先日、実家に渡してあるMacBookが起動しなくなったとのメールが。今までお下がりを実家に渡し続けてきましたが、いよいよ新品を用意する事に。
両親とMacBook
両親が使っていたPCはmacを買いました。 | 徒労日記で買ったポリカボMacBook。「はなれ」に置いてあるデスクトップPCまで行くのが面倒、とノートPCを希望され手持ちで遊んでいたそれを奉公に出しました。
BootCampにてWindows7を入れ、完全にWindowsPC化。定年退職してしばらくたつ両親にMacは不安でしたが、意外と普通に毎日ネットを楽しんでいた様です。困ったHelp!が来たときはLogMeInでリモートメンテ。
そのMacが最近フリーズするようになり、Powerボタン長押しで切ると電源が入らなくなる障害が頻発。Intel-based Macs:SMC (システム管理コントローラ) のリセットの手順を踏めば復活するものの、先日とうとうOSが起動不可に。4年目のHDD不調っぽいですがこれ以上苦労させられないので、諦めて新品を用意する事にしました。
Lenovo G570斜め読み
この機種にしたのは、「必要機能を満たしながら最安であったこと」の一言につきます。
両親の使い方はネットサーフィン7割にメール2割、残り1割でOfficeの編集といった所。マシンパワーは要らないので、大きくて見やすい画面&打ちやすいキーボード。そしてこの突発的出費にかなう低価格であることが大前提。HP、東芝なども見ながらLenovo G シリーズ – G570の433472Jにしました。
Amazonで27,980円。
G580の型落ちとはいえ、15インチノートPCがこの値段で買えるとは。お盆の朝にクリックして、次の日の朝届きました。通常便だったのに予想外に速くamazonの恐ろしさの片鱗を味わったぜ・・・
メモリを2GB増設し4GBへ
一緒に安さ第一、シリコンパワーのDDR3-1066 SO-DIMM 2GBも購入。¥1,148なり。
メモリ増設はバッテリーを外し、裏カバーのネジ5本を精密ドライバーで外すだけ。ツメで引っかかっており力が要りますが、バキっと思い切れば開きます。ファンの掃除、HDD交換も簡単そうですね。
主要スペック
- HM65 Expressチップセット
- Celeron B800 1.5GHz
- メモリ2GB
- 15.6inch(1366×768)ディスプレイ
- 320GB HDD
- Wi-Fi,インカメラ
- Windows7 HomePremium 64bit
といった所。この低解像度x大画面はむしろ年配の人にメリットかもしれません。
キーボードは今までのMacbookと同じアイソレーションキーボード。タッチフィーリングもタイプ音も一般的で、粗悪な感じはありません。テンキー付きのためEnterがいつもの位置にない、という点だけ自分には使いづらく感じましたが。
細部写真
電源スイッチまわりはシンプルなデザイン。小さい戻るアイコンのボタンは?と思ったら、後述のリカバリツール起動専用でした。困ったら押せ!というスタイル。
手前のインジケータは全て白色LEDがぼわっと光ります。おしゃれですね。パームレストは削れに強い(らしい)メタルトップ。タッチパッドの右端でスクロール可能。
ACアダプタとバッテリ。バッテリは5.5hもつとはなかなか。最近流行の完全充電を防いでバッテリー寿命を延ばすツールも入ってます。ACアダプタ本体は細いですが、ACケーブルがどうみても持ち歩き考えてないデスクトップサイズ。
Celeron B800?
Celeron B800って何?と思っていたら、低価格PCを狙ったSandyBridge世代の廉価CPUの様です。出荷単価は1個$80。意外と高い?
北森瓦版 – “SandyBridge”版Mobile向けCeleronの今後の展開
Celeron B800のスペックは2-core,2-thread / 1.50GHz / L3=2MB / TDP35Wである。メモリはDual-channel DDR3-1333対応、内蔵GPUの周波数は650MHz, TB1000MHzとなる。
速さにはこだわらない。といいつつもベンチがきになる。
PassMark – Intel Celeron B800 @ 1.50GHz – Price performance comparison
どちらかというと、エントリーi3との比較をして欲しかった。
システムスコアはトータルで4.4。Windows Updateで遅さを感じるものの、起動してしまえばそれほど気にはなりません。速度はCore2DuoだったMacbookと変わらずといった所。
付属ソフトあれこれ
ゴミ混入
まず最初から入ってくるソフト
- Kingsoft Office
- マカフィー アンチウィルス プラス
を速攻アンインストール。だって30日限定品だったんだもの。それぞれLibreOfficeとavast!に入れ替えました。これを入れる事で本体が安くなるのなら我慢はするけどね。他にはDVDライティングソフト、辞書ソフト、Webカメラツールなど。
リカバリソフトが使える
リカバリボタンでも起動するイメージバックアップ・リカバリソフト「OneKey Rescue System」は便利そうです
OS上で実行すると、
- 現在の状態をイメージファイルにバックアップ
- バックアップファイルか初期出荷状態を選べるリカバリモード
- リカバリ用媒体の作成(出荷イメージ、現在イメージ)
が選べます。
今後両親が使うかもしれない、リカバリ媒体から起動してみます。
BIOSでF12キーを推したBootメニュー。HDDはWDですね。
WindowsPEが起動し、この画面まで自動的に立ち上がります。「次へ」を押し・・・
「開始」を押せばもうリカバリが始まりそうです。2ステップで実行可能。
購入決定から四日間で受け取り~キッティング~現地リモート設定と駆け足で終わらせました。あとは細く長く動いてくれる事を祈るとします。
Lenovo G570シリーズ LEDバックライト付15.6型 HD液晶 Celeron B800 ノートブック ブラック 4334-72JLenovo 2011-08-26 売り上げランキング : 394Amazonで詳しく見る by G-Tools |
シリコンパワー メモリモジュール 204Pin SO-DIMM DDR3-1066(PC3-8500)2GB ブリスターパッケージ SP002GBSTU106V02シリコンパワー 2010-12-01 売り上げランキング : 3545Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2012/08/19 追記
今日見たら現行モデルのG580も\30,800まで落ちている様です。
型落ちなんてイヤダ!、という方はコチラを買った方がいいかも。
レノボ G580シリーズ 15.6インチ グロッシーブラウン 2689-7LJ Lenovo 2012-06-15 |