みなさん、あけましておめでとうございます。
本年も徒労日記とその中の人をよろしくお願い申し上げます。
今日は出勤日だったので「おかしくなったMac」を持参して会社で試行錯誤していました。事の発端はHDDの新調にさかのぼる訳ですが、MacOSとWindowsで共通のデータ領域を作ろうと思った訳です。そしてWindowsで未使用領域をFATフォーマット&リブートしたら…..
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、
Windows を起動できません。:
<Windows root>¥system32¥hal.dll
上記のファイルをインストールしなおしてください
と表示されWindowsが起動しなくなりました。
ちょっと有名?なhal.dll地獄です…。回復コンソールを起動してCDからhal.dl_をexpandしてもダメ。bootcfg /rebuildしてfixbootしてもダメ。なにやらググってみると、「BootCampで使用するWindows領域はHDDの最後のパーティションでなくてはならない」らしい。なんというBad workaround\(^o^)/。これでデータ領域を消して元に戻しても、希望の構成にはならない事がわかりました。
大して使い込んでないシステムだったのでWinXPのみ再インストールする事に決定。他の人も共通のデータスペースをとるべく、3パーティション構成とする方が多いようです。今回ぶっちーが目指す構成は以下の通り(使用しているMacOSのバージョンは10.5.6です)。
partition | VolumeLabel | FileSystem | Size | |
1. | /dev/disk0s2 | MacOS X | Jurnaled HFS+ | 120GB |
2. | /dev/disk0s3 | Data | FAT32 | 取れるだけ |
3. | /dev/disk0s4 | Windows XP | FAT32 | 32GB |
前回失念していたのですが、WindowsXPのインストール時、フォーマットでFATを選ぶには領域が32GB以下である必要があります。2.が大容量なのにFATなのは二つのOSから読み書きできるようにする為。
やり方ですが、細かく書いてるのでちょいウザイかも(後の自分の為に^^;)。
原則としてWindows側でパーティションを触らない。これ大事です。
1.
Leopardのディスクユーティリティで目的の構成通り3パーティション構成にします(領域表示の下にある”+”を押して追加していく)。この時点ではみんな”Mac OS 拡張(ジャーナリング)”でOK。MacOS XとWindowsXPのサイズを調整。DATAは余り物全部です。
2.
調整を適用しディスクユーティリティを再起動
3.
左のボリュームリストからWindowsXPを選択し、右上の消去タブをクリック。ボリュームフォーマットを”MS-DOS(FAT)”にして、名前も再度入力したら「消去」を押します。
4.
左のボリュームリストからHDD本体を選び、右上のパーティションタブをクリック。領域表示の真ん中にあるDATAをクリックしたら、下の”-“を押してDataのみ一度消去します。これで真ん中だけがぽっかり未使用になった歯抜けの領域表示になるはず。
こうしないとインストール時に「BootCampはMacOSのパーティションが1個じゃないと動きません」みたいな事いわれます。
5.
通常通りBootCampからWindowsインストール。インストール領域の選択時はFATでのクイックフォーマットを忘れずに。
6.
Windowsのインストール完了を確認したらLeopardにもどり、ディスクユーティリティーを起動。
7.
歯抜けになっていた未使用領域を選択、+を押して領域を確保(名前:DATA)して適用。ディスクユーティリティーを再起動。
8.
左のボリュームリストからDATAを選択、消去タブで”MS-DOS(FAT)”を選んでから消去。
ちなみにWindowsXPは領域が増えたため立ち上がらなくなっています。
回復コンソールを起動してbootcfg /rebuildと入力しboot.iniを修正すれば大丈夫。実際はWindowsの起動パーティションがpartition(3)からpartition(4)になっているだけなので、6.に入る前にWindows上でBoot.iniを書き換えておけば大丈夫そう。
これでやっと落ち着けるかな~?
もうしばらくいいやw