で書くと

端末用の Chrome ポリシーを設定する – Chrome for business and education ヘルプ見たら終わり。」

です。

ダウンロードファイルを解凍するとcommonフォルダが格納されており、その中に各言語ごとの解説HTMLまで入っています。サーバのIEで見ると文字化けしているのでエンコードから”Unicode(UTF-8)”を選びましょう。

管理エディタへchromeテンプレート追加

「グループポリシーの管理」を開きChrome用のグループポリシーオブジェクト(GPO)を作成し、OUに適用します。適用されたGPOの右クリックメニューから「編集」を選び、「グループポリシー管理エディター」を開きます。

そこで「コンピューターの構成>管理用テンプレート」と開き、右クリックメニューから「テンプレートの追加と削除」を選択。「追加」で展開したwindows/adm/ja/chrome.admを開く。

管理用テンプレート配下に「従来の管理用テンプレート(adm)」が追加され、その配下にGoogleの各設定項目が増えています。各設定項目については前述の解説HTML参照。

Chromeに起動時ホームページを設定

InternetExplorerは起動すると設定されたホームページが表示されるのがデフォルトの動作です。

今回これと同様にChromeでも起動時にホームページが開くよう、GPOに設定してみました。以下の2つを設定します。

  1. 起動ページ)起動時の操作(RestoreOnStartup)
  2. 起動ページ)起動時に開くURL(RestoreOnStartupURLs)

1.はデフォルトではどのURLも開かずローカルのスタートページを表示するChromeの動作を変更する設定。ここを「4 = URL のリストを開く」にしなくては2.が無視されるそうな。
2.はIEと同様に開くURLを1つないし複数リスト式に記述していきます。

これでクライアントを起動すれば無事立ち上げただけでスタートページが表示されるようになりました!他にもIE同様、色々な部分がGPOにて設定できるようです。

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