スタイリッシュなのに高コスパな曲面ウルトラワイドモニタ HP 34f

スタイリッシュなのに高コスパな曲面ウルトラワイドモニタ HP 34f

先日、hpが個人ユース向けに発売する「34インチ ウルトラワイド液晶ディスプレイ」を使う機会を得ました。
個人的に34インチウルトラワイドは2台目。なかなか貴重な機会と思うので、比較しつつ製品をチェックしてみます。

HP 34f Curved Display

HP 34f カーブドディスプレイ 製品詳細 – モニター | 日本HP

自分で調べる限り、HP 34fは「もっとも高コスパなウルトラワイド」ディスプレイ(2020年4月時点)
ここで書くコスパとは「価格最優先」ではなく、「一定以上の品質(性能、保証、外観)が期待でき安値であること」を指しています。

特徴は

  • シルバーメタル基調のスタイリッシュなデザイン
  • 34インチUWQHD=3440×1440の21:9ウルトラワイド
  • 曲面IPSパネル
  • FreeSync対応

黒いプラスチックボディが多いディスプレイにあって、シルバーメタル基調のシンプルなデザインがデスクに映えます。

FreeSyncに対応し、個人向けゲーミング製品にグルーピングされています。
しかし垂直60Hzまで、応答時間は14msとおおよそゲーム向きとは言えません。

我が家で使っているゲーミング用のPredator X34 | acerは4ms(GTG)ですから、こちらのターゲットは大画面ワーキングディスプレイでしょう。

開封

巨大な箱に圧倒されます。梱包状態で約 950 x 168 x 480 mm / 約 9.8 kg。

手前に置いたのは30cm定規。
横にして側面から開封するので作業性は良好。巨大とはいえ、男性なら問題なく設置できるかと。
添付品はACアダプタ(ミッキー型プラグ)とHDMI、DisplayPort、USB3.0ケーブルが1本づつ。ペーパーマニュアルのみで媒体等は無し。

スタンドとネックはダイカスト製で丈夫な作り。
高さ調節はできず、VESAマウントにも非対応。上下への首振りが唯一の調節範囲となります。

本体裏のポート。
HDMI 2.0 x 2のため、HDMIケーブルでも60Hzの入力が可能。DisplayPort 1.2 × 1もあり。USB 3.0 Type A のダウンストリームが3つ。

OSDは日本語にも対応しています。
UIはシンプルで直感的。思ったとおりに階層を上下出来るメニュー構成で好感が持てました。二の次なのか意外と出来てないメーカーが多い。

色のプリセットに8種類ほどあり、流行りのブルーライトカットモードもあります。
半月ほどこれを選んで使ってみましたが、特に黄色く感じる事なく直ぐ慣れました。
もともとパネルが蛍光灯の様に明るいため、むしろ丁度良いくらい。

フレームは3辺狭額デザイン。
実際の表示領域はフレームで2mm、液晶パネル外周で8mmの合計10mm(表示領域: 799.8 mm × 334.8 mm)
13mmあったAcer X34よりフレームレスに近づいています。

良いところ

自宅で使用しているX34の曲面が1900R。
34fはそれよりもカーブが強く、さらに見やすいと感じました。曲面率の資料は無いものの、伏せて置くと結構曲がってる事がわかります。

といっても、曲面ディスプレイを使ったことが無い人がよく気にする「曲がって見えそう」という点は34fでも心配要りません。
没入感を高める、より良いカーブです。頭を動かさずに四隅を見ても、中央と画質の差を感じないくらい。

またスッキリとしたデザインも34fの特徴。
上部が黒、下がシルバーという配色はインテリア然としており、落ち着いた印象を受けます。
でも真ん中の大きなhpロゴは残念。画竜点睛を欠くとはまさにこれな・・・。

悪いところ

性能面では特に不満がありません。
ただ、高さが固定なのが残念ではあります。床からディスプレイ下部までは8cm、表示部下端までは10.5cm。自分はディスプレイは床に着いていて欲しい位なので、アームもつけられずにこの高さなのは少し首が辛い。
法人向けモデルのHP EliteDisplay E344cは調節可能なスタンドを採用しています。こういう所が値段差なのでしょう。

また、USBハブの機能はありますが、Webカメラもスピーカもありません。HDMIから音声を取り出すことはできないため、PCに直接スピーカーを接続する必要があります。

USB Type-C HDMI出力アダプタ

さて、このディスプレイを付けたくて以前UWQHD出力について色々調べました。

Intel HD グラフィックス 620が34型ウルトラワイドディスプレイに最大表示できない問題

しかし残念な事実が判明。
HDMIがVer1.4である限り、4K解像度ではリフレッシュレートが24Hz止まりになってしまうというものです。

諦めきれずに仕様書を探すと「USB3.1(Gen1)USB Type-Cにて最大3840×2160出力」の記載があるではありませんか。
本体のHDMIポートは諦め、USB-C接続したHDMI 2.0ポート付きハブからなら4K60Hzを出せるかもしれない。

そうして準備したのがコレ。

メーカー不詳の5in1 Type-Cハブ 変換アダプター。

HDMI 4K30Hz出力ができるUSB-Cハブは数々あれど、4K60Hz(HDMI2.0)を明言しているモデルはグッと減ります。

「高解像度4K 60Hz対応」:USB Type-C端子をHDMI端子に変換するアダプタは4Kモニターの基準値である60Hz出力に対応。
iMac Pro 2018この機種は4K 60HZに対応できます。他の機種は1080p&60HZと4K&30HZに対応できます。

何やらMacの事ばかりで不安でしたが、結果的にはUWQHDで60Hzが出力できました。

このHUBにUSB接続のグラフィックチップが載っているとは到底考えられません。
おそらくPC側でUSB 3.1 Type-CのAlternateModeに対応しているかが、出力の成否を握ってそう。なお今回利用したPCはThunderbolt 3対応は謳われていません。

※上記の製品は品切れ中。

代わりに使えそうな商品。

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