崖の上の限られた世界に都市を築くシム系ストラテジー「Cliff Empires」を始めました。
本作の舞台は,長きにわたって続いた核戦争により厚さ300mにおよぶ放射能霧が地表を覆ってしまったという未来世界だ。
生き残った人々は大気圏外での生活を余儀なくされていたが,あるとき地球上で生命を維持する方法が開発される。そこで入植者達が,高所で文明を再構築していくことになったわけだ。
今なら!なのか今後もなのかわからないけど、Steamでお求めやすい1,200円!
ということで、ゲーム内日数550日というところまでやった自分なりのポイントをまとめようと思います。
なおすべて個人の感想であり推定です。まどろっこしいので「~だと思う」とは書いていません。すべての末尾についてるものだと思って下さい。この記事でのバージョンはVer1.10です。
初期
チュートリアルの大部分。最初の街をいじってるあたり。
倉庫はマップの真ん中に
本当の一番最初に作らせられる貯蔵庫。これはマップの真ん中に置く。
これは貯蔵庫にドローンが待機し、一番寄ることが多いため。これがマップの隅にあると、対角線上に最長の距離を飛ぶユニットが出来てしまい、効率が落ちる。
なお倉庫を2個つくっても稼働はするけれどあまりメリットなし。
交易ポータルに最大火力で物資を叩き込め
序盤の金策はこれに尽きる。
交易ポータルは荷物受け入れ時間が決まってるので、その間に売りたい物で満たして送り出すのが効率化のポイント。
そのためにドローンの数をMAXにしておきます。
なお交易ポータルは2個作っても効果なし。
窃盗される金で裁判所を建てる
序盤の貧乏にあって、秩序不足による窃盗は結構な痛手。
そのお金で早めに裁判所(=秩序最大のユニット)を建てたが良い。少し進んだら市役所など行政機関でも秩序は上がる。
3Dプリンタで何を作るか
街のパラメータにある家電、家具、ガジェット。「都市の魅力に効果がある」とあるけれど、無くても人は来るし、居なくなったりもしない。反面いくら作っても効果がわかりづらく、街に消費されてしまうので3Dプリンタが業種最適化されるまで売れるほど作れない。
このユニットではエンジンの作成を最優先にして、暇な時に家電か家具でも作れば良い。ガジェットは人が増えるほど消費が激しくそれこそきりが無い。
成長期
2つ目の街に着手し、お互いの貿易で資源を融通し合う段階。
備蓄のベースラインを上げていこう
ステーションへの貿易輸出が最大の稼ぎであるのは変わりません。
初期は市への要求である「9個」をベースとして、それ以上なら売却して良い。
生産に余裕が出たら、輸出下限=都市でのストック数を50個くらいにし、突発的な消化増大に備えておく。人が増えると「アッ」ってタイミングで穀物、水、電力が赤点滅したりするのでバッファを確保する。
安定期に入ったら突発的イベント要求に備え、ストック数は80-90個くらいでもいいかもしれない。
常に若干の失業者はいていい
失業者は都市人口の5%くらいは居ていい。
失業者は税金からお金を取られるけれど、労働者不足による各ユニットの効率悪化の方が被害甚大。特に農地の効率悪化は食糧不足に直結→場所を取る畑が足りない!となる。
接続橋や地下鉄があれば人手の足りない都市に働きに行ってくれる。夜中は失業者になるけど夜間は失業保険は発生しないし、人工が減ったりはしない。
安定期
3つ目の街の開発も落ち着き、平地マップが8割埋まると研究に力を入れられるので新ユニットが登場したり。
突発イベントはほぼ無視
ペナルティもらっても窃盗2,3回分なので無視してもOK。
ステーションから「あれを売れ」「これを売れ」と言ってくるが、微妙なバランスで成り立っている都市にそんなものを捻出する余裕はない。短時間の要求は特に。業績は下の災害クリアでももらえます。
研究は各都市ごとに加速できる
2500c払って研究を加速できるが、これは都市ごとに可能。
なので最大3つブーストできる。でも加速割合は都市の教育レベルによる。
お金が余ってて、学校がある都市で押すのが一番。
災害は本当に対処必要
チュートリアルが終わると指導の代わりにイベントというか災害が起こり始める。
- 長雨の日々:ソーラー発電低下、水追加、肥沃追加
- 乾季:ソーラー発電最大化、収穫低下
- 霧の日々:ソーラー発電低下、ドローン速度低下=物流が滞る
- 吹雪:エネルギー:消耗力30%増加風力発電最大化、ドローン速度低下、収穫低下
- 雷雨:風力発電最大化、ドローンが墜落により減、火災多発
他にも書ききれないほどあります。これは本当に備えないと死ぬ。特に最後の2つ。
雷雨は消防署の役割を果たすメンテナンスセンターが足りてないと火災がどんどん広がっていって一気にユニットが壊れる。
吹雪は必要電力30%アップがヤバイ。常に電気はカツカツなのに。対策としては普段からバッテリーパックは売らずに90個までためておく、研究で送電網を完成させておく、など。
最終手段として予報が左上に出た時点でダメならもうセーブからやり直すのも手。災害はランダムっぽいので。
限られた面積でのやりくりを楽しむ箱庭ゲー
「道」という概念がなく、水も荷物もすべて無人ドローンが運ぶって世界観が面白い。建築や施設といったハード面ばかりだった過去作に比べ、食料や家財などソフトパラメータも重要になっているのも新しい。
まだ1マップ目!という若輩者ではありますが、色々ポイントと思ったので書き残しました。
シムシティやCities Skylinesと比べると「かなりバランスが大切なゲーム」です。
シムシティみたいにガバッと建てるとあっちが崩れ、それを直すとコッチが、みたいな。「崖の上」という限られたマップゆえ、ユニット一つ建てるのもその影響を良く考え なければならないところに、このゲームの面白さがあるのだと思います。