この度、自分のAmazonプライムが有償になりました。
改めて「Amazonプライムは継続すべきか?」を自分のために調べます。
発端:AmazonGold Cardの終わり
書いた事もすっかり忘れていました。
サービスの改定が2021/11。自分の契約更新は直前の2021/10。
そんなわけで付属のプライムサービスの期間をギリギリまで伸ばして使えていました。
しかしそれも先日切れ、今は30日の無料体験期間になっています。
カード作成当時から時代は変わり、今では他のサービスもかなり目立ってます。
このままほかを検討せずに続けていいのか?と思いました。
検討:動画配信
一番に検討すべきは、一番使っている動画配信サービス。
映画特化、アニメ特化ではなく、全ジャンルカバーなサービスを調べてみました。
PrimeVideo
月額500円。アマゾン・プライムサービスに含まれる。
オリジナル作品や今期アニメのシリーズ放送あり。足りない部分は別料金レンタルを勧められる。
Netflix
月額1,440円(HD)。画質によって価格差があり、完全に映像のみのサービス。
完全オリジナル作品や海外ドラマの見放題などのコンテンツ多数。
U-NEXT
月額980円。日本のサービスでコンテンツ量が最大。PrimeVideoが弱いスポーツなどもあり。
サービス内で使えるポイントでコミックや最新映画なども借りられる。
Youtube Premium
月額1,180円。Youtube Musicとの複合サービス。
「YoutubeをCMなしにできる」。それに尽きます。コンテンツは豊富だけれど作品は少ない(おそらくない)。
比べてみる
最近の話題タイトルがどう見えるかテストしてみました。
トップガン マーヴェリック | スパイファミリー | |
PrimeVideo | レンタル表示 (¥399 – ¥2,546でレンタルまたは購入) | シーズン2最新話まで見放題 |
---|---|---|
Netflix | タイトル未登録 | シーズン2最新話まで見放題 |
U-NEXT | ポイント購入 (399円) | シーズン2最新話まで見放題 |
Youtube Premium | 関連動画が並べられるのみ | シーズン2最新話までレンタル表示 (220円) |
いま時点で高画質、フルコンテンツが見れるPrime Videoで不便なし。
ダッシュボードのオススメを漁る感じなら不満もないし。
アニメの最新話を配信してくれているので、録画しなくて済んで便利です。
Netflixはサイバーパンク エッジランナーズ – Cyberpunk 2077だけ羨ましい。
あと迷うとすればYoutube Premiumを払うのと、どっちが便利になるか。
実際一番見てるのはYoutubeだし、ここに不便がなくなるのはデカい。
検討:音楽
Amazon Music Unlimited
月額880円。Amazon Music Primeの上位サービス。
自由に検索できて1億曲が聴き放題。普及しているAlexaデバイスからシームレスに呼び出せるのが魅力。
Spotify
月額980円。今や一番有名な音楽配信サービス。
楽曲は数千万。
YouTube Music Premium
月額980円。旧Google Play MusicがYoutube Musicに変更。その結果、Music内でもYoutubeの動画コンテンツもソースとして再生することになった。
こちらも「広告を外せる&オフライン再生」がメイン。無料枠でも広告を見れば再生は不明。
Apple Music
月額1,080円。1億曲以上を謳うAppleのサービス。
iPhoneとの親和性は抜群だけれど、Androidではどの程度のものか。こちらは購入していないとプレビューしか視聴できない。
比べてみる
Ado 新時代 | Rasmus Faber Ever after | |
Amazon Music Unlimited | 聴ける。 (アルバムとして再生) | 聴ける (アルバムが表示される) |
---|---|---|
Spotify | 聴ける (1曲だけ再生) | 聴ける (アルバムが表示される) |
YouTube Music Premium | 聴ける (Free版でも広告の後再生可) | PVが表示される (低音質) |
Apple Music | 聴ける (1曲だけ再生) | 聴ける (アルバムが表示される) |
Adoは最近(といってもピークは過ぎたけど)の曲として再生してみました。
どのサービスも再生出来るし、あまり差は無さそう。
Rasmus Faberは「古いけど好きな曲」という点で再生してみました。
古い楽曲も多くのサービスで割りとカバーできているようです。他数曲試したけど変わらず。
唯一差が出たのはYouTube Music Premium。
曲によって古くなるほど音楽データではカバーされておらず、PVが再生されるため低音質。
逆に音楽配信されているものはたとえ無料でもCMを見れば聴くことが出来ます。
ということで音楽はコンテンツに大した差はありませんでした。
となれば、聴きたい曲があるなら1,000円払う必要がある。と捉えればいいかな。
ところでつい先日、Amazon Music Primeが改悪されました。
- Amazon Music、プライム会員は1億曲聴き放題に–200万曲から拡充、シャッフル再生限定 – CNET Japan
- 「聞きたい曲が選べない」 Amazon Music Primeの新仕様で動揺広がる 変更の理由は? – ITmedia NEWS
曲がUnlimitedと同じ1億曲になったそうです。
その代わりに「狙った曲だけを聞けなくなりました」
何かしらのプレイリストに入っている曲なら聞けるけど、ない場合は「似た音楽をシャッフル再生」してきます。音楽の押し売り。なんだこれ。
比較:フォトストレージ
写真に絞ると候補はこれくらいでしょうか。
無料サービス | 有料サービス | |
Amazon Photos | 5GB | 写真無制限/500円(プライム特典) |
---|---|---|
Google フォト | 15GB | 100GB/250円 |
iCloud | 5GB | 50GB/130円 |
Flickr | 1000ファイルまで | 無制限/$5.99 |
Dropbox | 2GB | 2TB/1,200円 |
基本的にはどのサービスも無料枠を用意。
1000ファイルや2GBでは足りないけれど、Googleの無料15GBがあれば問題ありません。
足りなかったら使い勝手のいいGoogleドライブを増やすと思って250円払ってもいいし。
検討:その他
その他の特典で検討するなら、Prime Readingの読み放題とAmazonサイトでの買い物優待でしょうか。
ただPrime Readingは電子書籍読み放題サービスとしては非常に弱い。
広く浅いラインナップのため、本気で本が読みたい人はAmazon Kindle Unlimitedなり、希望のタイトルを取り扱っている別サービスのサブスクライブが必要。
この辺の事情は音楽サービスと似てる。
買い物についてはもはやAmazonじゃなくていい。
配送はヨドバシエクストリームの方が小回りがきくし、電子決済ができるPayPayモールや楽天市場の方が払い易く貯まったポイントも使い易い。
結論
Prime継続かな!
こうやって複合ジャンルや他社のサービスを並べみても、月額500円でフルの動画配信サービスを使えるPrimeVideoが強すぎる。
それにオマケ以上サブスク未満なPrimeMusicやPrimePhotosが付いてくるとなると、Amazon Primeは依然コスパ最強と言えます。
リビングのテレビやEchoデバイスからなら自分以外も楽しめるし、しばらく継続しようと改めて思いました。
年間プランなら4,900円で月あたり408円だそうです。
これに追加するなら最近CMがウザすぎるYoutubeをPremiumにするかどうか。
月にいくらまでサブスクに払うかによります。