自作キーボードを静音化したくてAliexpressでキースイッチ「深海」を買う

自作キーボードを静音化したくてAliexpressでキースイッチ「深海」を買う

完成以来仕事場で使っている”Claw44
使っている自分は良いのですが、周りへ配慮して静穏化しようと思い立ちました。

強度や剛性的に自作キーボードは静音化に向いてないかも。
アクリル板を重ね合わの筐体とかね。
でもまずは一番効果ありそうなキースイッチから変えてみよう。

なお交換前はGateronの黄色。

衝動的に遊舎工房でキースイッチを買ったのでErgoDox EZのスイッチ交換をしました。

名前付きキースイッチ

いつも通りAliexpressで物色しました。
買えるものから選ぶタイプ。

「静音」をキーに出てきた中、目を引いたのが”Deep Sea Switch”。

ニックネーム付きのキースイッチは初めて見た。
プロモムービーや手書きのイメージイラストまで用意される力の入れようです。
有名スイッチメーカーのKailhのブランドってわかったのは買ってから。

海をイメージしトップハウジングからステムまでクリア、ボトムハウジングは深い青。
クリアパーツにより、LEDの光をトップハウジング全体で拡散する構造です。

スペックは二種類

  • ”Whale -鯨楽”:45g>60gのタクタイル
  • ”Islet – 独島”:45gのリニア

ボトムハウジングの底突き部にはクッションパットを装着し静音化。
剛性感のあるクロスガイドコア、ダストプルーフなBOXストラクチャで「平和な海のような穏やかな時間を感じる」とあります。
そしてファクトリールブ済み。

これは期待せざるを得ない。


Kailh Deep Sea Silent Keyboard Switch Pro Whale Tactile 60g Lonely Island Linear 45g RGB 5pin for Custom Mechanical Keyboard

一番安いショップ探して70個で3,813円送料無料。
アリエクだから1個55円だけれど、国内サイトでは100円弱する中級価格帯の商品。

実際に使ってみる

作りがイイ

手に取ると作りがとてもしっかりしており、高級感を感じます。
Gateron 黄色よりもピンがしっかり太く、挿入時の変形トラブル皆無でした。

確かに静か。そして静音。

キーを押し込んだとき、底突きが静かかつ柔らかい。
確かにクッションパッドの効果を感じます。

左右別々にして違いをチェック

試しに左手側をGateron 黄色(Lub済)、右を深海にしてこの文章を打ってみてる。
キーキャップはPBTの肉厚なもの。

Gateronは押し込む最中にステムが動く音がするし、キーを押し下げたときに止まる音がする。「パチャパチャ」という感じ。
カタカタよりは少し丸い音かな。パチャパチャ。

対して深海は「トトト・・」という感じ。
すごく静かだし、押し込んだときの底突き感が柔らか。
今回はリニア軸にしたけれど黄色軸より少し重いかな。

今時点ではだいぶ慣れ親しんだ黄色軸の軽さのほうが打ちやすくはある。
けれども重さになれたらこの海神の上質でウェットなタッチは高級感を感じるかもしれない。

両側とも深海に全交換

両方とも海神に変えると、Claw44がとても静かなキーボードになった。
HHKB TypeSよりも静かなコトコト感がある。

Claw44は構造的に音が出やすいと思っていたのだけれど、スイッチが原因だったらしい。

ステムがボックスタイプのキーは初めて使いました。
確かにキーキャップのぐらつきが少ない気がする。製造の精度も高そう。

またハウジングには光拡散のプリズムが入っていて、かなり眩しく光ります。

これはなかなかいい。

価格も少しするけれどムリではない値段。
高級キースイッチのフィーリングとはこういうものかと思った次第。

コメントを残す