やっと待ち望んでいたものが届きました。
GPD WINがクラウドファンディング”Indiegogo“で出資者を募っていた「GPD Pocket: 7.0′ UMPC-Laptop ‘Ubuntu or WIN 10 OS’」です。
自分は募集を見てから2,3日考えていたため、出荷が大分後の方になり、今日やっと届きました。Engadgetなんかでは最速でアンボックスしてるので、すでに見た人も多いかもしれません。
とりあえず細かい使い心地とかはこれからにして、二番煎じの開封記事を載せておきます。
オーダーから到着まで
オーダーを入れたのが2017年2月16日。
Windows10モデルにUSB Type-CのHubをつけてUS $409。
初のファンディングに、ちゃんと届くのか不安な日々が続きます。
その間も2つのプロトタイプ(T1,T2)を含む開発情報が何度か送られてきました。
6月14日、ついに初回出荷開始。
出荷された人はTracking Numberが公開され、自分の分が出荷されたかすぐにわかります。自分の前には約1600人(台)の順番待ちが居ました。
そうして自分の分が出荷されたのは7月25日。
表示が「関西中継センター」から変わらないまま、空白の3日を経て我が家に届きました。
相変わらず佐川の追跡情報は事後処理。現場の人たちの苦労を軽減するなら、追跡のリアルタイム性を上げれば無駄足が減ると思うんですがどうですかね。
パッケージと外観
パッケージは磁石でパチっと蓋が閉まる凝った作り。
中は本体にACアダプタ、Type-Cケーブル、液晶保護シートと説明書。
ACアダプタは5V時3A、9V時2.67A、12V時2A流れる高出力タイプ。
ケーブルは両端Type-C。
重さは503g。今のiPadより少し重たいくらい。
持ち歩き用にアダプタとケーブルを含めると583g
iPhone 7 Plusとくらべてみました。
端で比べると目立ちませんが、GPD Pocketの中央部分は膨らんでいるため、iPhone Plusを二枚重ねにしたくらいの厚みを感じます。
ポート類は右側側面に集中。Type-Cコネクタは充電を兼ねており、USBポートとして使用中は充電はできないとアナウンスされています。MicroHDMIポートと一般サイズのUSB3.0コネクタを搭載。手前のスリットからは銅色のヒートシンクが見えます。
背面もこれといった造形なし。
ポリカボマックと同じく、ヒンジの裏に放熱スリットが隠れていました。
底面。技適がレーザープリントされています。
動作電圧は”5.0V 3A”と刻印あり。ケーブルを用意すれば一般的なUSBアダプタでも動きそうです。
画面を開きます
ワクワクしながらパカっと開いてみる。
おお。小さいけどちゃんとWindows PCしてる。
水色が特徴的なトラックポイント。
左右のクリックはストロークが大きく、補助的な操作感。
GPD Pocketの特徴的アングル。
本体サイズに似合わない立派なキーピッチのキーボード。
材質は一般的なプラスチックで、使っているうちに手の脂でテカテカになりそう。
キーレイアウト全景。
“<>?”の配置に苦労を感じます。ホームポジション、右手小指担当のキーがありません。
通電
いよいよ電源投入。
Windows10 Creators Updateで出荷されており、初期セットアップではCortanaがカタコトの日本語でガイドしてくれます。
一通りWindowsセットアップを終えた後の温度を測ってみました。
手前右側面の排気口の温度が高く、最高は39.1度。
バックアップしておく
いじり倒す前に、万が一に備えてバックアップ。
前に記事にしたMacrium SoftwareをMicroSDカードに焼き、Type-Cのカードリーダ経由でブートさせます。
フルバックアップでも容量は32GB MicroSDで十分。
- バックアップ容量:14.35GB(Windows初期セットアップ済み)
- パーティション数:4つ
- バックアップ時間:27分46秒(Verifyつき)
今後使ってみてのレビューなどを載せたいと思います。
さて、何して遊ぼうかな!