USB接続でステータス表示専用となる3.5インチの極小ディスプレイを買いました。
ゲーム画面に影響を与えずにGPU温度や負荷を確認するためのものですが、最近はこういうアイテムをPCケースの空きスペースにディスプレイするのも流行ってます。
3.5″ IPS TYPE-C Secondary Screen
例によって正式名は不明。
Aliexpressのセール時にクーポンが出ていたので3,042円で送料無料。
6/30に発注で7/11はなかなか早い。
めずらしくAliが発送したか疑いたくなるようなキレイな姿で届きました。
パッケージも小売に耐える立派な作りです。
2021年11月あたりから秋葉原でも取り扱いがあるもよう。
内部は本体、USB-A to USB-Cケーブル、紙の簡易マニュアル。
USB-Cのポートは短辺、長辺にそれぞれ1個づつあり、どちらの向きでも使えるようになっています。
折りたたみ式のスタンド付き。
基本的な使い方
こういう「サブモニタでハードウェアモニタリング」だとAIDA64を使うものが多い模様。しかしこれは年払いのコストがネック。
対して今回のものは無料のツールでうごきます。その代わり動画や他のウインドウを表示したりは出来ません。
商品ページに貼ってあるURLより、ツールをダウンロード。
3.5-inch secondary screen driver (English): https://lgb123-1253504678.cos.ap-beijing.myqcloud.com/35inchENG.rar
あとは解凍して適当なフォルダに格納します。
自分は”C:\Program Files (x86)\35inchENG”としました。
実行するとこんな画面になります。
ディスプレイを接続し、”Theme”から適当なテーマを選択。
あとは”Run”を押せば、ディスプレイに様々なグラフィックが浮かび上がります。
5fpsくらいあるらしく、数字の変化を追うのに問題はありません。
向きを180度変える時は”Screen Flip”を。明るさは”Brightness”から。IPSパネルらしく結構明るい。
”Normal Setting”ボタンを押すと、細かい設定(CPUの温度表示箇所、NIC、気温表示都市)が可能。
テーマのカスタマイズ
テーマのカスタムは、ツールフォルダに中国語のカスタマイズガイド画像が含まれます。
(“C:\Program Files (x86)\35inchENG\ThemeEditorGuide.png”)
それによると手順は以下の通り
- ”Theme Editor”を押します。
- 背景画像と、UI画像(デバイスのアイコンのような骨組みの2つを用意します。
- 素材として”3.5inchTheme1”をロードします。
(“C:\Program Files (x86)\35inchENG\config\3.5inchTheme1.data”) - ”Device”から対象のグループを選び、個別のアイテムを”SubItem”で選択。
フォントのサイズや色、位置を下のフォームに入力するか、画面上でドラッグして配置する。 - 単純なテキストを追加したい場合はUserDefineWords”に入れてドラッグで配置。
少しいじってわかった事は、
「ロードしたテーマに入っていない要素は追加できない」。
”3.5inchTheme1”はバーグラフが使われているけれど、いじれる項目は少なめ。
対して”LandscapeSimpleWhite”は非常に項目多数だけど、バーグラフを追加できません。
元のテーマファイルはバイナリなので、これを作れるツールがどこかにあるような気はします。
GitHub – mathoudebine/turing-smart-screen-python: A simple Python manager for “Turing Smart Screen” 3.5″ IPS USB-C display
このあたりは凝りたくなったら手をつけるかも。
とりあえず手元でチェックに使い、飽きたらデコレーションとしてケースに入れようと思っています。