PC用スピーカーは結局Monitor AudioのRadius90HD(以下R90HD)にしました。
ピアノみたいなブラックだからどうやっても自分が写る（；´Д｀)
試聴で悩む
感想は全部個人的主観なので鵜呑みにしないで下さい。
お店はヨドバシカメラ札幌店。前回の記事と同じ”A Day In New York”にFusion Jazzの”AM to PM – 森“も持参。2. Bosque Inmenso冒頭のハンドクラップをポイントに試聴させてもらいました。
 | AM to PM 越田太郎丸 柏木広樹 西嶋徹 ビクターエンタテインメント 2007-03-16 |
スピーカーは前に書いた中から３機種（詳細はPCスピーカーが欲しい – 徒労日記）。アンプは主にDENON / PMA-1500AE、CDPはDENON / DCD-1500AEだった気がする。ただしALRのみ再生環境が異なってYAMAHAのアンプでした。
DALI / LEKTOR 1は前に聞いた通り、スピーカーの中心に見上げる様なmorelenbaumの声が広がる。Vo.がしっかりと真ん中に定位し、その上で聞き手にせり出してくる感じです。自分の好みの鳴り方をしてくれますな。反面スピーカーの外側への広がりはあまり無し。
ALR JORDAN / Entry Siは聴いた直後にあまりパッとしなかった。中域に艶やかさみたいな物が無く、控えめな印象。ナチュラルとも言えます。初めてSHUREのヘッドフォンを聴いたときもこんな印象だったかも。音は聞き手よりもだいぶスピーカー側に引っ込み気味。左右から音が出てる、って意識しちゃったけどDALIとは再生環境も違うのでなんとも。アンプの分かわいそうな気もしたけど、この後他機種も似たような事したのでその辺は割り切り。
MONITOR AUDIO / R90HDは聴いた瞬間ビックリ。DALIの様な定位感に女性Vo.の艶やかさ。KELTOR１よりさらに小さいスピーカーからそれ以上の音場が出てくる事に驚いた。さらにDALIには無かった低域のしっかりした質感もあって、音がスピーカー以上に左右に広がる感じ。Bosque Inmensoのハンドクラップの残響が演奏シーンを想像させてくれました。
ここで選択はLEKTOR 1とR90HDのどちらか絞る事に。ちなみにR90HDはLEKTOR 1より12000円も高くて正直予算オーバーだΣ(；ﾟдﾟ)yヾ
鎌ベイアンプを持ち込む
PC環境ではScytheの鎌ベイアンプ(詳細は鎌ベイアンプ 追加改造 – 徒労日記)で聴いています。なのでこの正直お店に持って行くのも恥ずかしいアンプで鳴ってくれないとダメな訳です。個人的には省電力だし気に入ってるんだけどねー。
後悔先に立たず。恥ずかしながらも思い切って(ナニこの羞恥プレイ)２機種をこれで聴かせてくれ！とお願いしてみました。するとヨドバシの店員さん、最初躊躇してましたがちゃんと試聴室で二つ繋ぎ替えてくれましたよ！ 聴かせてくれなかったらネットで買ってやるぅ！くらいに思っていましたが、ますますヨドバシスキーになりそう(´∀｀*)
試聴はというと、KELTOR１は急に膜のかかったようなくぐもった音になってしまいました。アンプの差って確実にあるんだなと今更ながらw実感。R90HDはというと、変化なし。と言ったら大げさですが、正直そこまでの落差はなく(でもやっぱり落ちてはいる)、大事な音の艶やかさもそのままに鳴ってくれました。「MONITORの方が、圧縮ソースでも元気になってくれると思いますよ」とは試聴前のヨドバシ店員さんの弁。
そんなわけで予算オーバーながらもMONITOR AUDIO / R90HDに決定。
自宅にて
以前使ってたPionnerのS-RS7-LRに比べるとかなり小さくなりました。
接続は
・サウンドカード(PCI DIGITAL AUDIO BOARD SE-90PCI)
→ ・RCAケーブル(AT7A61,7A64,7S66/AudioTechnica)
→ ・デジタルアンプ(製品ページ無し。今さら鎌ベイ アンプ購入 – 徒労日記)
→ ・スピーカーケーブル(Monster XP® Clear Jacket)
→ ・スピーカー(Monitor Audio / R90HD）
この構成でも中低域の豊かなボリューム感とVo.を真ん中に据える定位感は損なわれていません。むしろ耳により近く、正確に中心にいるのでヘッドフォンをしているかのような臨場感さえあります。本当はもうちょっと離れた方がよさげなんですが、ディスプレイの関係でこんなカンジ。
とにかく手持ちの音楽を鳴らしまくってニヤニヤ（ﾟ∀ﾟ）の毎日でございます。いい音楽のある幸せ。
澄んだ音がいいデスね。 さてパイオニアセットどうしようか