この前「やっと 「Stereo 8月号」の付録2wayスピーカーをSPボックスに入れました | 徒労日記」で完成させたスピーカーの感触が良く、日々色々な曲を聴いています。そうなると無骨なMDF材の色が寂しいので、カッティングシートで仕上げました。
付録2wayスピーカーを仕上げる
いつかはバーズアイメープル
いきなりですが、「バーズアイメープル」と書かれてわかる人はどれくらい居るでしょうか。
バーズアイ・メイプルの家具[府中家具の森本木工]|バーズアイ・メイプルについて
メイプル(メープル)とはカエデ科の落葉広葉樹で、主な原産地は北米やカナダなどです。(中略)2000本に1本の割合で玉粒状の美しい模様が材の表面に現れ、これが鳥の眼に似た杢目であることから「バーズ・アイ・メイプル」と呼ばれています。また、非常に優れた強度をもち、耐久性が高く、光沢のある美しい杢目をもつことなどから別名「木の大理石」も呼ばれ、自然の作り出した芸術として人気を集め ています。
しかし、バーズアイメイプルはごく稀にしか発生しないことに加え、表面近くの1/5のみでしか採ることが出来ない希少な材のため、大変高価な最高級家具材として重宝されています。
大変貴重な木材で、過去コレを使用した500万円スピーカー「YAMAHA GF-1」を見てから盲目的に憧れている素材です。
これを450円/mで見つけました。東急ハンズのカッティングシートコーナーで。
ドイツのd-c-fixというブランドのシートで、値段からいっておそらく室内用。耐候性などは低そうですが、色数も豊富で450円/mは最安の部類。近場のホームセンターでは「いかにも木材風」みたいな商品しか無く(しかも1100円/mとか高い!)通販を検討していた為、普段高そうなハンズは盲点でした。
シートを貼る時はね誰にも邪魔されず自由でなんというか
深夜に初めたので誰も邪魔してくれません。側面→前面→側面と貼っていくプラン。
内装屋さんみたいに切れ目を入れてユニットを通す計画でしたが… この場になってユニットとより一回り大きい切れ目を入れないと通らないと気づく\(^o^)/ 結局この状態からハンダゴテを使ってユニットを外す羽目に。急がばまわれの典型パターン入りました。
なんとか三面貼り終わり。
余った部分を切る時はカッターの歯を長めに出し、しならせる様に押し付け、スーッっと引き切るとほぼ一直線に切れました。愛用しているOLFAの特専黒刃はしなりに強く、銀色の付属刃と比べ良く切れるのでおすすめです。
明けて翌日、2本分完成(賞味3時間)。
バスレフポートはデザインナイフで綺麗に切れました。
近くでは見せられないけれど、ペンキ塗りには無い仕上がりになったんじゃないでしょうか。MDFは塗装大変だし。ただサンダーをかけるときも横着してユニットを残した為、均しきれていない段差が表面に浮いて見えます。仕上がりは時間に比例する分かりやすい完成例。
トライパス TA2020復活
付録2wayスピーカーをTDA7491KIT(Mac mini 風デジタルアンプ徒労日記 | 徒労日記)で鳴らすと低音がボンボンするのが気になる。そこで基板一枚で道具箱に突っ込まれていたTA2020アンプ(Tripath TA2020 KIT制作 -その4-徒労日記 | 徒労日記)を復帰させる事にしました。
ケースはお金をかけずに何か無いかと手持ちを探したらあったのがIKEAのTRIPP(中)。
サイズも丁度よくて決めましたが、思った以上に板厚が薄くて穴を空けるのも一苦労。途中からテーパーリーマで穴を広げると正円にはならず、六芒星みたいにガタガタになります。
蓋の部分をバックパネルにしました。スペースはギリギリ。
手前に見えてる小さな基板は+5V生成回路とオフセット調節回路。配線はトモカで買ったBELDEN 8502。スピーカーターミナルはバナナを使うので安物にしました。
シリコングリスを塗ったTA2020を側面にネジ止めして基板を固定しています。
穴がボコボコになったものの、無事コンパクトにTA2020復活しました。
右のSWがパワーで左SWがミュート。TA2020はスピーカーによりポップ音が酷い為、保険として付けました。スピーカーに負担なく消音できるし、リレーみたいに音質を劣化させないから精神衛生上良いです。
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