前に書いた40インチディスプレイ”WR40-PRO”はフロー – モニターアームで机にセットしています。
しかし許容重量をわずかに超えているためか、いまひとつ固定が怪しい。
そこで取り付けの改善を目指して固定方法の変更を行いました。
マウントブラケットを使いたくない
WR40-PROをモニターアームに取り付ける場合、付属のウォールマウントブラケットを間に噛ませる必要があります。
それはネジ穴付近に標準スタンド固定のためのモールド(ツメ)があり、アームのベースと干渉するため。
しかしそのせいでディスプレイがアームの支点より遠くなり、アーム側の負荷が増えています。
またディスプレイ側ネジ穴はVESA100mmであるにもかかわらず、このブラケットによりVESA75mmに変換されてしまいます。
という訳でこのブラケットを使わず、なるべくダイレクトにアームとディスプレイを接続したい。
メタルスペーサで代用
ツメを切り取れば一番早いけれど、いざという時スタンドが使えなくなるのは困ります。
いつか他者の手に渡ることもあるでしょうし。
そこでこのモールド回避できるよう上げ底してアームを直付けする作戦を考えました。
- モールドを越える7mm以上の高さがある事。
- ネジ穴の外周12mmにある円状のモールドに収まる外径であること。
- かなりの重量に長期的に耐えられる素材。
ホームセンターで色々探した末、サインボード用パーツのメタルスペーサを見つけました。
金属製で高さ15mm、内径4mm外径8mm。
欲を言えば高さ10mmがよかったけどなぜか5mmの次が15mmという。
ネジ穴外周のモールド問題もクリア。
これを35mmのM4ナベビスで固定。
絶妙にピッタリです。剛性感も問題ありません。
アームに戻してみると、たった数cm詰めただけでも結構効果がありました。
チルトさせて手を離した際、今まではジリジリと傾いていたのにピタッときまりやすくなりました。アームを窮屈に曲げるとさすがに傾きますが。
WR40-PROをモニターアームにつけてるという奇特な人はお試しあれ。
まあ最初から高耐荷重モデルのflo Plus買えたらいいんだけどね!
アーム取り付けの件、モヤモヤしていましたが盲点でした!大きい分、できるだけ距離を長く取りたかったので試して見ます
お役にたてたならなによりです。
大きいからこそ、アームが効きますね。