今回の「平成30年北海道胆振東部地震」にて被災し、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
私も物理的被害の少ない札幌ではありますが、1日半の停電が昨夜復帰して今に至ります。
北海道の停電は本日ほぼ解消されました。
【停電状況等のお知らせ(9月8日8時現在)】
停電解消戸数は293万戸、停電戸数は2万戸です。
しかし引用元にあるように供給量が北海道のピーク需要には及ばず、各家庭での節電が求められています。
もちろん計画停電などの恐怖の日々が再来しないためにも、私も心がけたいと思っています。
これから「無理なく」「持続的な」節電を行うために、節電はそもそもいつ必要なのか書き記します。
ピークタイムを知る
大前提として全時間帯での節電行動が必要であることはご承知の通りです。
その中でも「やらなければいけないなら何時がベターか」を知っておきたいと思いました。
調べると北電は日々の電力消費量をWeb上に公開しています。
データは地震のあった9/6まで公開されており、昨日今日は更新されておりません。
この日も通常通り380万kW近い消費を予測していましたが、発生の3:08を堺に一気に消費が消えました。
※4:00の値は空欄だった為、0記入して作図しています。
これは参考にならないので、昨年の今頃のデータを確認しました。
この日は平日金曜日で天気は晴れ、気温26/17。(石狩地方(札幌)の過去の天気 – 2017年9月 – Yahoo!天気・災害)
大きく天候が変わらない限り、今年もほぼ変わらない消費があったのではないでしょうか。
需要と供給
これに今現在北電が発表している(9月7日15時現在)供給可能電力の314万kWをプロットしたのが黄色のライン。
朝8:00~夜21:00までは現在の供給能力を越えてしまっています。
常時の節電が理想ですが、何より供給量を超える消費が発生するのは避けなければなりません。
よってバッテリ-の充電やら、製氷やら、「不要不急の物」はそれを外した夜間~早朝に行うのがベターではないでしょうか。
PCはスリープより休止状態へ
離席時もPCはつけっぱなし、という人はOFFにしましょう。
というのはいまさらですが、Windows10からハイブリッドスリープなる機能に切り替わったため「状態を保存したまま通電を完全にOFFにする”休止状態”」の設定が無効になりました。
ハイブリッドスリープでは結局通電されている限りはメモリで保持=電力が消費されます。
その休止状態を有効にする方法をざざっとメモしておきます。
- 設定より「システム」
- 「電源とスリープ」
- 右メニューにある「電源の追加設定」
- コンパネが開くので、左メニューの「電源ボタンの~」
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック。
- グレーアウトしていた「休止状態」にチェックを付けてOKをおす。
- 電源切断メニューに「休止状態」が復活しています。
電源ボタンを押したときや、一定時間放置した際のアクションにも休止状態が選べるようになります。
普段PCを消す習慣の無いみなさん、利用していきましょう!
9月10日 追記
国から分かりやすい節電の勧めが出ています。
時間帯についてはほぼ考えと合致していました。
北海道の皆さまへ、節電のお願いです。
今後の北海道の停電を避けるために、画像の方法にて節電をお願いしています。ぜひお近くの方にもお伝えください。#北海道節電20パーセント #北海道みんなで節電 #平成30年北海道胆振東部地震#北海道 #地震 #meti_saigai pic.twitter.com/C4vATLLnHf— 経済産業省 (@meti_NIPPON) September 9, 2018