ガラス玉のように滑らかなサーフェイスを持つXiaomi Mi9T。
「次のiPhoneまで使えればいいから!」と思っていたし、その直の手触りを堪能したい。
ゆえにノーカバー・ノーフィルム。
前後カバーのガラスが割れる
その結果がこちらです。
ウカツ!!
なんですが、それにしてもMi9Tはすごく滑る。
少し斜めになった棚に置いたりしようものなら、数分かけて滑り落ちたりします。
そんな落下が続いた結果、背面ガラスにはセンターまで広がる大きなヒビ。
そして車の乗降時に落としてしまい、とうとう前面ガラスにも大きな割れが。
次の買い替えまで我慢できるか考え、とりあえずAliexpressで安い補修パーツだけ買って試してみる事にしました。
リアカバー:100% Original Back glass Cover
商品 ¥ 2,074 + 送料 ¥ 230
100%オリジナルを謳うリアカバー。
何社も出品しているうち、できる限り手元の本体と同じものをオーダーしました。
それでも正直信じていませんでしたが、確かに本物っぽい。
レーザー刻印のPart No.が同じなのはもちろん、カメラ周りの両面テープ形状も全く同じ。
まさか本当にオリジナルの補修パーツ?とすら思えてきます。
フロントガラス:New For Xiaomi Mi9T Mi 9T Pro Front Outer Glass
¥403で送料無料。
Aliexpressにはガラス単体と液晶パネル付きが売っています。
パネル付きは8,000円くらいするので、今回はガラスだけ買って使えるか判断する事にしました。
Mi9TはAMOLED LCD搭載製品なのに、IPS LCD搭載パーツとかも売ってて怖い。
予想外にリペアツール付き。
実はこのあとちゃんと活躍しました。
分解前にはイメトレ
セルフリペアに大切なのはイメトレです。
届いてるパーツと本物を見比べ、動画やサイトから作業をイメージします。
まず見たのはiPhoneの時も見たなんでもバラしちゃう集団IFIXIT。残念ながらMi9Tはなく、Mi9の動画で勉強しています。。
動画も見ておきます。便利な時代ですね。
一番参考になったのはベトナムのリペアメーカーの動画。
フロントガラス:交換断念しました
フロントガラスは届いたパーツを見ても、一体どう組まれているのか想像がつきません。
だって本当にただのガラスの一枚板だから。
リアパネルのように熱して剥がせば取れるものなのか・・・?
迷いながら先述のベトナム”HOW TO FIX PHONE”のこのシーンを観たら即決断できました。
はい無理!!
フロントガラスにはうすーーい液晶パネルがぴったり接着されているようです。
動画では専用のヒーターで全面を温めながら、ナイロンの糸で隙間を引き切ってます。こんなの無理。
個人ではパネルを割らずに剥がせるかどうかすら怪しい。
第一剥がした後で貼り付ける接着剤もありません。
プロは減圧とプレス、接着剤の加熱と何段も工程を踏んでパネルを戻してました。
個人でやるならパネルが一体化された部品を換えるしかなさそう。
リアカバー:20分で交換できました
背面のリアカバーは接着されているだけでした。
基本的に手順はIFIXITの通り。
スマホの電源を切り、ドライヤーを使ってフレーム外周を温めます。2分くらいかな。
その後、分解ツールのオープナー(吸盤)を裏側下部(USB-C側)に貼り付け。強く引っ張るとかすかに隙間が開きます。
そこへピックを差し入れ、スライドさせながら内部の両面テープを切っていきます。
カメラ周りにもシールが残るので、再度ドライヤーを当ててからカバーをゆっくり剥がします。
無事にリアカバーがとれました。
隙間の汚れや粘着テープの残りをアルコールで清掃します。あとは位置あわせをしながら貼り付けて完成。
フロントガラスだけは大事にしよう
あのツヤっとしたボディが久しぶりに復活!嬉しい!!
リアカバーはこの手間だったら何度でも(?)交換できそう。
アフターでクリアーカバーも出ているので面白いかもしれません。
フロントガラスは残念だけれどあれは無理。
400円を惜しんで手を入れると、もとに戻らなくなる可能性が高いと判断しました。
とりあえず、割れが進行しないよう、ガラスフィルムを上から貼って使おうと思います。