「なんかいい雰囲気」を求めていろいろな香りを買い集める

「なんかいい雰囲気」を求めていろいろな香りを買い集める

最初で最後になりそうですが、今回は「香り」のアイテムについて。

もともと香りには興味が無いまま大人になった自分でしたが、新婚旅行で行ったバリ島で急にスイッチが入りました。
あちらではいたる所でスティック状のお香(stick incense)が焚いてあり、リゾートムードというか、「いい雰囲気」に厚みを付けてくれているんですよね。

この「いい雰囲気」を自分の家にも作りたいと、お香を買い始めたのがはじまり。
色々ハズレも引きながら、いいのが集まってきたのでご紹介します。

お香

一番いろいろ試したのが火で焚く「お香」。
甘い香りもあったりしますが、燃やしているため基本的にスモーキーというか焦げたような匂いがするんですよね。
粗悪なお香だととにかくゴケ臭かったり・・・。

その「お香」の中で自分的ベストになったのが香老舗 松栄堂銘香 芳輪
松栄堂は薫香や香木など、日本の伝統ある香りを300年前から作ってる京都の由緒ある会社。

白い箱:芳輪 室町

白檀(サンダルウッド)に加え、炭火のような焦げた香りが強め。
このお香はザ・ウィンザーホテル洞爺の大浴場に至る石畳の通路に焚かれていました。

冬のヒヤッとした空間のせいか、冬の神社のような厳粛な和の空気が印象に残っています。

青い箱:芳輪 二条

日本人には馴染み深い、お線香の香りをもう少し華やかにしたもの。焦げ成分はほとんどなく、誰の好みにも合いそうな清潔な香り。
室町は二条の倍のお値段がするんですが、焦げ成分が強く人を選ぶ香りです。ただし炊いてる最中よりもあとの残り香に良さがあるという。面白いですね。

stick incenseはビレバンとかに輸入品が大量に売ってます。でもそういうものは大抵焦げ臭いというか雑味が強い。半開放型の建物や野外で焚くから効果重視なのかもしれません。

その点、松栄堂のお香はクリーンで万人にオススメできる香りです。

リードディフューザー

数年前から雑貨屋には必ず置いてる「木の棒を挿した瓶」です。
最初は○ランフランのを買ってみたりしましたが、「いかにも香水」みたいな匂いで家人に嫌われ、速攻トイレ行き。

しかし真にリラックスできる香りに出会いました。
それがStoneglowFig & Parsley Reed Diffuser

この香りを伝えるのは難しいのですが、簡単に書くと
「インテリア系のセレクトショップなどで香ってくるイイ感じの香り」
まさにソレ。

イチジクとパセリにブラックカラント、そして木の小枝のノートをミックス・・・と説明されてもピンとこないけど「上質、清々しさ、落ち着き」といった印象を受ける香りです。

お部屋をキレイに片付け、これを棚に置くだけで部屋のグレードが上がったと感じる。
そんな錯覚を与えてくれるちょっとお高めのフレグランスです。

アロマオイル

コレについてはまだ一品買ってみただけ・・・
我が家に軟石やかおるいえ(アロマストーン)があったので、何か買って垂らしてみる事にしました。でも「100%化学合成!」みたいなのは避けたい。

ということで情報が比較的オープンな無印良品のエッセンシャルオイルからイランイランにしました。

エッセンシャルオイル・イランイラン10ml 通販 | 無印良品


重厚感がありエキゾチックな甘さのあるフローラル系の香り。

さわやかさの対極、濃密な花の香りを楽しめます。心理的には緊張をほぐしてリラックスさせてくれる効果があるそうですよ。

この小さなアロマストーンに数滴垂らすだけでは、テーブルの上がわずかに香るかな?というくらいの広がりでした。加湿アロマディフューザーなどで熱して霧散させないとそれほどの芳香効果は無いようです。

空間を香らせるより、ちょっとしたスポット的変化をつけたいときに丁度よろしいかと。

良い香りは押し付けない

いろいろ試してみると、自分が好きな香りというのは

「空間にイメージを付け足す程度の香り」

だとわかりました。

「匂わせてやるぜうおぉぉ」みたいなのは大抵鼻が疲れて使わなくなります。
その程度も人によって違うからまた難しいのですが・・・。

それでも自分的ストライクの香りを見つけることができたら、毎日の空間がリラックスできる場所になること間違いナシ。
Stoneglowを部屋に置いた時本当にそう思いました。

周りの人との調和もとりつつ、良い香りを自室にぜひ。

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