[2018年11月版]OBS StudioでYoutubeにライブ配信する方法。

[2018年11月版]OBS StudioでYoutubeにライブ配信する方法。

OBS Stuidoは便利だけど、Twitchとか周りで誰も使ってないよ・・・とか思ってしまう派。

本当に配信したいのはYoutubeだ!ということでOBS Studio x Youtubeを試してみました。

導入

OBS Studioのインストール

やり方はTwitchの回で書いていますが、あらためて書いておきます。

  1. 公式ページよりダウンロード
    Open Broadcaster Software | ダウンロード
    Windowsロゴをクリックしてから、下の[ダウンロード インストーラ]
    をクリックします。
  2. “OBS-Studio-xx.x.x-Full-Installer-x64.exe”を実行。
  3. [Next]を押します。
  4. もしここで必要なランタイムライブラリがインストールされていないと、このようなダイアログが出ますので[はい]を押します。
  5. ブラウザでダウンロードリンク①が表示されるのでダウンロードを行い実行します。開いたウィンドウにて同意するにチェック②、[インストール]③を押してVisual C++ 2017 Runtimeをインストールしましょう。
  6. セットアップ完了が出たら[閉じる]①を押して、開いたブラウザも閉じます②。その後2.に戻って “OBS-Studio-xx.x.x-Full-Installer-x64.exe”を再実行します。
  7. [I Agree]を押します。
  8. [Next]を押します。
  9. 特にコダワリがなければそのまま[Install] を押します。
  10. これにてインストール完了。[Finish]を押します。

OBS Studioの初期設定

初回起動時には一通りの設定を行ってくれるウィザードが表示されます。今回はそれを使ってYoutube用に設定します。

  1. 使用許諾は[OK]を押します。
  2. ウィザードにお任せするので[はい]を押します。
  3. 配信が目的なので上を選んだまま[次へ]
  4. 配信解像度とフレームレートを指定。ゲーム画面より小さいサイズも選ぶことができます。
  5. 一番大事な設定画面。まず以下の設定にします。
    配信種別:ストリーミングサービス
    サービス:Youtube / Youtube Gaming
    サーバ:Primary YouTube ingest server

    そして「ストリームキー」はYoutubeの画面で確認します。
  6. Youtubeのクリエイターツールを開きます。
    その左メニュー”ライブストリーミング”メニューから”今すぐ配信”を選択。
    ①~⑤まで適当に設定しましょう。サムネイルは配信していないときの背景みたいなものになります。
    ⑥の[表示]を押すと10秒だけ見えるのがストリームキー。パスワードみたいなものなので絶対漏らしてはイケマセン。コピーして、5.の入力欄にペーストします。
  7. クリエイターツールではなく、Youtube STUDIO ベータ版を使っている場合は、左メニューの”動画”>右のウィンドウ”ライブ配信”の順に選びます。
    ”近日配信”の下に動画が見えるので、赤い○で囲んだマークを選べば、クリエイターツールと同じ画面でストリームキーを確認できます。
  8. ストリームキーを埋めて[次へ]
  9. 最後に設定を確認し[設定を適用]を押します。

OBS Studioの配信設定

これについては過去記事の「配信開始」からを御覧ください。

配信してみる

今回も配信のテストに使ったのは過疎の進む重課金ゲーム「ブレイドアンドソウル」。ゲームは面白いのよ。運営にユーザーの目線が無いだけで。

(ブレソ内での)身バレを避けるためなんでこんな服作ったんだという龍翔会衣装で登場してもらいます。

OBS Studioの配信はこんな画面で行っています。チャット欄とキャラ名の見える所をロゴで隠しました。

[配信開始]を押すと、クリエイターツールで配信中の画面が確認できます。右側には視聴者の数やコメントも出ています。

ビットレートによる差

具体的なオススメの値が出ていないのがビットレート。

数字を大きくすれば配信は綺麗だけど、肝心のゲームがカクついてしまっては元も子もありません。配信するゲーム、自分のPCスペックと相談してベストを探す必要があります。

そこで極端な2つのビットレートを試し、差をチェックしてみました。

CBR15000kbps

まずは15Mbpsという地デジ並の高ビットレート。解像度は2560×1080です。

ステータスバーの細かい文字に注目。

CBR6000kbps

今度は先程の約1/3、6Mbpsに下げて配信しました。

同じくステータスバーを切り抜いたところ。

このように15Mbpsでもブロックノイズが見られ、細かい文字などは潰れて配信されました。反面6Mbpsでもブロックノイズは同様にあるものの、特別悪くなったということもありません。
これはYouTube側の仕様かな?と調べたところ探してみたところ、以下の推奨設定がありました。この数値以上で上げても内部でカットされているのかもしれません。

ライブ エンコーダの設定、ビットレート、解像度 – YouTube ヘルプ

  • 解像度: 1920×1080
  • 動画ビットレート範囲: 4,500~9,000 Kbps

必要以上にビットレートを上げてもCPUや回線に負担がかかるため、数Mbpsという適度な値が一番いいようです。

理想のコンビ

以上、OSB Studioを使ってYoutubeにライブストリーミング配信をする手順でした。

  • GeforceExperienceとは違い配信までのラグが少ない
  • Youtubeで無くなったアノテーション代わりに使える画像マスク

これらが使えるこのコンビはとても使いやすいと思います。

それにしてもブレソで身バレしないように配信するのって難しいw フレンドがInすると名前が出てしまうし、無効化できないDPSメーターにも名前が表示されます。全部隠したと思ったら、ボスHPバーの上に小さくタゲとして名前が出ていたりと綺麗に配信できるようになるまでなかなか大変でした。

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