最近興味が出てきた「自作キーボード」というフレーズと、Ergodox EZのイルミ対応キーキャップ交換のお話。
自作キーボードの沼
Ergodox EZで目覚める
少し前に買ったセミカスタムキーボード”Ergodox EZ”
フルカスタマイズキーボード”Ergodox EZ”開封と初歩のセットアップ | 徒労日記
最初はとっつきにくかったものの、KINESIS Advantageと一緒で馴染んでくれば快適そのもの。
私がKinesis Conterd Advantage Keyboardをオススメする3つの理由 | 徒労日記
Kailh Speed Copperも押した瞬間手応えと入力があって、ゲーム以外でもなかなか快適です。
同じタクタイルでも、CherryMX Brownの奥で反応するフィーリングとは対照的。
そうなるとキーボードのカスタマイズに目がいくようになりまして。
近頃はレイアウトxスイッチxファームウェアを自分で組み合わせる「自作キーボード」の記事を目にするようになりました。
- 自作キーボード入門法2019 開発者が教える「初めの一歩」 (1/2) – ITmedia NEWS
- 日本初の専門店「遊舎工房」に学ぶ、自作キーボードの豊かすぎる世界 | fabcross
- 理想の1台を目指し、開発に数十万円。「自作キーボード」沼にハマって人生が変わった話 | マネ会
ちょこっと読んだだけでもその終わりのなさに目が眩む思いですが、自分の一番作りたいのはDactylかなぁ。
GitHub – adereth/dactyl-keyboard: Parameterized ergonomic keyboard
でも落ち着いて考えるとレイアウトは結局KINESISと似ているのでは・・・ううむ。
遊舎工房に行ってきました
そんな折、11月の東京出張があったので、最近オープンしたという「遊舎工房」にいってきました。
秋葉原というより末広町、という静かなゾーンにあります。
店内には自作キーボードパーツ、キーキャップセット、自作キーボードキットが展示。コミケ以外で完成品を常時手に取れる貴重なスペースです。
中でもググッときたのがこれ。
🦇ふく🦇 (@yfuku_) さん制作のClaw44。
それに“3D” キーキャップセット:基本セット – DMM.make クリエイターズマーケットを装着したデモのようです。
欲しいなぁ。ざっと試算すると
- Claw44 自作キーボードキット ProMicroセット – yfuku – BOOTH ー 13,800円
- “3D” キーキャップセット:基本セット MJF PA12GB ブラック磨き ー 8,075円
- Claw44 の親指 ー 3,459円
- Cherry MX スイッチ(10個) | 遊舎工房 10個入り5セット ー 4,000円
- ケーブル少々
約3万円に少々と送料。Ergodox EZ買ったばかりなのにまた3万円のキーボード買うのははばかられるのでここはグッと堪えました。
HyperX Double Shot PBT Keycaps
その溜飲を下げるため、ではないけどARKで面白いものを見つけたので買ってきました。
HyperX製キーボードの交換用キーキャップです。
ただのキーキャップと違うのはライティング対応&半透明パーツで発光部が拡大する仕組み。
イルミ対応のキーキャップは必然的にダブルショット成形になるため貴重です。ましてや白なんて。
HyperXはCherryキーを採用しているため、Ergodoxでも差し替えて使えます。
PBTという(ABSに対して)上質な素材で、文字面はサラサラとしていい手触り。
こんな感じでフルキーボード分、108キー+α分が真空パックされて入っていました。
でもErgodoxが使えるのはアルファベットと一部記号キーのみ。結構なキーが余ります。
入れ替え途中の一枚。
Dより左が入れ替えたキー、F/GなどがErgodox標準のキートップ。標準は他のメーカーと同様、文字だけが半透明でライティングはキーの隙間から漏れるのみ。
また、ErgodoxはDSAというすべてのキーの高さが一定なキープロファイルで出荷されるのに対し、HyperXのはOEMプロファイルなので、軽く弓形に沿った打鍵面となります。キートップ文字面の角度が違うのがわかるでしょうか。
全面入れ替えたところ。
イルミがすごく派手になりました。パターン遷移が目立つようになって楽しい!
またOEMプロファイルのおかげで最上段の数字キーが若干押しやすくなったのもメリット。その代わり1番下の列は見た目がガタガタになりました。あまり実害は無いのだけど。
自作キーボードの構想はもうちょっと練りつつ、より格好良く光るようになったErgodox EZをもうしばらく使っていこうと思います。