今回は特に難しいところもなく、電子工作レベルなのでさくっと完成
今回の作成ポイントは「ローコスト」。
前回PCM2702を使ったキットでは結構遠慮なしに部品を買ってしまったので、製品が買えるくらい高くついてしまいました。でも音は・・・みたいな。製品と同じくらいお金をかけても、かならず製品を超えられる訳では無かったと。)
なので今回は無駄をはぶいて、使えるパーツは添付品流用。オーディオ部分もC/Pの高い部品を選定してます。
オペアンプまわりだけ抵抗をすべてニッコームに変更。出力カップリングCはいつもの東信UTSJ。指示通り2.2uFです。OPA2340ってどういうオペアンプなんだろう?良くも悪くも評判が分からない。後でこの前買ったNJM5532DDと入れ替えてみようかな。→OPA2340は単電源、NJM5532DDは正負電源なので簡単に差し替えてはいけません。
聴いてすぐ思ったのは「この前作った(USB DACの制作 -その3- – 徒労日記)PCM2702よりぜんぜん好み」。認めたくないけど自分的には事実です。2702にない音の広がりはあるし、チェロやピアノの中音域などの鳴り方も問題なしです。どちらかというとSE-90PCIに近いかも。ただし弦べ(コントラバス)の響きなどを聴くと、まだSE-90PCIの方が太く、しっかりと鳴ります。ジャズとかでわかるかも。
でもキットが2,625円に改造パーツが1,000円ちょっと。4000円でこの音なら十分オススメと言えます。鎌ベイとかの安いデジアンと組み合わせて「脱オンボード&PCスピーカー」に使うのがいいんじゃないでしょうか。
反面PCM2702はなんだろうなー。二つ(PCM2704,SE-90PCI)と比べてイマイチすぎる。価格で言えば単純に3倍近いのに。なにか組み立て&選択間違えただろうか。オペアンプまわりが怪しい気もするから今度見直してみよう。
2009/11/25 追記
割と使える事が分かったので、できあがったKitをケースに入れました。
タカチの50x90x20くらいのケースだったと思います(300円位)
ただしあまり余裕が無いので内部のボルト穴は全部切りました。どうやってフタしめようかな・・・