みかみっちぃからSWITCH MUSICというお店(会社)を教えてもらった。
調べてみると、Yahoo Store,ヤフオクのみで取り扱いをしている札幌の会社さんらしく、BELDENやCANAREなど一部の商品の平行輸入品を取り扱っている模様。大手みたいに選ぶほどの品揃えはないけれど、だいぶお安いのでケーブル部材をぽちってみた。
BELDEN 8412 RCAケーブルの制作
赤いラインケーブルがBELDEN 8412。2芯のシールドケーブルで赤なのはタダの趣味です。460円/m。 中国な袋にパックされてるのはNeutrikというメーカーのRCAプラグ。iPhone用に普通は一般的なタイプのを用意。RCAケーブル用には高級ケーブルっぽくコネクタグランド側に切り込みの入ったタイプにしました。販売元公称のバジェット品で1個180円~250円とこれもお安い。
ハンダはKESTER44というBELDEN推奨品らしい。札幌では音響用なんて希少品なので切り売りしてもらいました。このケーブルやハンダは楽器で使ってる人も多いみたい。
そんな訳でいそいそとケーブル制作。
RCAピンプラグ<>RCAピンプラグの1.5mを1ペア。
RCAピンプラグ<>ミニステレオプラグのiPhone用1mを1本作成。
BELDEN 8412を剥いてみた。
シースに綿糸が入っててかなり剥きづらかった。そりゃあ8回も剥きゃ慣れるけど。これが高級ケーブルってヤツですか・・・。外側から綿糸入りシース、紙、ナイロンメッシュ、シールド、綿(?)糸、芯線となっております。極太。
いそいそと半田付け。
ごっごる先生に聞いてみたけど、シールドケーブルのピンプラグへの正しい半田付け方法は載っていなかった。なんで普通にくっつけた。高いのって半田付けしないしね。
2芯はツイストペアぽく、よじってそのままシグナルに接続。あるサイトでは2芯のうち、片側をシグナル、もう片方をグランドにしてたなー。あれ、シールドは?って感じなんだけど、どっちが正解なんだろう。分かる方居たら教えて下さい。
Twitterや録画の消費をしながらだらだらやってたら半日かかってしまった。
そんな訳でケーブル完成。BELDEN 8412は太くてピンプラグに入るギリギリの太さ。。iPhone用に至ってはミニステレオプラグに全然入らないし。剥いたりスミチューブ被せたりでなんとかしました。
試聴してみる
今まで使っていたaudiotechnicaのAT-DV64Aと比べてみます。2本を比べてるだけなので、相対的な比較になってしまうのをご了承下さい。
こんなケーブル。2mで2,670円
- サウンドカード:ONKYO WAVIO SE-90PCIからRCAにて出力
- スピーカー:Monitor Audio – Radius90HD – 徒労日記
- アンプ:Tripath TA2020 KIT制作 -その4- – 徒労日記
- SPケーブル:MonsterCable XP
- 視聴した音源:アンプ3種類を聴き比べ – 徒労日記と一緒
全体として
・audiotechnicaは全域で素直な音色。高域が華やかな印象
・BELDENは中低域が強く出る台形型の音像イメージ。
オーテクからベルデンに付け替えてAM to PMの2. Bosque Inmensoを聴くと、ハンドクラップのピッチが少し下がったような印象。高域が減って全体的にどっしりとした音になりました。つい目線が落ちてる自分。
ベルデンはDay in the Newyorkなどでは中低音が出る為、ゲンベ(コントラバス)のピチカートが特に響いてきます。反面スネアとかが綺麗なのはオーテク。
それでもスピーカーケーブルを換えたときほどの明らかな差は無いかナーというのが感想。なんという貧耳。でもBELDENのSPケーブルも似たような印象を書いてた気がする。これがBELDENの傾向なのかな?
ロックやポップスの楽器中心の音楽にはBELDENが楽しそう。Ron Carterを聞くとまるで生音みたいな芯の太さ。メタルのギターのブーミーな音とかにも良い。 女性Voの艶やかさとかを聴きたい場合はオーテク。オールマイティーなのもオーテクかなー。
材料費はトータルで2,380円。試してみてもいいかな、って値段だと思いません?