Buffalo 【HD-HGLAN】を入手

Buffalo 【HD-HGLAN】を入手

4年くらい話題からずれている気がするけど、廃棄されかけてたメルコ製のLAN HDD,HD-HGLANを入手。KUROBAKO/HGの元になったGigabit LAN筐体なのでまだまだ遊べそうと思って貰ってきました。

とりあえず壊れたHDDを取り外し、最新ファームを当ててみる。バージョンはVer1.69β。その後CristalDiskMarkで速度を測ってみる。

20090505-2.JPG

NASとして速くは無いけど、常用範囲かなと。前のグラタン(GLANTANK購入その2 – 徒労日記)よりも大分ストレスが無い感じ。

とりあえず動くのは確認したのでバラしてLinux(Debian)を入れてみる。

20090505-1.jpg

基板はIDEコントローラがSiliconImageな初期型の様です。とりあえずやった手順を記載。

  1. WindowsPCにて使用予定HDDの全パーティションを削除
  2. HDDを搭載し、192.168.11.xxを振ったPCとクロスケーブルで接続。
  3. HD-HGLANシリーズ ファームウェアから最新版のファームウェアをダウンロード
  4. 本体ファームが既に最新の場合、ファームアップが動かないので展開したファームフォルダの中にあるlinkstation_version.txtを書き換える。VERSION=行を適当に1.00とかにすればOK(落としてきたファームVerより低ければOK)
  5. 玄箱/Debian/インストール – Revulo’s Laboratoryさんから玄箱/HG 用 debian-etch-2.6.25.1-kuroHG-20090317.tgzをダウンロード
  6. ダウンロードしたファイルをtmpimage.tgzへリネーム→zipで圧縮→image.datへリネーム
  7. できたimage.datを3.で展開したファームフォルダへ
  8. HD-HGLAN FWUpdate.exeを起動しファームアップ。ファームウエアの更新に失敗しました。」と出るが正常
  9. DISK FULL LEDが数分間赤点滅するので消えるまで待つ
  10. もう一度HD-HGLAN FWUpdate.exeを実行する(まだIPは変わってないハズ)。そこでもう一度ファームアップ。
  11. 今度は全LEDが点滅し、長いファームアップ画面が途中で解除される。また失敗しましたと出る。
  12. HD-HGLAN FWUpdate.exeを再度起動して見つからなければDebian化成功

作業には
HD-HGLANをDebian化 – BLOG.NEYALARO.COM
LinkStationHGをわざわざDebian化する技
玄箱/Debian/インストール – Revulo’s Laboratory
を参考にさせていただきました。感謝。

最初は「1度は失敗するがファームは書き換わっておりIPも変更される」と思い込んでいてハマった。正解は「1度は失敗しIPもそのまんまだが、もう一度ファームを書き込む」でした。
1回目で中を見るとディスクも切られており、正規のURLにも応答しなくなるのだけどtelnetで入れず。

あとはsamba + swatを入れてとりあえずNFSアクセスを試してみる。

・・・ってSWATの設定忘れてる。あるぇー?(‘A`;)

2009/05/08 1:44 追記
一応設定終わって計ってみた。

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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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Sequential Read : 8.179 MB/s
Sequential Write : 8.002 MB/s
Random Read 512KB : 8.639 MB/s
Random Write 512KB : 7.725 MB/s
Random Read 4KB : 3.290 MB/s
Random Write 4KB : 2.930 MB/s

Test Size : 100 MB
Date : 2009/05/08 1:43:59

純正よりも明らかにライトに差があり。
純正のCIFSサービスが何かわからないけど、特別にいじってあったりするのかなぁ?

2009/05/08 9:41 追記
Samba + SwatによるCIFS設定メモ。こんなに面倒だったっけ??

  1. apt-get install samba swat
  2. reboot
  3. useradd sambauser
  4. passwd sambauser
  5. mkdir /mnt/share/xxxxxx
  6. swatを開く( http://HD-HGLANのIP:901/ )。「rootで」ログイン
  7. PASSWORDを開き、sambauserをLinuxと同じパスワードで作成
  8. GLOBALSをAdvancedで開き、”dos charset”を”CP932″へ、”workgroup”を任意へ、”map to guest”を”Bad User”へ変更しCommit change.
  9. SHARESをAdvancedで開き、”commnet”,”path”を入力。“valid users”の%Sを消す。”create mask”,”directory mask”を”0777″へ。“browseable”は”yes”であること(デフォルト)
  10. sudo vi /etc/samba/smb.confにて、設定した共有の一番最後にある”availability = NO”を消してwq
  11. sudo /etc/init.d/samba restart

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